昨日は、朝から年末の墓参りに出かけ、その後友人宅訪問、そして午後から2件のレッスンを済ませました。
2件のレッスンのうち、1件は収録作業でしたが、CD制作作業までは進みませんでした。伴奏収録の後、歌の収録に入ったのですが、
まだ満足のいく仕上がりには到達していなかったからです。
話し合ってから、新年のなってからCD収録を完成させることにしました。
もう1件のレッスンも、無事終了しました。この方は、2軒の教室に同時に通う方ですが、もう1軒の教室で、「合格「を頂いていない課題曲を仕上げていきました。もう1軒の教室では、細かいレッスンをしないで、「合格、不合格」判定程度しかしてくれない教室だというのです。
細かい音取りや表現方法、歌い方のレッスンは、こちらでやるというから不思議です。
いったいそちらの教室は、どんな指導をしているかと疑問になります。
でもカラオケ教室なんて、そんなレベルなものが普通なのです。楽譜を使わない教室もあると聞きます。
それこそピンからキリまでの教室のようです。
でも通っている方々は、同時にいくつの教室に通っているなどと自慢をしていますが、問題は、どんな「指導」を受けているかの中身なのです。
そのあたりを余り吟味をしていない方が多いようです。でも中高年にとって、「教室」に通うことだけが、ステイタスなのかも知れません。
どんなグループレッスンであれ、ただ歌うだけのレッスンであれ、「教室」は「教室」なのですから。
もう1軒の教室で「合格」をもらっていなかった曲を丁寧に仕上げるレッスンをしました。不思議な感じがしましたが、周りの方も、どうかと思うのではないかと思いました。
実際の細かいレッスンはこちらで、「合格」判定はもう1軒の教室で、それでレッスン料は、こちらより高いというのです。
不思議な感じがしたのは、私だけでしょうか。
でも、それだけ一生懸命になって歌を上手になりたいと頑張っている方々がいることだけは、しっかりと受け止めていきたいと思いました。
どんなレッスンを受けていようと、私のレッスンでは、レッスン生の納得のいく指導を、レッスン生自身が実際上達を実感できるレッスンを心がけていきたいと思いました。
レッスン生は、どんな「指導」を受けるかによって、「上達度」や「伸びしろ」に、ピン、キリの差が出てくることを知って欲しいものだと思いました。
レッスンは、受ける数ではなく、「内容」と「質」が問題なのです。でもこれが分かってきているレッスン生も、次第に多くなってきていることも実感できるので、私はその点では嬉しく思っています。
レッスンは、その「内容」と「質」、どんな難しい楽曲に取り組みながらも、そのことだけは追求していきたいと思いました。