朝食が終わって早速、昨日、作成したスタジオの「経営文書」を仕上げました。家に原稿を持ち帰って、いろいろ気が付いた事を書き加えてきましたので、今日は全体が仕上がりました。その後は、年賀状書きです。毎日数通、追加が来るので、その都度出すことにしています。朝に郵便局で不足分を購入してきました。
年賀状を仕上げていたら、もう昼近くになっていました。でもまだ作業は続きます。次はスタジオ内のCD棚の整理をしました。今までカラオケのモニターテレビの後ろのラックにCDをまとめて収納していましたが、取り出しにくいので、クラシックとその他に分けて、全部別の取り出しやすい棚に整理しました。テレビの後ろに置いていた縦長のラックが空いたので、前面のピアノの脇に移動しました。モニターテレビを収納したらすっきりしました。
これからCDアルバムは全て、簡単に取り出しやすくなりました。何しろ膨大なCDの量ですから、整理が大変でしたが、この作業で新たに聴きたいCDも見つけることが出来ました。
この作業をしながら、今日はずっとクラシックの歌声を聴いていましたが、クラシックの歌声も本当に素晴らしいものだと感じました。今日はイタリア歌曲を聴きました。
前からイタリア歌曲は、ドイツリートと並んで好きなジャンルでした。CDの整理をしていて、世界三大テノール歌手のアルバムが出てきました。
まず、ドミンゴのアルバムを聴きました。何と言う素晴らしい感情表現のテノールでしょう。イタリアの明るく、陽気で直情的な表現を改めて感じさせられました。次に数年前に亡くなったパヴァロッティのアルバムです。声の響きといい、声量といい圧巻です。体型的にも髭もじゃの太目で、素晴らしい体型です。
最後は、ホセ・カレーラスのアルバムでした。これも申し分ない甘い歌声で、最高の演奏でした。ほとんど優劣つけ難く、どれも見事な演奏でした。イタリア歌曲は、その声の圧巻さ、響きの中に、私は凄くセクシーな情感を感じることが出来るのです。とても好きな音楽です。私はどの声も好きです。一人を選べない位です。どう考えてもやはり一人を選ぶことが出来ない程、三人三様の素晴らしさに溢れていました。
これからもイタリア歌曲は、聴いていきたいなと思いました。昔、レコード盤でジョセッペ・ディ・ステファーノの「カタリ」の歌声を聴いた頃から、イタリア歌曲に魅了されていましたが、今日は、それ以来の改めての鑑賞となりました。
今までゆったりと聴く環境になかったこともありました。音響が素晴らしくなって、改めて三人のアルバムを、初めて同時に聴くことができました。音楽鑑賞には、環境も重要な要素になることも改めて感じることができました。
長年CDアルバムを収集してきて、今では膨大な量に上っていますが、ほとんど鑑賞らしい鑑賞はしてこなかったことに気づきました。
今回、改めて響き渡る音響システムの中で、鑑賞活動を活発に進めていく必要があることも痛感した次第です。
CDの整理作業を始める前に、不動産物件を検索していたら、競売物件の中にいい物件があったので、兄の事務所に電話をして調べてもらっていました。作業が終わったころに、その結果を電話で聞いたのですが、結構いい物件であることが判明し、現地調査をして物件を見てくるようにアドバイスもらったので、昼食方々出かけました。物件は、スタジオから程遠くない場所にあり、とてもいい所にありました。家からも遠くなく、最高のロケーションのような気がしました。現場調査をしながら、物件を何枚も写真に収めてきました。その後買い物をしてから、年賀状を投函し、家で遅い昼食を取りました。
昼食の後、現地調査の結果を、兄の事務所に連絡したら、兄は不在でしたが、兄嫁がいましたので、経過を話したら、競売物件申請用紙が裁判所でもらえることを教えてもらったので、早速、仙台地方裁判所まで出かけて申請用紙をもらって来ました。帰りに兄の事務所に寄って、撮影した写真をパソコンに取り込み、事務員や兄嫁と結果を話し合ってから、再びスタジオに帰ってきました。
