落ち込む、やる気が起きない、イライラしやすい、人間関係が上手くいかない(トラブル続き)、うつ病、適応障害、パニック障害など症状や疾患を抱える方の多くが精神科やメンタルクリニックに行こうかと考える傾向があります。

 

実際、病院・メンタルクリニックでは、”どのような出来事”があり、”どのような症状があるのか” をヒアリングし、身体症状に応じて投薬を行います。

 

患者さんは、薬の効果で身体が楽になった、治った、治るかも、解決したと最も悪い状態から比較し回復・解決したかのように誤認するのですが、実際は薬でホルモンをコントロールしている(薬で強制的に考えさせないようにしている)だけなのです。

 

時間が経過すると、その薬も効かなくなり更に強い薬を投薬しますが、それも限界値に到達し最初と同じ状態に戻ります。

人によっては投薬治療を何年~何十年と続けて気付けば生活も制限される状態にまで至ったり、入退院を繰り返してしまいます。

 

ここでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、病院・メンタルクリニックは、”薬で治す”のではなく、”薬でホルモンコントロールを行うだけで問題自体は患者さん自身が自力で解決する”ということです。

 

つまり、患者さんが問題の根本的解決ができないと薬漬けになり、その方の環境が変化するまで何も変わらないまま時間が経過していくのです。

 

これを知る医師の多くは、心理カウンセリングや相談所へ行くように促します。

また、病院やメンタルクリニックの心理カウンセリングでは、心理学に基づく心理療法を用いて心理カウンセリングを行うのですが、この心理療法が効果が高いものもあれば、正直、効果は殆どない(100人中10人程度しか効果がない)に等しいものもあります。※病院の心理カウンセリング=心の治療と考えている方は要注意です。パニック障害や強迫症状等の場合は”癖”のようなものなので治すのは簡単です。

 

 

更に、これは同業者として本音を暴露しますが、病院勤めの心理士の多くが、大学・大学院で心理学の基礎を学び病院に就職します。この学んだ心理学は心理学の歴史や療法、疾患の特徴など多岐にわたる内容なのですが、実際、現場で活かせるのは2割程度だと思います。

 

 

つまり、大学を出ていても心理学の基礎程度の知識と病院での心理テストを毎日行い、患者さんの話を聞いて”肯定する”だけなのが実情なのです。(私が直接会った病院勤務の臨床心理士・公認心理士、約80名ほどから聞いている話です。)

 

 

例えば、、

社会経験が病院勤務しかない、心理テストと話を聞くだけの業務を行っている社会経験年数10年の36歳心理士が、52歳の社会経験30年と3倍の経験値を持つ患者さんを相手に複雑な人間関係や問題を解決するための知識や助言の順番、解決までの流れを説明することが出来ません。

また、肯定が絶対ですので、この肯定を繰り返すと自分は悪くないんだ、相手が悪いんだと考える方もおり、更に問題が悪化することもあります。

 

 

また、夫婦問題、離婚問題、不登校相談、会社でのストレスなどが原因で病んでいるケースでは医師・臨床心理士・公認心理士の資格があっても(身体と心の仕組みは分かっても)解決は出来ないのです。

 

 

このため病院の心理カウンセリングで治る人が少なく、病院でのカウンセリングをやめ私設の人生経験と解決経験が豊富な心理士・カウンセラーのいるところに移っていくことが多いです。

 

 

最後に

公認心理師の資格試験内容を見たことがありますが、心理学の基礎知識程度でした。

同業の先生方も取っても意味がない程の内容でそのための時間を使うならば患者さん一人を救った方が良いと考え受験すらしない方も多いです。

病院勤務の心理士の先生の多くが、10年勤務で心理テスト8000人やってきましたが、同じテストの繰り返しだけで話を聞くだけなので治していると言えないと語っていました。