転んで擦りむいた傷が出来ると人は自然治療力によって回復しますよね

 

厳密には、傷を負い、出血することで菌を体内に入らないように押し出し、血液が除菌し、その後、血液が凝固します。

その後、DNAに刻まれた回復プロセスを経て皮膚が再生される。

 

私が考案した認知教育カウンセリングというものは、この自然治療力をベースに(心理に置換)したカウンセリング技法です。

 

1.傷を負う(苦しい体験)

2.血液凝固(基本的免疫力の確認とテスト:性格分析)

3.自然治療力による回復開始(苦しい体験を客観的に捉え、認知による情動の修正)

※代用感情と真の感情の理解を行う

上記までが、自然治療力を用いた過去の出来事の清算

以下が、根本的認知修正と順応

4.傷を負う原因の追究(幼少期・青年期における脚本分析)

5.傷の重度軽減と基本的回復力の確認(自己の性格・人格の把握)

6.傷を負わないための対策(基本思考の修正と自己統制)

※心の自然治療力を基礎に自治力を身につけ対人関係の構築と順応、性格の再形成を行う

 

小さな傷は再生される度に強い皮膚を形成し更に強くなります。しかし、傷が深ければ深いほど、回復よりも壊死が勝り命を落とします。

 

受ける傷が最初から浅ければ命を落とすことなく回復することが出来ます。

そして、そもそも、傷がつかなければ苦しむこともありません。

 

回復が早い心、傷を負わない心(しなやかで、したたかで、軽やかな心)をつくることが自衛と共存の安定に繋がり、結果として柔軟な心と穏やかな日々に繋がると考えます。

 

なぜ、自分が傷つきやすいのか?

なぜ、自分は過去の出来事にとらわれやすいのか?

根本解決をしてみては如何でしょうか?