仙台の中心部にある名門の私立女子高校の数学教師(56歳)が、入院していた病院から退院した日に殺害されたのです。
この入院も不可解なもので、頭を殴られ入院していたのですが、本人は誰に殴られたのか覚えていなかったと言うのです。さらに治って退院したその日に自宅前で殺害されてしまったのです。
新聞には、その後何も報道が無かったものだから、世間では様々な憶測がなされていました。逮捕された男は、34歳と27歳の男でした。いったい何があったのでしょう。
この私立高校は、仙台の中心部にあって、今でもセーラー服の制服で有名な学校で、生徒のレベルや評判もよかったのです。生徒は様々な全国規模の大会にも出場し、成果を上げている学校でした。特に昔から音楽科のある高校として有名で、音楽ホール「シュトラウスホール」を完備し、音楽教育のレベルも高い学校でした。
その有名な私立高校の数学教師には、なかなかなれるものではありません。仙台市泉区にある閑静な住宅街に、この教師の自宅がありました。そこで殺害されたのです。立派な住宅街に住む教師は、この私立女子高に長年勤務してきたわけで、恐らく有能な教師だったのでしょう。
それが何故殺害されてしまったのでしょうか?金銭目当て、強盗、怨恨などいろいろ考えられますが、どうも金銭目当てではないようです。家が荒らされたわけでもなく、盗られたものもなかったのです。病院から退院して家に戻った所を、いきなり撲殺されたのです。相手をよく知る計画的な犯行のようです。金銭トラブルがあったのでしょうか?私はどうも「恨み」なのではないかと思うのです。
逮捕された容疑者の年齢が34歳と27歳なのが何となく解せないのですが、もしかしたら依頼殺人なのかも知れません。学校の生徒とのトラブルからその親からの依頼を受けた依頼殺人かも知れません。
また、直接容疑者とのトラブルからの殺人かも知れません。私は、教師を知る知人の怨恨の可能性が高いような気がします。
何かのトラブルがあったのでしょう。生徒や女が関係するトラブルだったのかも知れません。果たしてどのように展開するか、謎は深まるばかりです。
私の住んでいる近場での不可解な殺人事件、いったい何があったのでしょうか?今まで数カ月、沈黙を守り続けたマスコミは、これから一体何を明らかにするのでしょうか?
教師が勤務していた高校の生徒は絡んでいないのでしょうか?その父母とのトラブルはなかったのでしょうか?殺人事件となると、相当に深い怨恨があるものです。わずかな金銭トラブル程度ではないような気がするのです。
今日は新聞休刊日、果たして新しいニュースはどのように展開していくのでしょうか?
どこまでも不可解な高校教師殺人事件、仙台も殺人時間の横行する街になってしまいました。また他にも先日、国分町界隈でも殴られて意識不明の重傷を負うという重大事件も発生しました。物騒な世の中になってきたものです。全国どこも同じなのです。どこで事件が発生してもおかしくないのです。そのような現代のご時世なのですね。
政治、経済、社会状況の混迷や矛盾が深まる中で、その反映として様々な事件が発生しています。異常な人間が社会に蔓延する中で、起こる事件も凶暴かつ無差別化しています。恐ろしいことです。どうしてこのような世の中になってしまったのでしょうか?
何とかしなければなりません。この4ケ月前に起きた不可解な殺人事件から様々な社会状況を読み取ることができるのです。一日も早く社会を立て直し、国民が、庶民が、安心して過ごせる世の中にしなければなりません。
誰もが一致できる最低のライン「いのちと暮らしを守る」所で、全国民が一丸となって手をつなぎ、立ち上がることなしに、今の世の中を健全な方向に導くことはできないのかも知れません。いちいち細かいことでいがみ合っている暇はないのです。
社会を滅ぼさないためにも、私たちは勇気を持って、今こそ歩みだす時なのかも知れません。