昨日は、午前が、グループレッスン、午後は、会計ソフト研修会に出掛けてきました。
忙しい一日でしたが、何とか課題はクリヤーしました。
グループレッスンは、4名のグループでしたが、今回は3名の参加でした。毎回、新たな課題曲を設定し、練習しながら、機械採点で、
一人一人が80点以上の合格点以上を出すことを目標にして取り組んでいます。
体操、発声、愛唱歌の歌唱から入り、課題曲の練習へと進みます。
結構レッスンを積み上げているグループなので、昨日も、初めての楽譜での練習曲でしたが、全員が90点近くを出すまでになりました。
個人レッスンでは、本当は、ここから先が勝負なのですが、グループレッスンはねらいが違うので、合格点を出した後は、自分の得意な曲や歌いたい曲を存分に歌うことに取り組みました。2時間のレッスンを終了し、次回は別の課題曲を決めました。
レッスンには、個人レッスンとグループレッスンがありますが、それぞれ、ねらいが違います。
個人レッスンは、「個に応じた指導」をします。だからコンクールレベルのレッスンでも、新曲を丁寧に覚えるレッスンでも、
どんな個の要求にも応じます。
グループレッスンは、グループで楽しみながら、歌うことの楽しさを味わうレッスンに、ねらいを置きます。全く内容は変わってくるのです。
機械採点では90点まで行かなくても、合格で終了です。その他の歌うことの充実感を味わうことを優先するからです。
個人レッスンでは、「個の要求に応じて」ということなので、歌唱力の向上を目指すなら、どこまでも細かい指導を徹底するのです。
たとえ機械採点で90点以上の高得点を出したとしても、そこからが出発なのです。
だから数ヶ月間、目標を定めた1曲だけのレッスンにも、どこまでも取り組んでいくのです。新曲を覚える指導でも、楽譜から丁寧に指導し、ソルフェージュの指導をしながら、真似歌いではなく、その個人の個性を引き出す練習をしていくのです。
個人レッスンとグループレッスンの違いは、本人の考え方、目標設定の仕方だ違ってきます。
概ね、みんなで楽しみながら、いろいろな曲を歌えるようになりたければ、グループレッスンを、自分の歌唱力向上を、主に目指したい方は個人レッスンを選んで取り組んでいるのが現状です。どちらが良いという問題ではありません。個人の目標に応じて決めるのがベストです。
その他にも様々なレッスンがあります。楽器のレッスン、ヴォイトレだけのレッスンなど、全てはレッスン生の希望に応じて、様々な形態のレッスンを実践しています。
「音楽講座」では様々なレッスンを、概論として体験して頂くこともしています。「誰でもキーボード」はその例です。
次回は、「誰でもヴォイトレ、発声指導の基本」などにも取り組みます。
レッスンの形態によって、得られるものが違ってきますので、レッスン生は、「自分は、何がしたいのか」「何を目標にするのか」を決めて、取り組む必要があります。レッスン形態の違いを考えてみることも、自分のレッスン効果を高める上で大切なことなのかも知れません。