UFO型信号機ってご存じですか?
TV番組でも何度か取り上げられているので見られた方もあるかも。
現物はこれ↓です。どこがUFO?普通の信号機と一緒じゃない?
わかりにくかったですか。それじゃ、もう少し近寄ってみましょう。
なんか変って思われた方は鋭い。信号機が交差点の真上にある!
そうなんです。
普通ならば、交差点の四隅にそれぞれあるはずの信号機を、ギュギュっと交差点中央にまとめてしまった信号機なんです。
正式名称は懸垂型交通信号機ですが、信号が夜空に浮かび点滅するさまがUFOに見えることから通称UFO型信号機。
1975年頃から、愛知、宮城、群馬などで、四隅に支柱を立てる余地のない狭い交差点に設置されたようですが、このタイプの信号機が残るのは宮城県内の4基だけ。
(歩行者信号のないタイプが大阪や広島に1基ずつあるみたいですが。)
宮城県内のUFO型信号機も老朽化更新で次々に姿を消しており、もうすぐ絶滅するようです。(2024/3までに全部撤去と書いた記事もありました。)
この信号機どこにあるかというと、向こうに見えている茅葺の門にご注目。
伊達政宗が建立した陸奥国分寺薬師堂です。
「お薬師さん」の名前で親しまれる古刹です。
毎月8日はお薬師さまのご縁日。
境内では「お薬師さんの手作り市」が開かれます。その名のとおり、自分で作ったものを自分で売る青空市。雑貨や食品など数十の店が並びます。
ブログ仲間のtrunkさん(手作り婦人服)、羊っこさん(手編み雑貨)も出展されているので、UFO型信号機見物と合わせて?お越しください。
※この記事の写真は1/9に撮影したものです。
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(この稿おわり)