「歌謡サロン」ステージ、音響完成・・でもまだ課題が、そして突然若者が。 | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
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ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 今日は、昨日に引き続き、「歌謡サロン」のためのステージを仕上げました。
 昨日運び込んだ布類を使って大体全部作り上げました。両サイドの緞帳袖幕も長い布地を使って何枚か吊り下げました。ステージは、新たに緑のマットを6枚敷きステージらしくしました。背面の幕も、淡い感じの大きな布地を使ってホリゾントの幕にしました。大体学芸会のようなステージに仕上がりましたが、最後は照明です。両サイドからボーダーとしてのライトを3個づつで照らし、前面にのフットライトは、下部から照らし出すようにしました。これで全体を暗くしても舞台を照らし出すことができるようになりました。
 ステージの幕の作業中に、パソコンインストが来て、先日の課題になっていた、アンプの取り換えを行いました。アンプは私の家でやっとのことで見つけることができました。数十年前に購入した思い出のアンプでしたが、全部の線を繋ぎ直して、オートチェンジャーでキーコントロール付きで完璧に流れるようにしてもらいました。完全に終了した所で、私が歌ってテストをしたら、全ていいのだけれど、歌い手に返しの音量が無いことに気付いたのです。幸いアンプにはA、Bの二つの回路があるので、もう一つの返しの数ピーカーを付けることにしました。今使っているBOSEのスピーカーのようなものが、家の倉庫にもう一対あったのを思い出したので、今度はそのスピーカーをもってきて取りつけることにしました。何はともあれ、今日の段階で、大体全て完成したことになり、客席に椅子を並べてみた所、30脚以上並べることができることが分かりました。30人規模の限定歌謡発表会ができる見通しができたのです。
 その他に、私は、DVDソフトの整理にも取り組み、全てのDVDソフトを整理して収納し、映画や世界遺産などのソフトを自由に見ることができるようにしました。これで今日の作業は、全て終了しました。
 パソコンインストと、昼食を取りながら、歌謡サロンや歌謡発表会の持ち方、これからのやり方等について、詳しくイメージを出し合い広げることができました。
 これからは、このステージを使った様々な取り組みを、具体的に企画し、たくさんの人々が気軽に利用し、楽しめるサロンを目指していきたいと思いました。歌謡サロンは、飲み物、食べ物持ち込み自由で、1ドリンクサービスでしたが、これからは企画によっては、コーヒーとケーキ付で生伴奏でシャンソンを歌う企画なども、要求に応じて具体化していきたいと思いました。
 宣伝方法も、インターネットばかりでなく、身近な情報誌に投稿したり、企画ごとにチラシを作成したりして、先に先に企画していくことが大切であることも確認し合いました。
 企画や計画においては、まだまだ先取りしたものができなかったようでしたが、もっと具体的に先に先に行動していくことが求められていることが分かりました。
 今週の土曜は、いも煮会への演奏出張なので、スタジオのイベントはありませんが、土日の企画をもっと考慮しながら、効果的な活動を展開していかなければならないと思いました。
 午後3時を過ぎて、パソコンインストと分かれて家に戻りましたが、早速倉庫からスピーカーを探し出しました。また、新しいテーブルクロスは、白地以外の模様地が必要になり、家のロックミシンで何枚かのテーブルクロスを作りました。ロックミシンは今では完全に使いこなすことが出来るので、思うようなテーブルクロスが出来上がりました。
 場や気分に応じたテーブルクロスで、歌謡サロンの雰囲気を作ってみたいものです。
 今日も様々なスタジオの仕事に熱中しましたが、少しずつ企画が具体化していくのが嬉しいです。時間が経つのが忘れる位で、熱中しながらもイメージが次々と湧きあがってきます。
 いろいろ試してみて、いい方向を探っていきたいと思っています。

 今日は、スタジオで一日を過ごしましたが、午後遅くなって、遠くから遊びに来た若者がいました。電車に乗って仙台まで来たので、仙台駅に迎えにいって、家に連れてきました。
 あまり時間が無いと言うので、温かい風呂に入って、それから少し遊びました。前にも遊んだことがあるのですが、急にメールが入って、仙台に来ると言うので会うことになったのです。何カ月も会っていないのに、違和感が全くないものですね。すっかり気持ちが打ち解けて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 その若者は、高専の5年生で、現在20歳ということでしたが、不思議なことに、私とは全く違和感がない感じでした。私は、すでに40歳以上も年齢差があるのに、私も全く違和感がないのです。こんな自分なのに、20歳の若者の情感に浸ることができるから不思議です。自分が20歳の頃に戻ったような気分で、会話することが出来るのです。懐かしいと言うか、みずみずしいというか、そんな情感に浸ることができて、久々に幸せに思いました。 
 有難くて感謝の気持ちでいっぱいになりました。時間が無いので、約1時間程度しか滞在しなかったけれど、また来ると言って、仙台駅まで送っていきました。
 一生懸命勉強しながらも、会いたくてやってきた若者の気持ちを、これからもしっかりと受け止めてあげたいものだと思いました。久しぶりの幸せ芝居の一幕でした。
 若者は、みずみずしい香りと若さのしずくをほとばしりながら、闇の帳に消えていきました。見送った私の心は、どこか満たされていたのでした。若者よ、会えてうれしかったよ。「あ・り・が・と・う!」