り災証明書 | Re START from 仙台

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仙台在住、通信インフラ整備を生業としている人間の、東北人の生活、東日本震災に関するレポートです。


相変わらず忙殺の日々が続いています、、。

ところで、
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何と、り災証明書で高速道路が無料になるみたいですね。


という話を、ある年輩の方(Aさん)と話していると、


Aさん「高速無料?そうなんですかー。ん?アレ?私、り災証明書持ってますよ?」


「え? Aさんて、津波とか関係ないですよね?」


Aさん「いや、家財とか、あと少しカベに亀裂が入ったりしてて・・・」
   「周りの人に、取っておいたほうがいいよって言われて、申請したんですよ」


「え!!じゃあ、Aさん、高速乗り放題じゃないですかっ!!(絶句)」


・・・・・


Aさんによると、運転免許証と写真を2枚持っていったら、

すぐに証明書をくれたとのことで、


(そんな簡単にもらえるんだったら、俺ももらってこようかな)


何せ、僕の高速道路使用料ときたら、
月に10万とまではいかないけれど、それに近い水準なのです。


(イカン、イカン、何を考えてるのだ、俺は、、)


などなど、心の中でさもしい葛藤をしていると、


Aさんが、 良かったら参考に自分のをFAXしておきますよ、と言われ、

後日もらったのがコチラ。

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もらってから、いろいろ調べてみてわかったのですが、


仙台市では、


「り災証明書」

「り災届出証明書」(暫定?)と、


2種類あるようなんです。


仙台市は、被災者が多い(津波の影響だけでなく建物の影響を併せると)ので、

そういう処置になったのかな?


ちなみに、このり災届出証明書については、7月末までは、
り災証明書と同じ扱いで、高速道路が無料になるようです。


でも、よくよく考えてみると、


罹災した人たち(特に津波の場合)は、車を持ってない人が多数だし、

まずは、住むところの確保で躍起になってる状態ですよ?

高速道路を無料にするくらいだったら、燃料費まで負担してもらう位でなければ、

わざわざ遠出する罹災者なんているのでしょうか???


それこそ、一般の方も無料にしてあげて、

観光に来てもらうとか、ボランティアに来てもらうとか、

そういうことのほうが、よっぽど復興に繋がると思うのですが、

間違ってるかなぁ?


相変わらず、裏があるのかな、この話も、、。