昨日は、カラオケの伴奏に、ピアノの音の重ね収録に取り組みました。今まではピアノ演奏の収録はできていましたが、カラオケにピアノ演奏を重ねる収録は初めてでした。
今まではその方法がわからなかったのです。カラオケの機械とデジタルピアノをコードで繋いでカラオケを流しながら、正確にピアノで演奏して重ねて収録することができるようになりました。
本来は楽譜を読みながら、ソルフェージュで正確に音をとるのが正しい方法なのですが、基礎から音楽を勉強していない方には、ソルフェージュそのもののハードルが高いからです。
普段カラオケを歌うだけなら、適当に耳覚えで崩した歌い方でもよいのですが、コンクールとなるとそうはいきません。まず正確に音を取ることが最低条件になるからです。
本当はソルフェージュで攻略するのですが、楽譜からでは苦手な方には、やはり耳からということで、正確にピアノで音をとり、それに合わせて正確に覚えてもらうことにしました。
最後はカラオケ伴奏で歌うので、カラオケにピアノの音を正確に重ねて収録しました。
丁度、その課題のある方の曲が、2曲あったので、2種類の曲を収録しました。細かい音符の曲は大変でたが、何とか重ねて収録しました。
キーを練習するキーで収録して、最後にパソコンでCDを焼き上げました。
無事完成してホッとしました。これでCD制作のほとんどの作業が出来るようになりました。
UtubeからのダウンロードしてのCD制作やその他の難しい作業もできるようになりました。
レッスン生は、これでソルフェージュが苦手でも、正確に楽曲を習得できるようになりました。
特に、コンクール攻略には欠かせないことです。
「フランク永井歌コン」では、フランク永井も崩して歌っているので、歌手の真似歌いではダメだということが、昨年のコンクールで明確になったからです。
これからのレッスン生の歌唱力の向上が改めて楽しみになりました。
コンクール攻略は、機械採点で95点レベルではダメなことは分かっています。そこがいわば横一線なのです。横一線を抜け出すためには、98点前後が必要になるのです。
それに近づくための最高の手だてになるかも知れません。