多くの人が他人と関わることで、傷つき疲れストレスを溜め込みがちです
一般的な心理士やカウンセラーの多くが、自分に合わなければ離れなさいと助言します。
夫婦喧嘩がありストレスを抱えているケースでは別居しないと言われるケースやモラハラなので避難しなさいと言われ調停など紛争になり離婚するケースもあります。
その結果、孤独になるだけではなく、自分に合うか合わないとという自己主体の基準で他者を否定・強化し他者を警戒してしまうようになります。
この人は安全か、裏はないか、近づきすぎると危なくはないかと探りながら関わるようになります
また、一度安全だと思い近づいたが、予想外の言動に驚き相手との距離が近すぎたと感じ、その関係自体がストレスに感じるようになります。
これは他人だけではなく、親兄弟でも同じことが言えます。
目先の問題やストレスの回避であれば、関わらないで自分に合う人とだけ関り、合わなければ離縁を繰り返し、常に新し人と関わることも一つの選択かもしれません。
もちろん、深い仲にはなることもなく、半年程度で離縁するので知り合い程度の安全な関係性です。
親子であれば1年に一度、1時間程度だけ関わる等です。
しかし、職場ではどうでしょうか?
仕事の話だけでプライベートの話や雑談もほぼせず、飲み会にも参加しない、言葉遣いや態度が自分からすると嫌なので関わらないで無視をする?そんなことは出来るはずがありません。
最低限度、社会人として関わらなければならない場面(互いの親密性の向上や企業理念に従った目的・目標の共有など)は必ず存在します。
ここで上述の自分に合わなければ回避すればいいという考え方では通用しなくなります。
また、相手の話を聞き流せばいいと助言する方もおりますが、これを繰り返すと相手に対して嫌悪感が増幅します。
結果、我慢できずに声のトーンや表情に現れてしまい、対人関係が破綻し、会社に居づらくなり退社に繋がるのです。
では、どうすれば人間関係が良好になるのか?どうすればストレスなく人と関わり生きることが出来るのか?
続きは次回、人間関係の悩み(2)へ
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