719系の磐越西線とフルーティアを作っている最中ではありますが、同時並行でこちらを手掛けていきたいと思います
タイトルにもあるように初の『フルスクラッチ』‼️
山形新幹線400系新塗装を作ります!
以前から400系は自身のコレクションに入れたいと思っていましたが、個人的に印象の強い『新塗装』は製品化されていません
かつ、昔に出たカツミ製は6両ですし、そもそも旧塗装(開業時)なので、これは『無ければ作る!』精神で自分で作ってしまおうという感じです
車体構成としては主にケント紙(厚さ0.2mm以上)を数枚貼り重ねた物とし、前面の流線型はこちらを素材にします↓
なんとプラレール!
まさか30代に入ってからプラレールを買うとは思いませんでした
今回はオークションで両先頭車のみジャンク品で購入2両分で400円でした!(安いっ)
肝心な車体の図面は鉄道ファン(91年)の付録に両先頭車とパンタ付き中間車の3両分付録として入っているのでそちらを使います
ただ、こちらの図面は量産先行車S4編成(後のL1編成)の物で、L2編成以降の量産車と各所違う点が多くあります
そこはNゲージの400系を参考にして今回は量産車を作ります
ここで問題となるのは縮尺。
皆さんご存知とは思いますが、
本来、新幹線車両のスケールは1/87。
国際規格と同じく真の『HOゲージ』です
日本の在来線車両は狭軌のため、縮尺は1/80で俗に『16番ゲージ』『Jゲージ』と言われています
山形新幹線は在来線区間を走行するため、在来線と隣に並ぶ機会が多く、縮尺の差が目立ちがちになります
かと言って福島以南はフル規格新幹線と併結するので、ミニ新幹線の400系だけ『16番』になるのも変になります
どちらの縮尺にするか迷いましたが、今回作るに当たっては400系はやはり新幹線車両。
1/87ならではの『標準軌』感も大事なので、1/87で作っていきます
図面をコピーし、プラレールと先頭の流線型を比較。
やはりプラレールはショーティー化されていて、鼻の長さが全然足りません
且つ、高さ方向も足りません
なのに、車幅は横長です...
そのまま使えるのは下部のスノープラウだけかもしれないですね...
車体を切り、プラ板でカサ増ししパテを盛ってひたすら削っていこうと思います
車体の窓はフルーティアでも実践している円形彫刻刀を使って縁のRを表現
パーミルのペーパーキットで学んだ工法で瞬間接着剤をケント紙に流し込み強度を出していきます
走行系はMPギア、台車やパンタグラフはパーツで製品化されていないので、入手がしやすく似ている?物を使うしか無さそうですね
初の『フルスクラッチ』。
果たして、どこまで自分の技量で400系を再現出来るか
こちらは完成まで長丁場になりそうな予感💦
完成までお付き合いくださいませ💦
実は現状ここまで形になっています
続く。