今年最後のレッスンは、アコのレッスンでした。今年の5月から開始し、現在は中級段階に入っています。
べーズソロや交互ベースが使えるようになっています。現在は、歌集の曲を、楽譜を見ないでの伴奏法を指導しています。
自分でコードを付けられるようなってきましたが、楽曲ごとのポイントをいくつか伝授しています。
これは楽譜には書いていません。「伝授」とはレッスンでのみ獲得できる技です。プロの方は尚更、そtれ以外では、誰も教えてくれはしません。
音楽にはこの無形の技が沢山あるのです。この無形の技は、「至宝」のようなものです。
プロの方の伝授の価値は、だから物凄く高価な料金になるのは仕方のないことです。
楽曲には、どの曲にも必ずいくつかのポイントがあるものです。コード進行の特徴とか、この場面では、セブンのコードを入れるとか、
楽曲ごとにノウハウがあるのですが、そのことを口伝えに伝授しています。
でも、今までは、メージャー(長調)の曲を中心に指導してきましたが、そろそろマイナー(短調)の曲に入必要があります。
でも、短調の場合は、その楽譜の読み方を学ぶ必要もあります。楽譜は使わないで指導しますが、音楽聴く時、どう階名に置き換えるかなのです。
楽譜の読み方で、その後の上達の如何が決まってくるからです。アコの場合は、全くその楽譜の読み方、音の認識の仕方が、分かれ目なのです。
長調の場合のノウハウもあるのですが、短調の場合は、さらに踏み込んだ読み方のノウハウがあるのです。
そしてその読み方、認識の仕方で、耳に流れてくる音楽を認識出来るかが分かれ目になるのです。
難しいようなのですが、分かれば実、に簡単なノウハウなのです。その学習に入っていく段階になりました。
新年からは、そうやって週一のレッスンを組んでいくことになりました。
5月から始めたアコの学習が、今は、中級課程、そして即興演奏の上級の段階に入っていくのですが、
何とそれを、8カ月が終了した段階で取り組んでいるのです。レッスン生の音感良さと、意欲の凄さには感心します。
それに、毎日少しでいいからアコを演奏するという「鉄則」を守っているようです。
上達には、必ずその理由があるのです。、「短期間でのアコ上達の秘訣は何か?」、もうお分かりですね。きちんと学習進歩のルールを守っているからこそ、このような見違えるような上達が保証されているのかも知れません。
短調の曲も、楽譜を見ないで、音感のノウハウも身につけながら、即興で演奏することが出来るようになれば、実践者としては一人立ちができます。
本人も様々な実践を積み上げていきたいと話していました。
私も、素晴らしいレッスン生に恵まれたことに感謝しながら、新たなる思いで、新年も頑張っていきたいと思いました。