昨日はアコレッスンと新曲収録レッスンがありました。アコのレッスン生は、毎月実践の課題があるようです。
月一のペースで施設に出かけてアコ演奏に取り組んでいるようです。教則本は結構難しい段階に入りました。
実践が迫っていいるので、アコの応用練習も必要になってきました。
楽譜には頼らないで、即興でアコ演奏が出来るようになる必要があるのです。
限られた時間のレッスンの中で、話し合っていくうちに、当面の実践の課題に取り組むことになりました。
出かけていく施設は、対象が中高年の施設のようです。そこで演奏するに相応しい曲を、レッスン生に選曲してもらいました。
今回は、2曲の演奏方法の指導をしました。楽譜は全く使わず、音感だけで演奏するノウハウを指導しました。
細かい部分にこだわるよりも全体を弾いていく技です。
伴奏も自分で付ける方法を指導しました。幾つかのポイントだけを押さえる必要があること。リズムパターンは楽曲によって替えること、その選んだリズムパタ-ンでも、楽曲に相応しいリズムに変化させることなどを指導しました。
2曲はノーミスで弾けるまでに、次回まで練習すると話していました。もう1曲の実践曲は、かなり難しいので、次回に指導することにしました。
全く楽譜を使わないで、指導するのは、初めてですが、応用練習にはこれが必要なのです。レッスン生の意欲と、著しい伸びが、ここまでの指導を可能にした感じがしました。
楽譜なしでも、レッスン生は、飲みこめるような気がしました。実践に対応したこのようなレッスンが積み上げられれば、飛躍的にレッスン生は、実践と言う場を仲立ちとして上達していくと思いました。
アコの実践演奏家としての一人立ちまで、支援しながら応援しいきたいと思いました。
次のレッスンは、新曲の収録レッスンです。前回楽曲の練習をt積み上げていました。今回は、シンセでカラオケを制作してからの収録です。
カラオケ制作でも、話し合いをしました。納得出来ない間奏の部分は替えて、歌いやすくしました。カラオケ制作も、歌唱の練習しながら制作することが重要だと分かりました。
カラオケの制作過程を話し合いながら、仕上げることが出来るからです。
カラオケが、試行錯誤して出来上がったところで、歌唱の収録に入りました。カラオケ伴奏で練習していたので、楽に収録が出来ました。大きなミスもなく完成し、新曲の収録が終了しました。
早速CDを焼いて、レッスン生にも1枚渡しました。今度のFM収録には、初めて流すことが出来るかも知れません。
レッスン生は、4曲目の新曲の収録が終了しました。、次回は5曲目の収録にはいりますが、毎回、意欲的に取り組んでくれる姿勢に、素晴らしい可能性を感じていました。
私たちの音楽活動は、このように実践に向き合いながら進めることで、本人の音楽学習が試され、飛躍的に上達していくのだと思いました。
音楽学習には、この目的意識があるとないとでは、雲泥の差が出ると思いました。アコレッスンでは、実践活動があるかないかで、レッスンの内容も変わってくるのです。実践に向けた応用のレッスンが必要になってくるのです。
歌唱収録では、収録に向けて否応なしに、自分でも練習するように迫られます。レッスンでは、収録のための細かい確認だけです。修正部分は話て確認します。
カラオケ制作も使うリズムや音色や内容が決まったら、1回勝負での吹き込みになるのです。
シンセの操作や、弾き方を間違っている余裕はないのです。そこにも音楽活動の厳しさがあるのですが、それが本当の質の高いレッスンなのです。
実践を踏まえたレッスンこそが、レッスンの内容や質を変えてくれるのだと、私はその時、気がつくことが出来たのです。厳しくても実践を目指した1回勝負のレッスンを、これからも目指していきたいと思いました。