温泉ライブの成功とホテル側のコンセプト | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 今日は、朝早くに、お手伝いさんは多賀城に出発、私は、朝食前に製作した黒猫の発送作業をしました。全部準備が終わった所で、朝食は、昨日夜作った残り物のおじや、肉野菜炒め、味噌汁で済ませてから、今日の課題に取り組みました。
 今日はまず、区の郵便局に行って黒猫の発送をしました。郵便代引きに初めて取り組みました。大数量の注文には、エクスパックで発送しました。これを使うとエクスパックに入るだけ詰め込むことができ、とても安上がりだと思いました。頑丈なケースで重いものでも何でも入れることができます。エクスパックは、500円で送付することが出来ます。今回は黒猫10着以上の注文だったので、これを使いました。
発送作業を済ませて、次は軽トラックの給油に仙台港に向かいました。その後舟の見分に行きました。まだ河川敷では、大型重機が動いて清掃作業をしていました。少し修理を始めようと思ったのですが、重機が動いているので諦めました。その後、街道筋のドンキホーテに買い物に寄りましたが、ドンキホーテは、地震で建物が壊れ、店の前で商いをやっていましたが、必要なものはありませんでした。そのまま帰って、スタジオに寄り、今日のライブの荷物の積み出しに掛りました。結構な分量になりましたが、軽トラックに積んで家に戻る途中に、買い物をしました。野菜や牛乳を買って、家で冷蔵庫に収納してから、ヨーグルト作りに機械をセットし、今度は家で荷物の積み替えをしました。 
 ライブには乗用車で出かけます。軽トラックの荷物を積み替え、その他、家で準備した着替えその他を積み込んで出発の準備をしました。
 この準備作業は結構大変でした。忘れ物がないか何度もチェックをしました。
 準備が全て終わった所で、丁度昼になったので昼食を取りました。今日は、夜は豪華な食事なので、軽く済ませることにしました。おにぎり、昨夜の大根と玉ねぎのシーチキンサラダ、味噌汁で済ませました。
 天気は晴れて暖かです。絶好のドライブ日和となりました。
待っていてもお手伝いさんは帰って来ないので、13時10分に書置きをして、ライブに出発しました。
 蔵王の遠刈田温泉まで、西道路から生出(おいで)を抜けて286号線を西方に向かい、川崎町から遠刈田への山街道を通り、蔵王町へ抜けました。
 今日は15時から、蔵王のレッスン生の喫茶店での移動レッスンです。15時前に到着したら丁度大学のアコーディオン教室の生徒も子供さんと遊びに来ました。
 ホールの中で楽しい会話をして、美味しいコーヒーと特製ケーキをご馳走になりました。たくさんの年代物のオルガンが展示されてあります。豪華な雰囲気の喫茶店を経営しています。
 その後、レッスンに入りました。スケールの練習から楽曲の練習へ、再度裏技の確認や指導をして、約1時間のレッスンを終えました。
 レッスンが終わってから、私のライブ演奏の少しの音出しもしました。
 その後は、旦那様も加わって、皆で様々な情報交換と話合いをしました。あっという間に17時を回りました。親子のアコ教室のレッスン生は帰り、私もライブ会場の温泉に向かいました。
 17時半過ぎに到着、荷物を運び入れてから、早速リハーサルへ、会場のホールにはたくさんのお客さんがいましたが、構わないと言うのでリハーサルを、通して始めました。約40分程度のリハーサル、すっかり汗ばんでしまいました。
 風呂に入って汗を流してから、ヴァイキング夕食へ、ライブ前なので余り食べないことにしましたが、美味しい食事でした。牛肉のステーキが特に美味しかったです。
 また少しの音出しをしてから、部屋で急いで着替えをしました。
 今日は藤色のスーツにワイシャツで、演奏時は上着を脱ぎますが、春色のスーツに、春色の花柄のネクタイにしました。
 いよいよ本番です。結局製作してきたMDのオーケストラとのコラボで、全曲演奏することにしました。全てフルコーラスですが、繋ぎに時間がかからないので、結局は時間短縮になりました。
トークを繋ぎの僅かな時間にして、音楽を止めないようにしました。時々は会場からも出てもらい、マイク前で歌ってもらい、変化を付けながら全員で歌う場面も作りました。
