過去は過ぎ去ったもので、存在しない。

 

過去は変わらない(変えられない)から仕方ない、当然のことと分かりながらも多くの人は、あの時こうだったと過去を振り返り悲しみ疲弊します。

 

【人が過去を振り返る意味】

1.人は過去を振り返ることで自責の念(自分は間違っていない)を払拭しようとする。(自己肯定感の維持)

2.他の選択肢を模索し、将来、同じ状況になった場合に回避するための道標とする(危険回避予測)

 

この行為(過去を振り返る)は問題がないのですが、多くの人が過去を振り返り、悲しみに浸ってしまいます。

では、何故、悲しみに浸ってしまうのか?人によっては何度も同じシチュエーションを思い出しては自ら苦しみを繰り返す人もいます。

 

この心理について調査・ヒアリングを行ってきた心理士は非常に少ないと思います。仙台市内の心理カウンセラー・心理士もこの点に着目しデータを取っていない方が多い様に感じます。(他所に通った方々から聞く話では)

 

過去を振り返り悲しみに浸る方の共通点は、何か問題を起こした際、親や先生から、”何故こうのようになった” ”何故、あなたはこのようなことをした”と責められた経験が多い方です。

 

つまり、叱られるという嫌悪刺激を多く受け、その結果、出来事よりも上手くいかなかったという情動に重きを置いて事実を捉えてしまうのです。

 

そのため、小さな出来事でも落ち込み、更には上手くいかない事ばかりを考えて(集めて)しまうのです。

※悲観的予測を沢山行うことで確実に回避できると考える訳ですが、そもそもそのような悲観的出来事は99%起きることはない。

では、過去の出来事に捉われてしまう癖を修正する方法はあるのか?どうすれば過去に捉われず、落ち込むことから解放されるのか?

 

方法と答えは次回の記事で・・。

 

 

 

 

 

 

 

私の心理カウンセリングはタイムマシンのようなものです。