今日は、3人のグループ指導で2時間余り、気持ち良く楽しく指導することができました。やっぱり音楽は、私には全てなのかも知れません。生きる希望も意欲も、全て音楽から感じるからでしょうか。
今日は、発声を30分以上十分に指導した後は、ヴォイトレで出るようになった声を使って曲を練習しました。今日のレッスン曲は「川の流れのように」と「ろくでなし」でした。楽譜は、この他「愛の讃歌」「恋心」「枯葉」のシャンソンの曲を渡しておきました。シャンソンを学びたいという希望があったからです。
ヴォイトレでは、マイクを使ったヴォーカルの声で歌うために、発声指導に念をいれました。合唱の声のように響鳴だけを追うのではなしに、「表の声」で腹筋を使って、声を前に出す練習を主にしました。高音域に入っても、ファルセットを使わず、なるべく「表の声」(地声ではない主に胸声を響かせる)で歌うように指導しましたが、これがなかなか難しい課題でした。
どうしても高音域になると「裏声」のような発声になってしまうからです。「裏声」は響きはあるけれど迫力に欠けるのです。「川の流れの」サビの部分は、まさに「表の声」で歌うことが必要だからです。美空ひばりは、この「表の声」と「裏声」のファルセットを、完璧なまでに使いこなしています。なかなかヴォイトレの課題は多く、定着までには道が遠い感じがしましたが、3人ともソロで何とか歌うことが出来るようになりました。
「ろくでなし」は、シャンソンの有名な曲で、越路吹雪が歌っていましたが、このリズムに乗って、気張らないで歌うことなのですが、なかなかこのリズム感を出すことは難しいようです。この明るい速いテンポのリズムに乗って、気張らないで、歌えるようになるには、様々な課題があるように思いました。リズムに乗るということは、どんなことなのか、この曲の練習で少しはつかめたでしょうか?果たして生徒の皆さんはどうだったでしょうか?ソロで何回か練習し、歌えるようにはなりましたが。
「愛の讃歌」以降は、次回以降の課題として、サンプルを聴くだけにとどめました。
あっという間の2時間でしたが、最後は一人ひとりの持ち歌を熱唱していただき、今日の練習を終えました。楽しいひと時で、私も楽しんだ感じでした。
生徒が帰ったカルチャーの部屋で、自分も2曲ほどカラオケを練習してから帰りましたが、やはり自分の歌を日常的に歌って行くことは、指導することとは別に必要だと痛感しました。
私の今日の課題曲は「人恋酒場」「井の頭線」でした。気持ち良く声を出すことができましたが、まだまだ歌い込みが足りないと感じました。
カルチャーセンターを終わって、急いで飯屋で昼食をとり、1時前にFM局のスタジオに入りました。今日は「トーク番組」の打ち合わせがあるからです。
先日のFM局での出演の後、ひょんなことからAさんの番組に私も出演することになり、私をBとすれば、「A・Bワールド」という「トーク番組」を、10月から来年の3月まで、2週間おきの定期の番組に出演することになったのです。時間も18時から30分です。
Aさんは、出演する際に、私を名指しで引っ張り出してくれ、Aさん一人ではなく、私との対談形式による「トーク番組」にしたいということで、私が呼ばれることになったのです。
Aさんとは、昔の仕事で一緒に関わり、様々な思い出のある方だったので、快く引き受けることになりました。今日は、その第1回目の打ち合わせで、基本的な事を話し合いました。約1時間の打ち合わせでしたが、収録は、早速6日から入ることになり、6日(水)の15時50分にスタジオに入ることになりました。
まさか6カ月に渡る番組だとは知らず、引き受けてしまいましたが、果たしてこれからどうなることでしょう。時々、数回分をまとめて収録しながら進むことになるでしょうが、これも自分の音楽活動の一つとして位置づけ、宣伝広報活動として取り組んで行きたいと思っています。
打ち合わせが終わって、接骨院に治療に行ってきました。大分良くなってきましたが、もう数日コルセットはしているようにと言われ、超音波や赤外線の治療を受けてきました。
やっとスタジオに戻ったのが16時近くでしょうか。サービスセンターの方が来て、故障尾したオーブンレンジを見てくれましたが、修理するよりも買った方が安いということになり修理は取りやめました。でも出張料や点検費用は、ちゃんと取られるものなのですね。大変な散財になってしましました。
今日は、散髪に行きたくなりました。髪が少しでも伸びると、凄く野暮ったくなるのが嫌だからです。スーパー銭湯にある行きつけの床屋に予約を取り、車を飛ばして散髪したら何と気持ち良いことでしょう。さらにスーパー銭湯に入って気持ち良くなって帰ってきました。
今日も一日、様々な出来事がありました。体も少しずつ治癒してきています。早く完全に治して、また音楽生活ばかりでなく、秋景色の中での生活を楽しみたいものです。