電話をしたら、ミシン家の主人が11時に帰ってくると言うので、それに合わせてみてもらうことにしました。朝の紐作りで、工業用ミシンが何度も糸が切れるので、どこか故障しているのではないかと思い、みてもらうことにしたのです。先日購入したラッパは調子はいいのだけれど、ミシンの糸が切れてははかどりません。専門家にみてもらったら、針の取り付け方が間違っていました。他も調整してもらいました。さらに工業用ミシンのボビンや糸などを購入して帰ってきました。ミシンは修理出来たので、そのままスタジオに向かいました。
スタジオでは、コンサートの準備を始めました。昼になったので昼食を作って食べてから、先日の息漏れがありそうなアコーディオンの修理に取り組みました。演奏はできるのだけれど、気になるので、再度分解してみましたら、やはり蛇腹の空気抜きのバルブが、少しだけズレて隙間がありました。なるほど原因が分かったので、バルブの薄い皮を取りだし、隙間がないように皮に糊をはって固定し、薄い皮を戻しました。隙間がなくなったようです。再度組み立てて固定したら、ほとんど空気はもれなくなったように感じました。修理完了して、やっとな納得できる楽器になりました。演奏してみて大丈夫であることがわかりました。
14時からヴォーカルのレッスンが入っていました。それまでは、今度のアコーディオン演奏会の演目を一通り弾いてみました。難しい演歌の曲もカラオケに合わせて弾けるようになりましたが、まだ十分だとは言えないような気がしました。大分練習して、こなれてはきたのですが、まだ考えてしまう部分があります。音楽では考えていては演奏は失敗します。考えなくてもスムーズにできなければダメです。その意味では完成していない気がします。
14時前にレッスン生が来ました。最初お話してから、レッスンに入りました。カラオケの上手な方ですが、これからステージに立つためには、耳覚えの真似ごと歌いではダメなことを話しました。楽譜から起こして、完全に習得してから、自分らしく崩して歌うことを通して、自分を表現できることを話しました。レッスンも楽譜からきちんと確認しながら進めましたが、大分きちんと歌えるようになり、さらにカラオケで歌い込みました。随分前とは違って、きちんと歌えるようになったような気がします。テンポ感やリズム感が出て来たような気がしました。最後に収録までして、さらに何度も聞きながら、コメントをしてあげました。音楽学習らしい歌の勉強をすることができました。喜んで帰っていきました。
2月の今後のレッスンを予約して、さらに大会に目指す歌を、次回から勉強していくことで確認しました。自分の表現を深めることができたら、さらに飛躍できると感じました。
レッスンが終わって、スタジオの整理をしてから家に戻りました。家では修理してきたミシンを使って、紐の製作に取り組みました。修理し調整してもらっただけあって、ミシンが調子よく動きます。紐は面白いようにできることが分かりました。加えて紐を製作する細長い布を、どうやってカットするかという問題は、次のようにして解決することができました。
スタジオに工作板がありましたので、スタジオでその板の上で、布地を折って4枚程度の厚さにして、それに定規を当て、カッターナイフで切り取るのです。工作板の上なので力を入れてカッターで切り取ると、見事な細長い布地を切ることができました。長さ2m位、幅4.5cmの布を簡単に切り取ることができたのです。工作板とカッターを家に持ってきましたので、それで紐用の布を切り取り、ミシンで紐を製作することができるようになりました。
細い布地にカットできれば、あとはラッパを通して縫うだけです。自動的に幅1.5cmの、内側に折り返されて紐ができるのです。こうやって何本もの紐を製作することができました。紐が自由に製作できるようになったので、そこまでにして、次の活動に進みました。
夕方になって寒いし、時間が押してきたので、プールに入る時間がないけれど、風呂だけ入りに行くことにしました。寒くて身体が冷えていたので、温かい風呂とサウナに入って帰ってきました。
気持ち良かったです。今日はまた嬉しいことがありました。また、演奏依頼がきました。2月17日に、市の中心部になる結婚式会場での、あるコンペの例会にまた呼ばれました。12月の時はピアノ演奏だけでしたが、今度はアコーディオンだけで演奏することにしました。演奏活動が増えてきましたが、一つ一つを成功させながら頑張っていきたいものです。