昨日は、午前に市民センターの「音楽講座」に出かけました。午後は2件のレッスンに取り組み無事終了しました。
最近の市民センターの「講座」は、沢山の人数が集まり、準備も良く、どこの市民センターでも、終わった後に、皆さん喜んでくれるのが嬉しいです。
今回も、昨年に引き続き2回目でしたが、昨年と今年では、取り組み主体が違っていました。今年は、市民センターの中の「シニアクラブ」の講座に呼ばれたものでした。
50人程度の方が集まっていました。皆で、市民センターの職員が作ってくれた歌のチラシの歌を歌いながら進めていきました。
途中には、個人でのソロのパフォーマンスなども出て、大いに盛り上がりました。アコの演奏や、自分の作品の歌唱もして、1時間半の時間が、
あっという間に過ぎました。最後まで、皆で合唱をして、大きな盛り上がりになりました。
皆さん、最後には笑顔になって、喜んでいる様子が分かりました。久しぶりの市民センターの「講座」で、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
市民センターの「講座」は、これからもっと重視していく必要があると思いました。何しろピアノもある素晴らしい会場で、沢山の人を集めてくれるからです。歌を届ける実践活動としては、最適だと思いました。
仙台市内には、約60か所の市民センターがあるそうです。その数に比べたら、まだまだ「音楽講座」が足りないと思いました。
今まで出向いた市民センター「講座」は、不思議なことに、どれも成功して、沢山の方々が喜んでくれました。
沢山の方々が盛り上がって喜んでくれると、こちらにも大きな勇気を頂ける気がします。終わった後に、豊かな気持ちになれるのです。
昨日も、終了後に市民センターの館長さんや職員の方々とも和やかに話し合い、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これから、その様子を、ラジオでも流していきたいと思いました。市民センターで活動している方々の元気な様子を、伝えていきたいとも思いました。
当アカデミーは、レッスンスタジオとして、レッスンこそが本業なのですが、沢山の方々に歌を届ける実践も重視しなければなりません。
「歌う会」をスタジオでは、月に1回実施していますが、もっと市民センターに出向いて、「音楽講座」を実践していくことが、沢山の人数を集めてもらえる意味でも有効だと思いました。
歌を沢山の方々に届ける活動は、音楽活動の基本の一つとして、これからも重視tしていきたいと思いました。
また、レッスン生にも、自分の歌唱や演奏を磨くだけではなく、実践活動を通して、歌を届けていく活動を指導していく必要も感じました。
その実践活動が出来てこそ、はじめて、音楽活動者、演奏者として独り立ち出来るのだということを、指導する必要があると思いました。
音楽活動は、人に音楽を届ける活動なくして、あり得ないからです。ただ練習しているだけでは、趣味的なものに過ぎないだけなのですから。
人に音楽を届けてこそ、音楽の本来の意味があるのです。
市民センターへの「音楽講座」の取り組みは、音楽活動の本来の意味を、改めて感じさせてくれる取り組みになりました。
音楽活動は、「音楽を人に届ける実践こそ全て」なのだと、その時、それが、自分の音楽人生の方向などだと強く思いました。