真夏の漁港に大輪の花・・遠景の閖上(ゆりあげ)花火の見物 | アカデミー主宰のブログ

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仙台ミュージカルアカデミーの旬な日常情報をお届けします。
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ライブ動画も掲載しました。検索は、ユーチューブで「仙台ミュージカルアカデミーライブ&発表会、花は咲く 荒浜」です。

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 昨夜は、仙台七夕の雑踏から逃れ、近郊の花火大会に出かけてみました。仙台の南東部、名取川の河口に開けた閖上の浜で、毎年開催される「名取市夏祭り花火大会」です。
 海辺の浜で打ち上げられる花火大会は、年々人気が上昇し、大勢の人が詰め掛けるようになりました。
私は毎週日曜日、この閖上の浜で開催されている朝市に出かけて、ライブを行っていることもあり、そこで知り合ったおじさんからの誘いもありましたので、出かけてみることにしました。
 車で出かけて交通渋滞に巻き込まれる恐れがあり、バイクで出かけることにしました。案の定、閖上に入ってからは車の列が続き、バイク以外では入っていけない状況でした。
 午後6時過ぎに出発しましたが、やはり遅かったです。物凄い人出で、車も駐車場に入れないような状況になっていました。
 さらに花火が打ち上げられる海岸まで行くには、海岸と並行に築かれた貞山堀を渡らなければならないのです。
 しかし、午後6時では完全に通行が遮断されていました。車もバイクも立ち入り禁止になっているのです。警察官がここでも幅を利かせて、警戒をしていました。
 貞山堀からは歩いて行くしかないのだけれど、バイクを停める場所の確保もできない状況で、丁度ガソリンタンクの量に不安もあったので、ガソリンスタンドを探してみることにしました。
 貞山堀を渡れないので、堀に沿ってどんどん行ったら、閖上の街を離れてしまいました。どこまで行ってもガソリンスタンドが見つからず、とうとう隣町、仙台空港モノレール線の駅「美田園」(みたぞの)辺りまで来て、よくやく見つけることができました。
 この一帯は、仙台空港モノレール線の開通とともに、開発された新興商業地域で、大きなショッピングモールやマーケットが次々に作られていました。
 閖上方面に戻ろうとしましたが、道路は車で一杯で、たくさん人々が道路に車を停めて打ち上がる花火を見ていました。どんどん海岸の方面に、車を追い抜きながら入って行ったら、何と閖上の花火の離れた場所からのベストスポットが至る所にあったのです。
 人々は思い思いに車を停めて、打ち上がる花火を見物していたのでした。
閖上の浜にはビルがなく、遮るものがないので、遠くからでもはっきりと花火の大輪を見ることができるのです。
 閖上の街には、すでに交通規制が敷かれ、入っていくことはできなくなっていたので、私は様々な離れた場所から眺めることにしました。
 いろいろな場所に移動しながら、バイクを停めて撮影していましたが、遠くからの花火も、なかなか趣があっていいものだと思いました。
 午後9時近くに終了することになっていましたが、帰る途中に、名取川の大橋から見た花火は、川面に見事な大輪の花火を映しながら、夜空に次々に打ち上げられていたのがとても印象的でした。
 結局、閖上の街の中には入れず、周辺のスポットからの花火見物になってしまいましたが、また一つの体験として学ぶことができました。
 閖上の浜辺に入って、頭上に打ち上がる花火を、目の前で観るためには、交通規制の時間帯の前に入らなければならないこと、車よりバイクが花火見物がいいことなどを知ることができました。
 名取の閖上の花火大会が、これほど人が訪れ混雑するとは思いもよらなかったものだから、いい経験になったような気がします。
 これからも開催される様々な花火見物も、もっと情報を集めて、早い時間からの行動が絶対に必要であることがわかりました。
 夏祭りの季節、本当にどこに行っても混雑がつきものですが、上手に行動して、いい体験や思い出を作るような対応を心がけていきたいものです。
 真夏の花火大会、迫力ある花火を見る前に、その準備段階から越えなければならない様々なハードルがあることを知りました。これからの行動指針として肝に銘じていかなければならないと痛感いたしました。