氷河期の時代・・音楽活動家は、生きることが拒否される大変な時代 | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
HPには更新が面倒で記載できない、日々の出来事情報を織り込みます。ご期待下さい。
ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 今日の活動は、朝に郵便局に現金書留を受け取りから始まりました。依頼された黒猫の代金受け取りが現金書留だったのです。不在なので持ち帰り、翌日私は郵便局まで受け取りに行くことになりました。現金書留は、2000円の送金で書留料金が510円です。高くないでしょうか?今の時代はネット決済か、郵貯への振り込みがベストです。現金書留では、遅いし手数料が高い、それにわざわざ受け取りに行く手間、そんなことをしている暇はないです。便利な手立てを使うべきでしょう。ネット決済が嫌なら、郵貯に口座を作れば、送金手数料が0円です。私は郵貯が一番安いし使いやすいと思っています。ネット決済も安いですが、料金はかかります。ネット取引では、郵貯が一番安いというか、送金手数料が0円であることをもっとたくさんの方々に知ってほしいと思いました。
 郵便局の受け取りが終わって、黒猫発送のためコンビニへ、今はコンビニのメール便が一番早く安いです。私はいつもこれを使っています。郵便局の定形外やXパックなどは高いです。いろいろ使ってみて一番いいものに、いろいろ試してみることだと思いました。

 黒猫発送して、スタジオに行き、簡単にハムサラダトーストとコーヒー食事をとってから、今日の仕事に入りました。土曜日の「歌謡サロン」の組織活動のために電話をかけましたが、なかなか広がる感じではありませんでした。皆さん他の予定があり、参加できない人が多いようでした。
果たして土曜日は何人来てくれるか、見通しが持てない状況なので、小さなチラシを作成することにし、早速パソコンで作りました。コピー機で縮小をかけ、A4の半分のチラシにして、数十枚作成しました。今日スイミングに行った時に、出会った人に差し上げて呼びかけようと思いました。
 たちまち正午を過ぎていました。昼食は、昨日のレセプションで、番組の相棒の方に頂いた、外国のカレーとパンを食べました。ネパールのカレーと言っていましたが、相棒の方が、国際交流活動でネパールの人から学んだカレーを作ってきてくれたのです。実際にはナンで食べるそうですが、日本の食パンでも美味しいとのことで、パンと一緒にレセプションに持ってきてくれ頂いたものでした。日本のカレーとは全く違い、硬めのルーがパックの中に入っていましたが、パンにくるんで食べるそうです。カレーには、カシュナッツ、アーモンド、その他のものが様々入っていて、日本のカレーより辛い感じでしたが、歯ごたえがありパンに包んで食べるととても美味しく感じました。日本のカレーのイメージでは全くないのが不思議でした。
 それを食べてからまた作業に入りました。昨日整理したDVDの世界遺産を見ていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。家に戻って、また整理のための荷物を積んでいました。今度の整理するものは、映画のDVDシリーズ、DTMのシリーズが家にあったので、全部箱に入れてトラックに積み込みました。
家でテレビを見たら、仙台が舞台となる面白いサスペンス番組が流れていたので、見ていたらとうとう最後まで見てしまいました。約1時間、久しぶりにテレビを見て癒された感じがしました。
 あわてて積み込んだ荷物をスタジオに運んで収納、整理をしてから、スイミングに向かいました。17時過ぎていましたが、もう夕方で暗くなっていました。
 スイミングは、30分程水中ウォーキングや泳いでから、サウナ、風呂に入って約1時間過ごしてから家に戻りました。出会った人数人にチラシを渡して呼びかけてきました。

 今の時代は、本当に大変な時代になってきました。少しの金を稼ぐことも難しい時代です。今度、ある歌声喫茶に招待されてピアノ、アコーディオンの演奏、伴奏など、約2時間のステージの依頼があるのですが、ギャラが値切られる時代になりました。
 主催が町内会なので、あまりお金が無いので、安くしてくださいと言うものです。私の場合、うたごえ喫茶や講座での指導では、約1時間~1時間半でいくらと、大体決まった額で受けてきたのですが、主催の町内会の財政が厳しいので、その額をもっと安くしてという話なのです。そのような時代になりました。音楽活動で、今まで決められた額のギャラを値切られる時代になってきたのです。
 大変な時代です。断るわけにもいかないので、それで受けることにしましたが、音楽活動で生きることが、至難の技の時代になってきたように感じました。
 私は今の時代で、今までできなかった人たちのためにも、音楽活動を生業にすることを、何としても可能にしていかなければならないと考えているのです。音楽活動家は、霞を食っては生きていけないのです。

 ボランティアでの音楽活動が、社会に蔓延し、タダでやってもらって当然という風潮があることも事実です。音楽活動は、ほんの趣味程度という方は、そういう音楽の在り方でいいのでしょうが、音楽活動に生活をかけ、生きる糧にしている人には、そんな社会的風潮や経済状況は、生きることが拒否されているように感じてしまうのです。
 世の中はそれほど厳しく切ない時代になってきたように思うのです。
 でも私は、今の時代の中で、音楽活動家の生きる市民権を取り戻すために、何としてもタダでやってもらって当然という、今の状況を変革するために力の限りがんばっていきたいと思っているのです。
一方には、劇団四季のミュージカルが1万円近くのチケット代にもかかわらず、満席でロングランを続けている現実と、庶民の中での音楽活動、歌声喫茶のささやかなギャラが、劇団四季の1枚のチケット代程度の額が、主宰者の財政難で値切られる時代の現実が、まさに同じ瞬間に同居している時代なのです。
社会には、ボランティアという名の音楽活動が氾濫し、ただで適当な音楽に浴する風潮が蔓延している時代なのです。庶民の中で音楽活動を実践し、生の音楽を人々に届けていくことが、いかに難しい時代に入っているかということなのです。
 このような現実にも、今の時代の文化的な貧困さが表れているのではないかと思うのです。まさに時代は、政治、経済、社会の各分野で、アジアの中で日本だけが氷河期に入っているのです。今の混迷する政治経済状況を脱却し、成長するアジアの各国と肩を並べる国へと主導して欲しいものです。
 こんな貧困な現実は、日本国民全てもうたくさんなのです。だからこそ日本の新しい未来のために何とか皆で手を繋ぎ闘っていきたいと思うのです。