勝ち薬 | 仙台空手道クラブ志道館のブログ

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「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

今夜の試合が終わりました。

    カープ 7点 ― 5点 タイガース


3連敗中であったカープですが、今夜の勝利はいわば敵失(てきしつ)での効果によるところが、とっても大きかったと思います。今夜のカープの得点シーンは、その多くがタイガース守備陣のエラーがきっかけでした。



◆1回裏(カープ攻撃、タイガース守備)

    カープの秋山選手による2塁への盗塁を刺すために、タイガースの梅野捕手がセカンドへ送球。これが暴投となってしまい、秋山選手は一気に3塁まで進塁。カープの次打者のヒットで、秋山選手はホームに生還!


◆4回裏(カープ攻撃、タイガース守備)

    一死2,3塁で、打席は菊池選手。3塁走者を警戒し過ぎたためか、タイガースの村上投手がワイルドピッチ。これで3塁走者の坂倉選手がホームに生還!


◆8回裏(カープ攻撃、タイガース守備)

    カープはこの回の先頭バッター、3番・小園選手がヒットで出塁すると、なんと1塁走者にピンチランナーとして羽月選手を起用。俊足の中軸打者にすら代走を送るという、勝利への執念を感じる采配にでた新井監督。

    羽月選手は期待に応えて2塁への盗塁に成功。さらに3盗にも成功! そしてフォアボールで出塁した野間選手までもが、2塁への盗塁に成功。さらに敬遠気味のフォアボールで、石原選手も出塁。一死満塁に。

   カープ打撃陣のあいつぐ盗塁や、自ら出したフォアボールの連発でタイガース・石井投手は心の平静を失なってしまったのか・・・なんと暴投してしまい、カープに勝ち越し点を献上していまうという展開に。

    カープ 4点 ― 3点 タイガース


   その直後にカープ・堂林選手に2点タイムリーを打たれてしまい、

    カープ 6点 ― 3点 タイガース


    さらにカープの代打・二俣選手にもタイムリーがでて、この試合の行方を決定づけるこの回4点目が!

    カープ 7点 ― 3点 タイガース




タイガース打線は9回裏に2点を取って追い上げたものの、この回2失点の黒原投手のリリーフとして、9回裏二死から守護神・栗林投手が登板。栗林投手はわずか4球で、タイガースの最後の打者を打ち取ってゲームセット。


カープ 7点 ― 5点 タイガース





カープの7得点は、その大半が敵失(※ タイガース投手や守備陣のエラー。)をきっかけにして得られたもの。でも、、ペナントレース143試合を戦う中で、こうしたラッキーな日もあるのです。

アンラッキーな敗戦の日もあれば、敵失ばかりで得られた勝利の日もある。短期決戦とは異なり、超長期の戦いとなるペナントレースは、まさに人生の縮図です。


人生、晴れたり、曇ったり。

だから日々あんまり一喜一憂しても、仕方ないのです。大きな方向性を決めたら、ソコに向かって少しずつ近づいていく努力あるのみ。一気に前進できる日もあるし、足踏みするだけの日もある。


ラッキーとしか言いようがない勝利でも、それが「 勝ち薬 」となって気分転換になり、自信が復活するならば・・・長い人生の間には、そういう勝利を得られる日があってもいいのです。





今日のブログはここまでです。

ではまた。