明日早めに、兄の事務所に行き、具体的に話し合って、申請のための手続きの書類の作成に入ろうかと思っています。
スタジオに戻ってから、次の課題に取り組みました。明後日は、市民センターの講師として、2時間の音楽講座を務めることになっています。その中で何曲か演奏があるので、リクエストがあった曲目を一通り練習することにしました。楽譜は前に揃えておきましたので楽でした。新年になってから、一度も演奏していないので、一通り演奏する必要がありました。その意味で、今日が、練習ですが、新年の「弾き初め」の日になりました。一通り練習して、何とか見通しが持てたので練習を終わりにしました。
その他、スタジオで雑用に取り組んでから18時半を大分過ぎてから、家に帰りました。温泉にでも行きたかったのですが、明日、兄の事務所に朝早く行く準備があるので、今日はパスしました。
家で日記をまとめてから、ゆっくり夕飯の支度をして、今日一日を振り返りたいと思います。
黒猫は、朝にNo6の部品作りを何着かしています。No7は、まだ構想の段階で、少しNo6を様々な生地で製作してみたいと思っています。大・中・小のパターンがありますが、どこを増やせばいいか考えています。決して生地の長さを大きくするのではないことが分かりました。新型黒猫No6は、これまでの黒猫製作の観念を根底から変える必要があることが分かりました。実際の竿や玉袋の立体感を、どうやったら平面の生地で作りだすことができるか、ということなのです。今まで全ての方々がやってきた、長方形の生地を縦に二つ折りして、下部を斜めに縫うというだけの考えでは、玉袋や竿の立体を、そのまま包むことが出来ないばかりでなく、量感も出すことができないことは、実際にやってみれば明らかです。その場合は六尺で包むように、長い布で「締める」感じで押さえるだけの事なのです。
しかし竿や玉袋を「締めて」押さえるのではなく、量感を出すためには、そのまま立体感や量感を出して包む必要があるのです。それはどうすればいいのか?それはリフトアップ効果を付けることから出発し、進化させながら、そのまま量感を出す縫い方を考える必要があったのです。そのためには、もっと幅の広い生地が必要なのです。
私は新型黒猫No6製作のためには、少なくとも横幅25センチ以上が必要だと考えています。逆に縦は前布上部から約10センチあたりから、深く玉袋の稜線に沿って、約10センチ位深く楕円形に縫い下げる必要があるのです。こうすることによって、玉袋をそのまま包む、丸い球の底のような形が出来上がるのです。前布は、落ちないようにつるす紐のような役割になり、竿を包む程度の大きさで十分になるのです。
だから前布は、究極の黒猫では、双曲線の形のような細い紐状になるのです。No6黒猫では、前布は、包むのではなく、竿と玉袋をつるす紐の役割になるのです。
考え方が、これまでの黒猫とは全く違うことがわかります。立体的な布で、玉袋と竿を包み、紐状の前布で下がらないように吊り上げるというのが、相応しい適当な表現かも知れません。これが新型黒猫No6究極のストリングス風の考え方であり、これまでの黒猫製作の視点からのコペルニクス的転回の視点なのです。
No7の段階では、恐らく前布は、布ではなく紐になるかも知れません。ストリングスは、目標は、究極のエロさなので、進化すればする程、そうなるような気がしています。
恐らくマニアックな方はいるはずです。日本の黒猫で、それができたら最高だと考えています。私もわくわくしますが、それを画像に撮影して見て頂く快感も堪りません。そんなことを考えながら、日々黒猫の製作を頑張っている私です。
近いうちにHPを刷新して、公開する予定ですので、期待して待っていて下さい。
今日も様々な出来事がありました。「一日を怠らず」の精神で、日々感動の中で生きていきたいものです。