今夜のカープ。
リードされている試合展開で、またもや9回ツーアウトから同点に追いつくという粘りをみせてくれました。
9回表、ツーアウト3塁という場面。
ジャイアンツのクローザーがキャッチャーに暴投してしまうという間隙をついて、3塁から一気に本塁突入を敢行した、カープの背番号51・小園 海斗(こぞの かいと)選手です!
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【上画像引用】デイリースポーツ様記事
チームを勝利へと導くために、若武者・小園選手は決死の本塁突入! 判定はセーフとなり、カープは9回表ツーアウトで同点に追いつきました。
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【上画像引用】スポーツ報知様記事
試合はこれで、
ジャイアンツ 2点 ― 2点 カープ
昨夜のサヨナラ劇を再現するかのような、見事な同点シーン。勇気をもって本塁に突入した小園選手の姿に、とことん私はシビレました!
ジャイアンツは9回裏に得点できず、試合は延長戦に入りました。
追い上げムードのカープ。しかし10回表はジャイアンツ守備陣のファインプレーもあって、勝ち越しの得点はならず。
そして10回裏。
一死ランナー無しの場面で、ジャイアンツの1番・丸選手に、サヨナラソロホームランが飛び出しました・・
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多くのカープファンの反応は、
「 栗林(投手)が打たれて負けたのなら、仕方ない。切り替えて、明日また頑張ろう! 」
というもの。
球界を代表するクローザー・栗林投手が打たれてしまったならば、もうそれ以上のリリーフ投手はいないのだから、そりゃもう仕方ない。あきらめるしかないし、悔しくもない。
・・・つまりそれほどにも、カープファンは栗林投手のことを絶大に信頼しているということです。
殊勲のサヨナラホームランを打った丸選手は、今日の試合で4安打の固め打ち。これで打率がさらに上がり、本日時点でのセ・リーグの首位打者になりました。
元カープの主軸打者であった丸選手。今シーズンはここまで絶好調です。でも、そういう丸選手を祝福しにいくカープ選手は、あんまり見かけません。
いっぽう今夜の試合が始まる前の、東京ドームでの練習中のシーン。
先日(6/25)の新潟での対ベイスターズ戦で、プロ入り通算1,500本安打を達成した長野 久義(ちょうの ひさよし)選手の前に、たくさんのカープ選手の行列ができていました。
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丸選手も長野選手も、ともにカープに在籍していたことがある、元・カープ選手。そしてともに、今はジャイアンツの選手。
でも現在の現役カープ選手は、ジャイアンツとの試合のたびに長野選手のところへ試合前に挨拶しにいくものの、丸選手のところへは・・・???
球界の人格者と言われ、敵チームの人達をも含めてたくさんの選手から慕われ、たくさんの指導者から愛されている長野選手。
人徳(じんとく)です。人徳としか、表現のしようがありません。
球界の人格者
武道修行者がめざすべき到達点は、まさにココです。あるべき姿に徹するから、人格者となり周囲から慕われる。
人がいない山奥に入って、一人で座禅をくみ心おだやかに暮らしていても、そういう人のことを人格者とは言わないと思います。
人格者とは、たくさん人から愛され信頼される存在になっているもの。人様からもまれ、たくさんの人達から愛されるから、人格者へなりうるのです。
今日のブログはここまでです。
ではまた。