まず、第1は、決して「耳栓」を使わないことです。耳に水を入れ、水と一体になることです。入った水は必ずでてきます。出し方がわからなければ、頭の振り方を練習することです。それでもだめなら麺棒でそっと水を吸い出すこともできますから大丈夫です。「耳栓」は使ってはいけません。
ゴーグルは使うべきです。目を保護するばかりでなく、水の中できれいに見渡すことができるからです。
第2は、水に入る時は必ず十分な体操をすることです。私は、柔軟体操をします。
足や腰の運動を必ずします。腕を回す、首を回す、膝の屈伸、回し、胴体前屈、旋回は必ずします。さらに大腿筋を十分に伸ばします。正座の姿勢から後方に倒れます。足指を立てた場合と伸ばした場合で、2通りでします。股(こ)関節を広げます。これもとても重要です。足首を閉じてそろえ、開き前屈します。ゆっくり息を吐きながら数十秒数えます。また、足を片方開いて前屈、反対側も開いて前屈、足の裏側の筋を伸ばすこと、アキレス筋を伸ばすことも大切です。これら水泳をする時の大切な運動です。水の中で「つる」ことを防ぐ重要な運動です。必ず十分してから入ることが大切です。
3つ目は、あまりハードには取り組まないことです。1回30分だけでもいいです。続けることが重要なのです。週1回でもいいけど、3回程度、1日おきだと効果覿面です。
毎日やるとかえって逆効果になりますので注意、最初の頃毎日取り組み、月曜から金曜まで通ったことがありましたが、疲れるだけであまり効果がありませんでした。
あまりハードでなかったので大事には至らなかったけど、そんなに気張ってやる必要はありません。余裕のある気持ちで取り組むことが大切です。
4番目は、ウェアですが、新しいウェアは必要ありません。今は流行のスイミングウェアがあるけれど、自分の手元にあるもので十分です。私は30年前の競泳パンツを使っています。気分転換のために何着かもっていて、気分に応じて使い分けていいます。本当は「黒猫」でもいいけど、周りへの刺激を考え配慮しています。
今は流行の、長いトランクスタイプやロングのタイプがはやっていますが、私は超ビキニの競泳タイプが好きで、好んで使っています。キャップは必ずかぶること、私はこれも使い分けています。毎回乾いたキャップで楽しめるからと、水泳パンツとのコーディネイトです。パンツに合ったキャップをかぶっています。
ノーズクリップは背泳をする時、必要な人はつけていいです。あるとないとでは習得が全然違います。これは誰でも必要というわけではありません。
第5は、最初に、できれば温かいシャワーを十分浴びてから水に入ることです。冷たいシャワーは感心しません。体を温めることが大切だからです。
終わったら、軽く運動をしてから、サウナに入り、さらに風呂で石鹸を使いながら洗い流すことです。これも重要なことです。だから家に帰ってから風呂には入る必要がなく、それでいつも済ましています。
第6は、スイミングでの友達も大切です。ときどき会話を交わしながら交流することも心の解放を得る意味で大切です。いろいろな「種類」の人との会話も楽しいものです。
大体以上が、健康づくりのための私のスイミングのノウハウです。
ぜひ健康づくりのため、健康こそ全てですから、運動を取り入れてみてください。
最後になりましたが、追加ですが、スイミングの他には、蒲生海岸の散歩(ウォーキング)もあります。天気のいい時は、海岸堤防や松林の中を、オゾンを吸いながら歩くことです。一人で歩くと大変だから、友達と会話しながら、大体エリア内を一回りしてきます。40分から1時間コースですが、しっとりと汗をかく程度です。天気の良い日は、私は上半身裸で、潮風を感じながら歩くのが好きです。とても気持ちがいいです。
これも健康づくりには、大切な運動かも知れません。決して走ってはいけません。走るのは別の種類の運動になりますから。
健康こそ全てなのです。誰もが健康を求めています。しかし、それは自らの実践でしか勝ち取ることはできないのです。健康は求めるものにしか勝ち取れないものなのです。
どこまでも豊かに自分らしく、健康志向の道を歩いていきたいものです。