しかし、病院での食事はみじめなものでした。食べる量を減らす、栄養を少なくする、入院中の食事は本当に少しでした。量もこれまでの半分以下、でも入院していると、段々それに慣れてくるから不思議です。最後はその位で十分になりました。体重も減りましたが、血液サラサラの薬を飲んでいたため鼻血が止まらなくなったこともありました。
その頃から何かおかしいと感じるようになりました。それでも病院の薬を飲んでいました。
退院とともに、ある製薬会社のモニターを病院から頼まれ、薬を飲んだのはいいけれど、頭痛がひどくなり、すぐにやめてしまいました。
患者を使って臨床実験を行い、データをとるというものでした。すぐに本質がわかって拒否してしましました。病院の薬もあまり信用できなくなり、途中でやめてしましました。
そこから独立独行でのリハビリを始めたわけです。「音楽」「運動」などとともに「食生活」も改善に取り組みした。
病院を変えてからは、栄養指導も受けました。定期健診の結果から、まだ数値が若干高いので、定期的に薬を飲むようにと指導され、今でも飲んでいます。
今はほとんど下がっていますが、血圧測定を義務化され、データを記録するようにしています。
栄養指導は、科学的に計算して、これだけ食べて痩せること、体重を落とすように言われましたが、とても食事を少なくしたり、量を極端に減らしたりの生活は、逆にストレスになり私には無理でした。栄養指導を受けるのもやめることにして、自分に合った食生活を考えることにしたのです。医者も「それでいきましょう」と、今はそれに合った薬を出してくれています。
しかし、昨年退職してすぐ4月頃から、「薬は段々血管を堅くする」とか「食生活だけで改善できる」という友達からの助言もあり、私は4月から9月まで全く薬は飲まず、自分の食事療法・「食生活」だけでやってきました。
しかし、9月に受けた「定期健診」では、やはりまだ数値が高いので、健診した時の医者から飲むようにとの「指導」もあり、それ以降は、定期的に診断を受けながら、血圧等の薬を飲むようにしてきました。
しかし、最近はやはり医者は、薬をどんどん出すことで儲けるような感じがするので、自分の健康への取り組みを図って、医者に薬を少なくするか、飲まないではダメなのかをはっきり言うようにしています。
それらは、検診のデータを参考にして判断するとの話なので、そこまでは医者に任せて、薬を指示されたように飲んでいるのが現状です。
でもやはり私は将来的には、薬を全く飲まないで健康を維持できるようにしていきたいと考えています。
さて、私の取り組んでいる「食生活」ですが、暴飲暴食を避けること、酒は嗜む程度、コップ1~2杯程度にしました。タバコは全く吸いません。
野菜中心の食事にすること、あまり濃い味付けはしないことなどです。
「まごはやさしい」の合言葉の通り、栄養バランスを図り、何でも食べることです。量はあまりとらなくても、いろいろな食材を使った料理を食べることです。
「まごはやさしい」とは何か?知っている人もいるでしょうが、これは毎日摂取しなければならない食材の種類なのです。
「ま」は豆類、納豆、豆腐、大豆類です。「ご」はごま、大切な栄養の食物です。
「は」は「わ」と読み替えて、わかめ類、海藻類です。海藻は脳にとても重要です。「や」は野菜類、緑の野菜、赤や黄色の野菜など何でも、山菜類も栄養豊富ですね。野菜は一つ一つが栄養が異なっています。1日30品目の食事というけれど、野菜の種類を多くすることです。「さ」は魚、肉類、たんぱく質です。肉よりも魚がよいとされています。特に青魚はDHAを含み、「脳みそ」に良いと言われています。「し」はシイタケ類、キノコ類です。キノコにも様々な栄養があり、抜くことはできません。「い」はイモ類、ご飯類、炭水化物です。直接活動のエネルギー、熱量になりますのでこれも絶対必要です。これら全て量より質で、バランスよく摂取することが大切なのです。
私は、野菜を多く摂取するように心がけています。「市場」や「フリマ」には、県内各地から新鮮な野菜が並びます。だから野菜を必ず買うようにしています。肉や魚は、毎週行く「市場」で安く大量に買ってしまいますが、小さく1回分毎小分けにして冷凍しておきます。だから食材は比較的何でもそろえておくようにしています。
問題は「調理」です、いちいち本格的な料理をしていたら大変です。私のやり方は非常に合理的に「調理」をするようにしています。
ご飯はタイマーで電気釜で炊きます。様々な電気釜がありますがIH電気釜がお勧めです。その他の料理はほとんでど、IHの「電磁調理器」と「電子レンジ」(オーブン付きだがこれはあまり必要ではないかも、電子レンジだけでも可)だけで調理します。
そのための瀬戸物の「蓋付き容器」があるといいです。味噌汁もお浸しも1食分で作ります。丁度お椀の大きさの円柱形の厚手の瀬戸物の食器兼用の調理器です。
味噌汁は3種類以上の具材と、味噌、調味料、水を入れて3分でOK(水は水道水を使わず汲んできた清水)です。水は、私はごはんもコーヒーも何でも飲むものは汲んで来た「清水」にしています。仙台郊外に「清水」のわき出る場所があり、週1のペースで汲みにいきます。
