100%天然「そば殻」入り枕作りとミシンの活用 | アカデミー主宰のブログ

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 昔からそば殻は、枕の中に入れる素材として最適であることが言われてきました。弾力性や通気性があり、頭の熱を吸収したり、肩、首の筋肉をほぐす役割があると言われています。「そば殻」入り枕で寝ると、もう他の枕では眠られないほど気持ちが良く熟睡ができるのです。そのヒミツは、熱をよく拡散し、頭を冷やす効果があることです。
 湿気が多く、暑い日本 の夏には最適で、しかも硬すぎず、軟らかすぎず、そのクッションは絶妙な寝心地なのです。そのうえ、頭を動かしても静かなので、いい枕の条件をすべて兼ね備えているのです。
今では明確な科学的な根拠も明らかにされています。さらに、気持ちよいのは木綿の生地です。「そば殻」入りの木綿生地の枕では、汗を吸い取り、頭の熱を下げ、快くしてくれる働きがあります。快眠・熟睡できるのはこのためなのです。
 私が「そば殻」枕を作り始めたのは、昨年の5月頃、黒猫褌を作り始めたのと大体同じ時期でした。ミシンの面白さを知って、様々なものを作り始めていました。
 工業用ミシンで、Gパンの裾纏り(まつり)から出発した私は、以前からあったロックミシンを2台(2本ロックと3本ロック)使って「黒猫褌」も製作し始めていました。
 ミシンを酷使しているうちに、自分で修理できなくなって、ミシン修理で持ち込んだミシン屋さんの縫い方の手さばきに驚きながら、勧められるままにコンピュータミシンを購入してしまいました。
 これは実際驚きでした。どんな模様縫いでも、ボタン一つで替えることができるのです。ますます面白くなって全部のミシンを使って、様々なものを作ってしましました。
 コンピュータミシンは高価なもので、衝動買いかなと思ったこともありましたが、結果的には大正解だということが後でわかりました。

 様々な製作活動が始まりました。その一つが「そば殻」枕でした。
 自分の枕を新調することから始めたのですが、以前に「そば殻」枕を作っていた姉に市内に「そば殻」を売っている「そば屋」があることを知った私は、早速「そば殻」を買ってきて製作に入っていたのでした。
 その「そば屋」は、家から意外に近い場所にあったけれど、一度も入ったことがありませんでした。はるばる山形にまで、そばを食べに行くのに、地元のそば屋を知りませんでした。
有名なそばの専門店で、全ての工程をそのそば屋で行うため、お店のメニューの他に、「そば殻」や「そば粉」「そば茶」なども袋に入れて売っているのでした。
 大きな「そば殻」の袋をいくつも購入してきて、いくつかの「そば殻」枕を作って兄弟や友人に提供していましたが、これが意外に喜んでくれるので、益々気合いが入っていきました。
 「黒猫」用の布地も、近くの洋服屋で注文することができました。またフリマなどでも購入することができたので、いろいろな方法で生地を購入していきました。それらの布地は、同時にそれを枕生地としても使えることがわかりました。こうして「黒猫工房」と同時に「ぐっすり工房」を始めることになったのです。
 2台のロックミシンは、糸通しが難しいので(2本ロックと3本ロック)、糸通しの簡単で最新型の2本ロックミシンをさらに購入し、現在では、どんなに厚いGパン生地でも縫える重厚な工業用ミシン、新型ロックミシン(2本ロック)とコンピュータミシンの3台を使って、「工房」の仕事に勤しんでいます。
 最近は、さらにフリーマーケットでメーカーのミシンを見つけたので、衝動買いしてしまいましたが、それは携帯用か故障した時のスペアとしての使用を考えています。(まだ箱に入ったままで開けてはいませんが)
 「ミシン」、「布地」、「そば殻」を手に入れることのできた私の最適な条件を生かしながら、ものつくりの楽しさを味わいつつ、同時に100%「そば殻」枕や「究極の立体感のある私の黒猫」を求める全国の愛用者に、ほとんど生地代、材料代程度の安価な製品を届けていくために、これからも「趣味の手づくり工房」を続けていきたいと思うのです。
 「もの作り」の楽しさは、音楽の「創造的な活動」と、どこかでオーバーラップする程、熱中させるものがあるのです。本当にこの「楽しさ」「充実感」を味わいながら生きることこそが、本当の「幸せ」なのかも知れないと思うのです。