機材搬入では、駐車場で若干滞ってしまったので、時間がない中での打ち合わせでした。でも、スタッフが手伝ってくれたので、素早くセッティングできました。セッティングの後着替え、そしてスタンバイ、時間がどんどん流れていきます。
あっという間に、12時45分の開始時間が来ました。食事する暇もなく、おにぎりを食べただけでした。
講師の紹介をされて、さっそくスタートしました。あとは流れに乗っていくだけです・・・・。このような実践は、何回もこなしてきたので、緊張することもなく過ぎていきます。
自己紹介の後、簡単なヴォイストレーニング、120人の発声ですが、何とか声が出てきました。その後、数曲の全体合唱から始めました。
全体合唱は、ピアノで伴奏しました。その後、私は、生アコーディオンの演奏を3曲披露しました。トークをしながらの演奏、段々乗ってきました。
やはり乗るまでには、少し時間がかかります。でも、今日は朝に「ライブ」やってきたので、それが練習になっていました。
ミスもなく3曲を終えて大きな拍手をいただきました。シニアの皆さんも段々乗って声も出てきました。
次に1人で歌い発表したい人がいて、個人の歌の披露になりました。北島三郎の「山」を歌いました。ピアノで伴奏、キー音合わせを事前にしたので、完璧でしたが、歌い手のシニアの方は、やはり上がっていたようです。でも無事終えることができました。
続いてグループごとの発表になりました。十数名程度のグループが、12個ありましたが、次から次に発表していきました。
どのグループも、自分たちで歌いたい曲を発表をしましたが、さらにスタッフだけのグループの発表もありました。全部が終わってから、さらに飛び入りで歌いたい人がいて、個人の発表もありました。私は、全部のグループの伴奏をしました。
最初はピアノ伴奏でしたが、後半はグループまでいって、すぐ近くでアコーディオンで伴奏しました。どのグループの発表も大きな拍手がありました。
最後は、全員で全体合唱をして終わりました。あっという間の1時間でした。
無駄なく全部こなした感じでしたが、もっと時間があればと思いました。
120名のシニアの方は、久しぶりに声を出したようで、満足そうでした。
アンケートがあったようなので、果たしてどんなことが書いてあるか楽しみです。恐らく、今日の歌声 喫茶の授業の評価が、書かれると思うので、どんな結果になるか、私も楽しみです。
こうして今日のステージ、歌声喫茶の授業は、終わりましたが、私も取り組んでみて、思いのほか、シニアの方々が元気な声を出してくれたのには驚きました。
また、スタッフの方が、機材撤収まで手伝ってくれたので、とても助かりました。
やはり様々なステージを経験すれば、またいろいろ学べるような気がしました。
今日演奏した曲目を記憶を辿って記述してみました。次の曲目でした。
「青い山脈」「リンゴの歌」「月の砂漠」「山」「夏の思い出」「バラが咲いた」「高原列車は行く」「柔」「おもちゃのチャチャチャ」「犬のお巡りさん」「いい湯だな」「北上夜曲」「高校三年生」「おさななじみ」「朝はどこから」「学生時代」「花笠音頭」「有楽町で逢いましょう」「赤とんぼ」「今日の日はさようなら」全20曲
私がアコーディオンの生演奏で披露した曲は、「また君に恋してる」「かえり船」「恋心」の3曲でした。
本当に、このような1時間の流れは、準備しても、どのような展開になるかわからないものです。一回一回が勝負で、勉強のような気がしました。
満足げなシニアの方々の反応を感じて、私は、何かしらの充実感と、すがすがしさを感じていたのでした。帰りには、何人かのシニアの方々が寄ってきて、「私の町にもきてくれないかな」というようなお誘いがありました。詳しいお話ができなかったので、スタッフの方に名刺を渡して、届けてもらいました。また今日の出会いの中から、また幾つかのお誘いが来るかも知れません。そんな反応の、今日の歌声喫茶のステージでした。