スタジオ改装、最終作業、完成1日前 | アカデミー主宰のブログ

アカデミー主宰のブログ

仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

イメージ 1

イメージ 2

 今日は勤労感謝の日でしたが、朝から何時ものように黒猫製作から始まりました。今日は注文製作ではなく、自分で気に入った生地で作りました。赤紫の模様の入った絞りのような正絹の生地を取り上げました。最近手に入って気に行っていたのです。5着分しか生地が取れなかったのです。まだ完成してはいません。
 黒猫を製作する場合、まず紐を作ります。長い紐を何本も作ることが大切です。胴周りプラスαで採寸します。その後は前布の製作です。私の場合、製作経験を重ねた結果のノウハウがあります。立体感や量感を出すポイントがあります。とても量感が出せるように縫えた時は嬉しいです。紐の製作にはロックミシンを使いますが、丈夫にするためにコンピュータミシンで縁に沿って二度縫いすることにしています。それが出来たら、大体OKです。次に前布に紐を縫い合わせます。右利きの場合は、右前満で結ぶように、左側の紐を長くします。問題は下紐の長さですが、これも経験的にノウハウがあります。
いろいろ試してみて、私の場合、ウェスト96、体重90で、下紐は29センチです。32センチ取ったこともありましたが、段々きつく締めるようになり、今ではジャスト29センチがベストです。大体同じような体型の方は29センチで作るようになりました。前は30センチとっていたこともありましたが、少し緩い感じがしたのです。30センチでも十分なのですが、今ではきちっと粋に締めるようになり29センチにしています。
 右横前満で結ぶ右側の紐は、約15センチ程度で十分です。長すぎると格好良くないです。出来るだけ短くすることが粋ですが、いろいろな好みの方がいますので、無難に15センチ程度です。バランス良く完成できると嬉しいです。
 今回5着製作終了したら、画像をアップして、欲しい方に限定5着ですが分けてあげたいと思います。お正月の華やかな季節に似合うような気がしています。
 黒猫の製作も結構集中してしまいますが、9時半過ぎまでかかって、あわてて朝食を取りました。急いでスタジオに着いたら10時を過ぎていました。
 今日は、スタジオ改装作業の最終段階です。カーテンレールを昨日購入して取り付けましたので、今日はカーテンの取り付けから始めました。
 カーテンの金具がなくて家中を探し回っていたのですが、ラッキーなことに最後の最後にやっと見つけることが出来たのです。家中を何日も前から探し回っていたのですが、今日探してもダメなら、ホームセンターで買おうと思っていました。大したお金ではないのですが、金具の個数が多いのです。カーテンから外した記憶があったので、本当に探し回りました。どうしても見つからないので、仏壇にお参りしてから、何とか見つかりますようにとお願いしていました。その後にふと書棚の最上部に箱があったので、イスに上がって見てみたら、その中にたくさんのカーテンの金具が入っていたのです。本当に嘘のような本当の話です。仏壇の母親と会話をしてお願いをしたら、出て来たのです。母親が導いてくれた気がしました。本当に嬉しかったです。
 だからホームセンターに行かないで、時短して取り組みました。スタジオで昨日見つけたカーテンに金具を取り付けて、あっという間に3枚のカーテンを取りつけました。
 本当は、セレブ仕様の緞帳のような生地にしようと思いましたが、見積もりで、余りに高価過ぎました。書棚の施工含めて40万円を超えていました。
 書棚施工もステージ緞帳もやめにして、家で見つけた立派なカーテンを使うことにしました。3枚のカーテンの設置の後は、カーテンが明るい色なので、ステージの背面には、家で見つけたベルベットのようなエンジの大きな布を設置しました。少しはゴージャスに見えるような気がしました。
 カーテンの次は、書棚です。施工してもらうより、買った方が安く早いと思い、前に書棚を買った利府町のショップまで車を飛ばしました。昼食も食べず約40分かけて、利府のリサイクルショップを訪ねてみましたが、結局合った書棚を見つけることができませんでした。仕方なく仙台港近くのホームセンターに向かい、じゃ自分で日曜大工で製作しようと思いました。途中お腹が空いたので、多賀城の飯屋に寄って、遅い昼食を取ってから、仙台港近くのカインズホームに寄りました。木材を探して、頭の中で設計してみましたが、やっぱり高くなるし、適当な建材が無かったので、諦めてスタジオ近くにあるリサイクルショップまで戻ってきました。
 やっぱり見つけることが出来れば、買った方が早いと思いました。そのリサイクルショップには、高価なものはありませんでしたが、何とか置けそうな書棚が2つあったので、それで間に合わせることにしました。縦・横・高さ・厚さが合わないとダメなのですが、何とかサイズが合ったので、それに決めました。
 明日届けてくれることになりましたので、明日の午前中に設置して、書棚への整理が終了すれば、これで全ての改装作業を終えることになります。
 その後スタジオに戻って、残った作業や片付け、ステージの上部の布の設置などを終えてから、家に戻ってきました。
 今日は勤労感謝の日でしたが、結局、時間と競争しながら、様々な作業をこなしました。いよいよ明日は、2基の書棚が搬入され、その中に音響関係のディスク類を全て収納出来れば、スタジオ改装作業が終了することになります。
 やっとあまりお金をかけないで、しかもプロのコーディネーター仕様で、スタジオを改装することができます。
 今までとは全く違った雰囲気になることは間違いないです。素敵なスタジオにたくさんの音楽好きが集まれるように、これからもがんばっていきたいと思います。
 何となく明日の完成が待たれます。苦しかったけれど、全てが報われるような気がします。やれることを全てやり切るという充実感こそが、生きる支えなのかも知れません。
 今までスタジオ改装以外に関心がなく、全ての時間を改装作業に費やしてきたけれど、明日からは、改装作業を終えて、新たな地平に立つことができると思うと、今迄の苦労が幸せに変わるような気がするのです。
 また新しい自分に到達することができる嬉しさを、明日からの生きる糧にしていきたいと思うのです。