仙台市の今朝は、雨です。
雨が降ると、、、
水はけの悪くなった被災地は、どんどんと水がたまって、池のようになります。
まるで砂浜のように、白っぽくなっていた被災地も、
瓦礫や土が、水を含んで真っ黒くなり、まるで被災直後のような姿になります。
少し、、悲しくなります。
最近、市内で、物陰に待ち伏せしている白バイを見かけました。
東北自動車道では、覆面パトカーが、速度違反取り締まりを再開しています。
少しずつ日常に戻りつつあるということなのでしょう。
ずいぶん前に紹介した、長町の仮設住宅、
かなり前に、竣工していたように見えていたのですが、
ほとんどの部屋の明かりが灯っていません。
時刻はまだ19:00頃です。
家や車や、財産が流されてしまった人たちの気持ちは、僕らにはわかりません。
わかりたくても、、。
近づけません、、。
イメージとリアルのギャップは、
これまでの自分の人生の中で、嫌というほど学ばされてきましたから。
先日、ある大手ビジネスホテルの女性支配人と話す機会があって、
この前、あるお客様がチェックインされた時に、
お名前と、ご住所をこちらにご記入ください、と言ったら、
家が流されちゃって、今は住んでないんですけど、その住所でも構いませんか?
と言われましてねぇ。慌てて、それで結構ですよ、と言ったんですけれど。
やっぱり、被災した人たちの、本当の気持ちは、私共にはわかりませんものねぇ。
私たちも、配慮して接客しなければならないとは思ってるんですけど、
あまり気遣いしすぎても、失礼になりますしねぇ。
どう接客すれば良いのか、いろいろ悩んでいるところなんですよ・・・。
・・・同感です。
僕もそういった罹災した人たちと接する機会が多く、
なんて言葉をかければいいのか、わからなくなるときが、たくさんあります。
ただ、ひょっとすると、言葉の問題では無いのかもしれません。
今日は雨、だからではなくて、
この歌がとても大好きで、カラオケに行くたびに、
男のくせに(笑)熱唱していた、ある人の為に。
鎮魂の願いを込めて。
心の中の思い出はいつまでも永遠に、、。