お客様は神様です!このフレーズは三波春夫さんの言葉から引用され世に広まりました。
しかし、一部の人がこのフレーズを曲解し、お客様は神様だから何をしても構わない、お金を払う側が上だ!と横柄な態度やクレーム行為、カスハラ行為を行う人がおります。
当所に来所されるクライエントもお客様からクレームを受けてうつ病、適応障害、パニック障害になって通っている方も少なくありません。
お客様より、怒鳴られた、土下座しろと言われた、本部に苦情を入れられ嫌がらせが続いている、など本当に酷い内容ばかりです。
このような迷惑行為をする人の多くが、”自分はどこの誰か周囲に知られないので何をしても構わない”という心理があります。
もしも、自分のクレーム行為が、近所や職場など周囲に知られるとなればやらないでしょう。
※事実無根のクレームやネット上の書き込みなどは非常に悪質ですので、弁護士をつけて書き込んだ者を特定(発信者情報開示請求)し賠償金(書き込みから6か月放置された場合、ブログでの書き込み200万円、googleMapへの書き込み600万円が平均のようです。)を支払わせる必要があります。
それと、飲食店や小売店などを利用した際に、些細なミスでも必死に謝罪する店員さんを見かけます。
そこまで謝ることなの?というぐらい申し訳なさそうに平謝りをする。
世の中、狭い心が息苦しい時代を創ったものだと感じます
先日、妻と海鮮丼を食べに駅前に食事に行った際、妻があら汁からカニ汁に変更したのですが、オーダーを受けた店員さんとは別の店員さんが食事を運んできて変更したはずのカニ汁があら汁で出てきました。
あれ?カニ汁にしたのですが・・?と尋ねると、オーダーを受けた店員さんが駆け寄ってきて間違えました申し訳ございません。と深々と頭を下げ、あら汁を下げますというので、私は、いやいや、私の食事にあら汁がついてくるので、これを頂きますから大丈夫です。と伝えると、店員さんが、それでは、丼が来る頃には冷めてしまいますので申し訳ないです。と言いました。
私は、いや、お腹が空いているので先にあら汁を頂きますよ。大丈夫。と伝えました。
そんなにお腹が空いているわけではないけど、下げたあら汁はきっと廃棄されるので、もったいなし、奥で反省会とか始まってミスした方が凹むかもしれないし・・・とか色々考えてこのセリフが出た次第です。
帰り際も店員さんが申し訳ございませんでしたと頭を下げてきたので、お料理も美味しかったけど、店員さんの笑顔も素敵で良かったです、ご馳走さまでした。と伝えると笑顔で、是非、またお越しください!と言ってもらえました。
私は、頑張っている人や笑顔の人に出逢った際に、素直に褒めるようにしています。
初心者マークを付けたコンビニの店員さんが上手くいかずに時間がかかっていても、慌てなくていいよ大丈夫と声を掛けます。
お代を支払い帰り際に頑張ってね!と声を掛けると笑顔でありがとうございます!って返してくれて、次に行くと笑顔で迎えてくれます。
私が誉め言葉や感謝を伝える理由は、”自分の言葉が、その人の一日を作る”と考えるからです。
”お客様は神様”の如く、優しく受容しなければならないと思うのです。
一日一善、徳を積んでみませんか?♪