以前に、トイレの水の節約のためにロータンクにアルミのボトルを入れていたら、数か月でアルミがボロボロになったという話をきいて、水道水の化学物質の有害性を感じるようになったからです。
さらにコーヒーやお茶などは、ミネラルが多く特に美味しいと感じられます。スーパーにある汲み放題のミネラルウォーターでもOKです。
水をそのようにしてから、なんとなく体調もよくなったような気がします。
魚でも肉でも、野菜でも、電子レンジを使って、蒸したり焼いたりできます。少し大きい「蓋付き陶器の器」で全て調理できます。同じもので小さな蓋付き器を数個そろえておけば、交代で何でも調理できるようになります。
IHの電磁調理器は、茹で料理や炒め物、天ぷら等に使います。IH調理器は、
高価なIHクッキングシステム電化製品は必要ありません。小さなポータブルの電磁調理器1台で何でも作ることができます。電磁調理器はとても火力が強く、しかも安全です。簡単に調理ができるのがいいです。電磁調理器に合った底が平らな鍋類は必要ですが、フリマで購入することも可能です。だから私は、 今はほとんどガスコンロは使わなくなりました。
どうしても使う場合は、マジッククッキングの場合、そうです。圧力鍋を使うと時です。これも電磁調理器でできる場合があります。私の場合はガスを使いますが、圧力鍋があれば何でも作れます。カレー・シチュー類、ブリ大根、鳥の骨付きモモの煮物など、加圧数分でできます。これも本当に便利です。
以上のように、調理を簡単、合理的にすることで食生活を楽しくすることができます。
なるべく自分で調理して、外食はしない。私は、以前は気軽に外食ばかりにお金をかけていましたが、今は、退職とともに金銭感覚が変わったのか、ほとんど外食はしなくなり、自分で調理して食べるようになりました。
友達もよく遊びにきますが、食事は全て作ってご馳走します。お好み焼きや焼きそば、焼うどん、パスタ類など簡単に作ってご馳走することができます。
食材が十分にストックしていれば、栄養バランスを考えて何でも調理できます。今は「ネット」で気軽にレシピを取れますので簡単に作れます。何でもやってみることです。
他に私が、退職とともに昨年から取り組んだことは、梅干を作ること、ぬか床を作ってぬか漬けをつくること、もちろん普通の漬物も、その他「パン作り」にも取り組むようになりました。ふとしたことから始めた「パン作り」は面白くてはまってしましました。
いろいろな人にプレゼントして喜ばれています。また「教室」の生徒や友達にもご馳走して喜ばれています。人に食べてもらうのが好きで、いろいろなものを作ってもっていきます。自家製パンは、本当に美味しいものです。その時の好みでいろいろ入れられましから。
ピザやパスタの生地も自家製になりました。オーブン付き電子レンジがここで必要になるのです。オーブンがあると「ピザ」の他、さらに「グラタン」や「ドリア」などの料理も楽しめます。ホワイトソースの作り方を学ぶことが必要になります。「ピザ」は「マルゲリータ」が好きになりました。もちろん普通の「野菜具沢山ピザ」も作りますが、チーズの活用がこのイタリアンでは重要になることは言うまでもないことです。
何でも自分で作れば楽しいものです。最近山形の「そばどころ」に行って、こんどは「そば作り」に挑戦しようかなと考えています。
いろいろ述べてきましたが、食生活の改善から始まって、取り組んでいるうちに、食生活は楽しいものだと思うようになりました。実際に自分で作って美味しければ、人にも食べてほしくなります。私は、居酒屋などの「食べ物商売」も向いているかなと思う時もありますが、やはり「食生活・調理」は趣味で、「音楽」を本業にしていくため、これ以上広げないようにしていきたいと思います。
食生活改善から始まって、様々なことに挑戦しています。人生の中で本当に楽しいことはいっぱいあるんだなと思うようになりました。
今度は何に挑戦するか?いろいろやらなければならないことがたくさんあるので、バランス良く「調整」しながら進めていきます。
JRの「大人の休日クラブ」が発売になっています。年3回の貴重なチャンスです。「旅物語」をまた始めなければなりません。
今度はどこに行くか?1月は、下田、東京、福井、金沢、八戸まで行きました。今回はどこがいいかな?「函館」か?「五能線」か?それとも能登半島の「輪島朝市」か?房総半島の石原純(あつし)の記念館か?古賀正男記念館?いろいろ楽しみが待っています。6月末の日程で計画しています。
健康こそが全てです。健康でなければ何もできません。健康志向の取り組みを、一人ひとりが自覚しながら、できるところで努力していく、これが基本だと思うのです。いつまでも健康で充実した人生を送りたいものですね。
以上で私の3部作、健康志向の取り組み{音楽}「運動」「食生活・調理」を終わります。読んでいただきありがとうございました。