「第2回フランク永井歌う会」無事終了 | アカデミー主宰のブログ

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 来年の「フランク永井歌コンクール」を目指す、グループレッスン、「第2回フランク永井歌う会」が無事終了しました。1回目の参加人数が多く、その中から個人レッスンに移った方がいたので、丁度良い人数でのレッスンになりました。

 各人が選んだ曲を、楽譜に基づき指導して、丁寧に修正していきます。皆さん、ほとんどが耳覚えなので、カラオケで歌った後に、ピアノ伴奏で丁寧に修正していきました。ピアノ伴奏で、音を取りながら指導しても、慣れていないのか、最初はなかなか修正出来なない状況でしたが、何回も重ねながら修正していきました。
 皆さん、歌唱力は、抜群の方ばかりです。なるほど、今年のコンクールを参観してみても、コンクールに出場する方は、ほとんどは歌唱力のある方ばかりなのに、耳覚えや基本的な学習の不足により、小さなミスをおかして、クリヤーできないというのが分かりました。

 歌唱力があるのですが、間違って覚えている個所を、丁寧に修正していきました。フランク永井の歌唱も聴きましたが、彼も、楽譜をかなり崩して、自分流にして歌っていることも分かりました。
 でもコンクールは、楽譜を忠実に押さえた上で、自分流に崩すことが必要なのです。やはり最初は楽譜に忠実に行くことにしました。

 何回か、カラオケで歌い、その都度楽譜に基づいて修正していきます。全部が修正出来るには、まだまだ時間がかかります。
 個人レッスンでもないので、ピアノ伴奏だけでの歌唱力アップの指導をすることもできません。
 その都度、1ポイントアドバイス程度の指導ですが、めきめき上達していくのが分かりました。
 
 最後は、今日の学習のまとめとして、機械での採点に取り組み、皆さん結構な点数を出していました。1回目で高得点を出した方もいましたが、大体満足できる点数で、次回への足がかりになった感じがしました。
 
 皆さん、人間的にも豊かで、歌唱表現の抜群な方々ばかりで、「フランク永井コンクールを目指す方」として、なるほど納得することが出来ました。

 今後は、コンクールやレッスンに対して、明確に方針を持ちながら、グループレッスンでも、一人一人に対応した指導を、さらにきめ細かく実施していく必要を感じました。
(でもやはり、個人レッスンには、及ばないのは仕方がありません。時間的に一人に指導時間をかけられないからです。それはグループレッスンなので、了承してもらうしかありません。)

 素晴らしい歌唱が、さらに磨きが掛っていく様子を感じながら、これから先のコンクールまでの「伸びしろ」を想像していました。

 2時間、あっという間のレッスンでしたが、充実したレッスンを終えることが出来ました。次回は1月24日(土)に設定しました。次回は、また違った曲に挑戦し、各人が、何曲かを歌ってみてから、最終的なコンクールの「勝負曲」を選定することになりました。

 「フランク永井歌コン」は、全国区のレベルです。周到な準備をすることなしに、突破は難しいと思いました。
 歌唱の中で、1か所でも、審査員が間違いを感じる部分があった場合は、「アウト」になることは間違いなしだと思う必要があると思いました。
 その気持ちで、レッスンの質も、全国区のレベルの高さまで押し上げていく必要があると思いました。

 レッスン生の「コンクール出場」は、指導者にとっても、レッスン生以上に「勝負事」なのだと思いました。
 その指標は、当日の審査員の質的レベル以上でのレッスンをすることでしか勝ち取れないことも、今年の経験から納得している自分がいました。

 来年に向けて、いよいよ闘志が湧いてきます。レッスン生と足並みを揃えながら、あのレベルの高い「コンクール」に立ち向かっていきたいと思いました。