 全曲があっという間に終了しました。歌集の冊子も配布しましたので、その中からも数曲全員で歌い、あたかも歌声喫茶のような雰囲気になりました。
 最後は、数人が前に出て、合唱形式で、全員で「花」を合唱して終わりました。伴奏はグランドピアノでしました。たくさんの方が来てくれて、前のライブよりも盛り上がった感じでした。
 みんなありがとうと言って帰っていきました。喫茶店のレッスン生も旦那さまと来てくれ応援してくれました。お見送りをしてから、全てのライブを終了しました。
終わってホッとしていたら、ホテルの担当者が話があると言ってきました。
若い女性の担当者でしたが、ホテルの支配人の代理のような感じでした。
 ライブの件で、今終わったばかりなのに、御苦労様もなしに、何か話があるようでした。単刀直入に、ライブ内容は、ホテルのコンセプトとは、若干違っている、昭和の歌、懐メロが多かったが、本ホテルの雰囲気とは違う、さらに、歌集の冊子を配布したものが、事前に提出されていなかった、ということで何か厳しい意見でした。
 ホテルのコンセプトとも違うので、今回で終了というような内容でした。前の時とほとんど同じ曲目だったのですが、どう感じたのでしょうか。会場の方々は中高年が多いので、懐メロを多く選曲して取り組みましたし、喜んでくれているように私には感じられました。
 何かホテルの支配人の意向に沿わなかったようです。担当者を通して、事務的な話をされたので、ライブが終わっていい気持ちの私も嫌な気分になってしましました。ホテル側も、礼儀知らずだとも感じました。でも何かの行き違いが感じられたのかも知れません。
 こんな嫌な気持ちで、ゆっくりホテルに泊まる気持ちにもなれず、荷物をまとめて帰ることにしました。
 時間は、21時を過ぎていましたが、荷物をまとめて、事務局に帰りますとだけ言って帰って来ました。事務局の方々も意思疎通している感じで、担当者の話が通じているような雰囲気でした。
やはりホテルにはホテルのコンセプトがあり、意にそぐわないものはダメなのかと思いました。ホテルのコンセプトは、「癒し」だとも話していました。懐メロや歌う会の雰囲気が、「癒し」とは相容れないと感じたのかも知れません。一部の方々だけが盛り上がる選曲だとも言われました。
 中高年向きの曲を選んだのが、ホテルのコンセプトに合わなかったのかも知れません。たわいもない小さな歌集なのですが、歌集の冊子を事前に提出しなかったことも理由かも知れません。その歌集は大学の避難所回りで使っていた歌集を頂いてきたものでした。
 でも私はこれでよかったと思いながら、満足した思いで帰ってきました。
 帰りは、お世話になった喫茶店経営のアコレッスン生に、電話で帰る胸を伝えました。
帰りは、道路が分からなかったので、遠刈田から国道4号線まで出てしまい、
 そこから仙台に向けて遠回りをして帰ってきましたが、夜間の道路なので、かえってその方がよかったとも思いました。
 1時間半近くかかってしまいましたが無事仙台に帰ってきました。道路の表示板も分からない感じで、あっという間に仙台に着いた感じで、危うく仙台を通り越してしまう所でした。
 大いに遠回りになってしまいましたが、幹線道路を帰ってきて良かったと思いました。 
 家に帰ったら、23時近くになっていました。お手伝いさんが起きてきました
ので、少し今日の話をしてから休むことができました。
 私は、最初は嫌な気分でしたが、家に着く頃は、かえってこれで良かったと思いました。自分なりには納得したライブだったからです。
 ホテル側には、ホテルの考えがあるので、仕方がないと思いました。それよりも今は、被災地での演奏活動をがんばらなければならないと思いました。
 ホテルでの「癒し」の演奏活動もいいけれど、今は避けて通れない東日本の震災問題があるのです。震災には目をそむける人もいるようですが、私は、むしろ震災地域に入って演奏活動をしていきたいと思うのです。
 カルチャセンターでの震災キャラバンで、求められる被災地での支援活動に取り組むべき時であると痛感しました。
 がんばって成功させたライブが、ホテル側の態度に接して、かえって新しい自分の方向を指し示してくれた感じがしました。
 明日からも新たな気持ちで、前に向かって進んでいきたいと思いました。