ソルフェージュに特化したレッスン、その2 | アカデミー主宰のブログ

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 昨日は、レッスン2件に、初めて遅い時間のFM収録に取り組みました。2件のレッスンを挟んだFM収録でしたが、準備をして取り組んだので、無事終了しました。


 レッスンの1件は、ソルフェージュレッスンでした。平均律のスケールを一つ一つ攻略するレッスンですが、ハ長調から始め、へ長調が終了し、昨日はト長調のソルフェージュの課題に取り組みました。


 少しずつ積み重ねて、いつの間にか攻略できるようにしていきます。合わせて楽典の勉強も、同時並行で進めていきます。

 

 同主調や並行調の学習まで進みました。楽譜読みのノウハウが、そこにあるからです。

 短調のソルフェージュのノウハウの真髄を伝授しましたが、まだ完全には呑み込めなかったようです。

 時間をかけながら習得することだと思いました。回数を重ねて伝授していくことにしました。


 歌唱レッスンの耳覚えから入って、楽譜に入る勉強とは、本質的に違うのです。どちらが本質的に理解し、音楽学習を攻略できるかです。


 「うさぎとかめ」ではないけれど、本当に音楽学習を進めるなら、ソルフェージュに特化した学習が、最短距離かも知れないと思うようになりました。

 まだ始めて期間は短いですが、少しずつ学習の効果が出てきているように思いました。

 

 レッスン生もヴォーカルの方ですが、全くヴォーカルには取り組まず、ソルフェージュに特化した学習だけを積み上げています。ヴォーカルは、他の場所で、バンドをバックにして、実践として歌っているようでした。


 音楽学習のバイブル、平均律の理解と攻略は、音楽学習者にとって避けては通れない課題なのです。

 それを攻略するのが、ソルフェージュ学習なのです。もちろん楽典の理解もそれに伴って必要になること

は自明のことです。


 レッスンスタジオとしての、本業の指導が、今こそ必要だと思いました。ただ結果だけを求める音楽学習は、必ず壁に突き当たるからです。壁に当たった方が、そこをどう突破するかどうかが、試されているのだと思いました。


 私の場合は、今こそ実践に立ち返るべき時だと思いました。閖上の人々に出向き、実践を通して音楽を働きかけること以外に、音楽学習の目的は果たせないと思いました。