さて、この「置局」の業務は、オーナーさんとの話し合いだけではありません。
場所選定にあたっては、各種法律を知らないと、
場合によっては、工事そのものが出来ないこともありますので、
法規制のチェックや、請負形態によっては、規制解除手続きまでが、
この「置局」のお仕事です。
土地局になると、とにかく一杯あるんです(笑)
建築基準法、都市計画法、都市緑地保全法、
土地区画整理法、地すべり等禁止法、農地法、
農業振興地域の整備に関する法律、電波法、自然公園法、
文化財保護法、砂防法、航空法、
河川法、森林法、国有財産法、
消防法、道路法、各自治体の景観条例、、、
・・・・ちょっともう頭が痛くなってきますね(笑)
あとは、登記簿謄本や公図を取得したりして、調査をしますし、
不動産関係の法律なんかも、ある程度知ってないと、ダメですね。
民法、不動産登記法、借地借家法、区分所有法、、、などなど。
・・・・もうパンクしますね(笑)
これら法規制のチェックと、規制解除手続きを踏んで、ようやく設計に入ります。
それからは、一般的な建築、土木工事の工程とほぼ同じです。
ここまで、皆さんにとってはどうでもいい話だったかもしれませんが、
後々の話をするためには、大事な部分でしたので。