先週末、宮崎在住、父の義弟(妹の旦那さん)が、癌で亡くなりました。
父は病がかなり進行してきており、
体が思うように動かず、とても葬式に出席できる状態ではないので、
とりあえず、母だけが宮崎へ向かうとのことでした。
アンタは葬式行けないの?と母に聞かれたものの、
うーん。今は、かなり忙しいし、ちょっと無理だわ、と答えました。
じゃあ、弔電だけでも打っといて、と母に言われたものの、父のことが気になって、
父さんは何て言ってるの?と、母に聞くと、
母は、じゃあ、お父さんに電話代わるから、と。
電話越しに、父の無念そうな気持ちが、切々と伝わってきました。
「本当は、俺が行かきゃダメなんだよな」
「でも、なぁ。この体じゃ、とっても宮崎までは行けんわ」
「お前が、俺の代わりに出てくれればと思ったんだけどな、、」
「まぁ、お前も忙しいんじゃしょうがないわ。弔電だけ打っといてくれ」
うん。
そっか、、。
なんとかするか!!!
仕事の調整は、かなり大変なことですが、
まぁ、そんなことは、帰ってきてから考えるべ、と。
というわけで、はるばる仙台市から宮崎市まで飛びました。
翌日仙台発便は、既に売り切れだったので、
朝イチの、東北新幹線「はやぶさ」に飛び乗り、東京羽田空港まで。
「はやぶさ」に乗るのは、実は初めてだったので、
とりあえず写真撮っておこうと思いつつも、
何せ、時間がなくて、あわてて撮ったら、先頭が見切れた、、。残念。
そして、羽田空港から、いざ宮崎へ。
と、その前にコレだ、、。
私の天敵(笑)
今まで、なぜか、一発でクリアしたことが一度もない、、。
だいたい、ズボンのベルトで引っかかる。
みんな、ズボンのベルトしたまま通ってんだけどな?
昔、イタリアに行ったときは、何度も引っかかり、
一着ずつ身ぐるみ剥がされていくうちに、
最後には、パンツ一丁にされたことがありました。
この日も、そして帰りも、ズボンのベルトで一度、引っかかりました。
・・・・・
ともあれ、無事に着いた。宮崎空港。
レンタカー予約したのに、免許証を忘れるドジっぷり(笑)
しかたなくタクシーで式場へ直行。
この道路沿いのフェニックスを見ると、
南国に来たんやなぁ、としみじみ思います。
ちなみに、フェニックスは、宮崎県の県木です。
葬式は、神道のお葬式でした。
これは生まれて初めて見ました。
神道は仏教よりもお金がかからない(らしい)、という理由で、
この家では、最近、神道に鞍替えしたらしいです。
仏教だと、やれお布施や、なんやらと、
いろいろと、お金を取られるのだそうですが、どうなんでしょう?
そんな宗教の世間話ついでに、
お父さんの葬式の時、宗教どうするかもう決めてるの?と、母からかなり責められました。
父からは、お前に全部任せるからと、言われているもので。
葬式を取り仕切る、長男(従兄)を見ながら、
ああ、次はコレ俺もやるんだなぁ、と思うと、少し涙が出そうになりました。
生前、父親とその亡くなった義弟とが、
俺が先に逝くからと、お互いに言い合っていたそうです。
・・・・・
ところで、これ、もともと全国にあった食べ物だそうですが、
今では、すっかり宮崎県の名物ですね。
昔、たまーに、父が作ってくれた。
そうだ!!!
今度、実家に帰ったら、父に作り方を教えてもらって、みんなで食べよう。
あと、コレねぇ。
宮崎空港の名物らしいのですが、
でら、うめぇ(笑)
見た目、かなり黒ずんでいて、
ちょっと普通の鶏肉には見えませんが、
この黒さがポイント。
帰りに空港まで見送りに来てくれた従兄から、もらっちゃいました。
宮崎県でも、手に入れるのが難しいらしい。幻の赤?
(続く)