もう知っている人はいると思いますが。私が実践しえている方法を紹介します。
以前はCDアルバム製作には、プロのレコー会社を使ってCDを作成すると、莫大な金額がかかっていましたが、今は全くかかりません。ほんのわずかなお金で自分のCDを製作することができます。
その前に自分の状況から話します。私は、昨日から新たな自分のアルバムの制作に入りました。私は、今は音楽を専門的に取り組んでいる人間ですが、以前は完全にアマチュアでした。その中で少しずつ音楽のノウハウを身につけてきました。
まず、昔から作詞、作曲をしていましたので、作品はいつの間にか膨大な量になってしまいました。作品集にして本にまとめたこともありました。作分が散逸してしまわないようにするためです。そして、今も作品を創り続けています。
今回は、最近の一連の作品でCD製作に取り組むことにしました。
自分の作品があるというのは最高ですね。作品作りのノウハウはまたの機会に話します。
次は演奏です。カラオケ制作には、シンセサイザー1台のみを使って制作します。最近は新しいシンセがたくさん出ていますが、私は、何と今でも80年代の古いシンセを使っているのです。新しいシンセを購入したのですが、使い方が難しく、あきらめてしまいました。
だから、ステージ演奏でも、録音でも、今でも80年代の使い慣れたもので行います。私が使っているのはヤマハの機種ですが、何でもOKです。この同じシンセを2台使っています。1台はステージ用、演奏持ち運び用、もう1台は家での録音用です。いちいち取り外して持ち歩くには大変だからです。演奏機材は1か所に集めいつでも取り出すことができるようにしています。
演奏録音は、小さなキーボードでもできます。要領は同じですから。ただキーボードに、全ての機能がそろっているのです。リズム、ベース、コード、メロディー等が様々な種類が揃っていて、曲に応じて選ぶことができるものです。
自分の演奏力量は、簡単にメロディーを弾くことができればいいです。左手はコードを押さえるだけです。若干の音楽知識は必要ですが、私の場合、1回でボタンで設定して、一発録音で決めます。
歌は3番まで、さらに前奏、間奏、リフレイン、後奏とありますから、どんなものにするかは、あらかじめ考えておきますが、それも1発勝負です。楽譜を書いたり、見たりすることはありません。楽譜は新しい作品だけです。全てイメージと即興演奏でこなすことにしています。
いちいち楽譜を書いたら大変な労力になります。シンセではそれができるのです。
録音する時は、長い時間、からかなりの集中力が必要ですが、回数を重ねるうちに間違わないでできるようになりました。もし間違ったら途中で止めてやり直せばいいのです。
さてシンセで演奏したものは、MDに直接録音します。私の場合ステレオピンジャック付きのコードで、MDデッキのAUX回路で録音します。
録音するときは緊張もしますが、ノーミスでできると達成感もあります。これでカラオケができあがります。カラオケ作成の場合は、間奏の演奏の間にメロディーを抜きます。
デモの場合は、メロディーを入れたまま作成します。
カラオケが出来上がりました。さて「歌入れ」ですが、自分の歌ですから、完全に自分で歌うことができます。
「歌入れ」はカラオケボックスを使います。今のカラオケボックスでは、デッキを持ち込んでの録音は、ほとんど断ることはないでしょう。店員に断って使ってもいいし、デッキを持って入って、何も言われなければOKです。何か言われたら、自分の歌を録音しますと言えば大丈夫でしょう。
カラオケボックスには、自分で作成したカラオケを使う場合は、2台のデッキを使います。1台は小さなMDウォークマンでもいいでしょう。MDデッキ2台とステレオピンジャック2本だけです。
MDウォークマンかデッキから、phoneにピンジャックを入れ、カラオケ機械の裏側にある「音声入力」へ入れます。「音声入力」は2段に分かれた所にありますが、普通は下側にある方です。そこに入れたらカラオケの音楽のボリュームを絞り0にします。(カラオケの歌の間にある宣伝のトークを消します)
次に同じくカラオケ機械の裏側の「録音出力」にジャックを差し込みます。(これは普通は裏の上側にあります。いわゆるアンプの録音出力です。「出力」よりも「録音出力」と書いてありますのでそこに差し込みます。手の届きやすい方です)
このジャックを、もう1台のMDデッキのAUX回路入力に差し込みます。(この回路のあるデッキが必要です)これでOKです。デッキは、AUX回路に設定してスタンバイです。
マイクは録音の場合、エコーはほとんどなしです。エコーを入れるとCDに入れた場合ライブ感が出てきますが、アルバムには向きません。ほんの少し入れると上手く聞こえます。何回か挑戦して残響が残らない程度に絞ります。
何回かボックスで練習して、マイクの音量、伴奏音楽の音量(入力のデッキで)を調整してから、出力のデッキのスタンバイを押せば録音開始です。思いっきり心をこめて歌えば完成です。
ここで少しで自分の歌に納得できないときは、納得できるまで何回でもやり直します。録音はいちいち消したりしません。あとでいらないものは、一発で消せますから。
演奏が終わったら、聞いてみましょう。選択していらないもの消して、納得できるものだけをMD1枚にまとめます。
自分の作成したカラオケではなく、既成のカラオケを使う場合は、入力の機材は必要ではなく、その「部分」がありません。その場合カラオケの音楽のボリュームは絞る必要がありません。録音のための出力回路だけデッキとつなぎます。1台のデッキでできます。AUX回路を使って一発録音でできます。
私は今まで、自分の作品では、アルバムを創ってきていません。今回が初めてになりました。今までは1台のデッキだけで既成の曲を使って、好きなカラオケの曲をかたっぱしから歌ってきて、いいなと思う作品をアルバムにしてきました。
最近は、あまりやっていませんでしたが、3年位前に脳梗塞でリハビリしていた頃から取り組むようになりました。アルバム制作も脳梗塞のリハビリになったことは間違いのないことだと思っています。今までアルバムは8枚を数えました。一つ一つが大切な思い出になりました。集中して取り組んでいた頃が懐かしいです。今でも持ち歩いて車で聞いています。友達に差し上げたりもして喜ばれています。1回に制作は100枚程度としています。あまり費用がかからないようにしています。
ジャケットも毎回デザインを変えて創り、ケースに入れて市販のアルバムと何ら変わらないように作成することができました。
1枚のCDに大体十数曲収録していますので、有に100曲以上はアルバムに収めているでしょう。8枚まで作成して、新曲にも挑戦しましたが、もう歌いたい曲がなくなってしまい、そこでストップしていました。最近の新しい歌にもいいなと思うようになり、挑戦したいという気持ちがやっと出てきたという所です。
今回は、今までできなかった自分の作品をCD化することを思い立ち、最近演奏活動の依頼もあるので、そこでも生かそうかなとCD制作に取り組むことにしました。
昨日の挑戦では、録音デッキを4台持参したのですが、シンセ録音段階でMDでは2LPで録音してしましました。甘かったですね。(昔のレコード33回転と同じ)所が持参した他のMDデッキは、2LPが付いていなかったのです。逆にして使ってみましたが、LPだけのMDでは2LPが使えないことが分かりました。また別の2LPの付いたMDを持っていき録音することになります。MDのデッキもいろいろあります。今は2LPのデッキがありMDでも長く録音することができるようになりました。ロングで150分程度です。
でも歌の練習には十分なりました。自分の作品が、シンセ伴奏で歌うとこうなるのだとわかりました。作品にしても大丈夫、何とかこれならいけるということで納得しました。
今回のアルバムは3曲にしていましたが、他にも数曲あるので、仕上がり状況を見て録音することにします。幸いそれらの曲も、カラオケは前に創ってありましたので、エネルギーとやる気があればできるかも知れません。アルバム制作は、ノーミスしか許されないので、かなり神経を使います。終わるとぐったりします。でもかなりの充実感、達成感があります。
カラオケ好きのみなさん、自分の「作品」を創ることや「伴奏」作成は大変だからという方は、既成のカラオケ曲の自分の持ち歌を、今はCDアルバムに制作することができるのです。
MDに収録した作品は、今度はデジタルオーディオプレーヤーにダビングします。パソコン好きの方なら簡単です。そのデータをパソコンに取り込んで、パソコンでCDを焼くのです。この工程は、パソコン好きの方なら簡単にできます。私よりもできる方がいっぱいいることでしょう。
今は簡単に自分のアルバムを制作できる時代です。カラオケ好き、音楽好きの方なら誰でもできます。自分のアルバムはできるとまた自分の世界が変わります。
最初は、少しずつでいいですから、近くのカラオケボックスとMDデッキ1台を使って、自分のアルバム制作に挑戦してみてください。1枚のCDには15曲程度は入りますが、大体プロは12曲程度にして収録しているようです。
今の時代、自分のアルバムを制作したいという人もたくさんいます。カラオケ好きの人で創ってほしいという方もたくさんいます。私はこれから多くの方々に、自分のアルバムを制作してあげたい。このノウハウを多くの方々に生かしていきたいと思っています。
自分の音楽教室の方々にも「アルバム制作してみませんか」と勧める日も近いかもしれません。
何か知りたいこと、わからないことがあったらいつでも聞いてください。
何でもノウハウを伝授していきますので。素敵なカラオケ人生を、音楽人生を楽しみませんか?音楽は心のビタミン剤です。健康、元気、そして若さの秘訣なのです。