この日は、久々の蔵王温泉スキー場。

今月初めの異常高温で樹氷がすっかり落ちた後、初めての滑走です。

 

 

お昼前ですが、地蔵山頂の気温は零下11.8℃。今冬のmy最低気温です。

 

 

こんなに寒いんですが、地蔵山はご覧の状態。

 

 

元・樹氷からは、枝が飛び出して、見る影もありません。

 

 

この数年、観光客に加えて、スキー客も、アジア各国からの方が多いのですが、

 

 

記念写真を撮るにも張り合いがないですね。

 

 

ざんげ坂の下あたりに来ると、もはや、ただの雪を被った樹林帯になってました。

 

 

この日は、ガスが下まで降りてきて、今シーズン滑った中で一番寒かった(-_-;)

雪まで降り始めてきたし、3時間ほどで、さっさと引き上げることにしました。

 

 

※この記事の写真は2/14に撮影したものです。

(この稿おわり)

この日、大和町・直沢(すぐさわ)池にお泊りのハクチョウはざっと400羽。

 

 

朝の飛び立ちが始まる前、ハクチョウたちのいろんな仕草が楽しめるひとときです。

急に、何十羽ものハクチョウが駆け出した、これは大げんか?

と思ったけど、すぐにゆっくり泳いで戻ってきました…、何だったんだろう?

 

 

ボクたち、それは飲み込めないよ(-_-;) おいしくないと思うし…

 

 

朝の身支度を終えたハクチョウの羽にはほれぼれします。

ふんわりとたたまれた翼、細かく水をはじいた純白の羽…

 

 

こちらでは、オナガガモの♀の戦いが勃発。

 

 

う~ん、この荒技には勝負あり…。♀とは言え、容赦ないですね。

 

 

強風をついて飛び立ちが始まりました。

 

 

風をよけるためか、いつもより低く飛び出している子たちが多い。

 

 

池の両側の丘の上空は一層、風が強い。必死にはばたくのですが静止画像状態です。

 

 

それでも、池の上空を何度か周回して徐々に高度を上げていきます。

 

 

この日のハクチョウたちの飛び立ち高度は、いつもよりずいぶんと高い。

(近くの田んぼに食事に行くときは、低い高度のまま飛んでいくことが多いのですが。)

 

 

空の青みに溶け込んだハクチョウたちは、故郷へ一歩でも近づこうとして、そのまま北を指して飛び去っていったのかもしれません。

 

 

※この記事の写真は2/12に撮影したものです。

(この稿おわり)

ブログ仲間の記事を見ていると、蔵王の樹氷は、2月に入っての季節外れの高温・雨・暴風の三段攻撃で、すっかり氷を落とし、無残に枝が突き出ている姿が痛々しい。

桜で言えば、嵐がくれば花吹雪となる風情、今季の樹氷のピークは終わりました(-_-;)

 

今年の樹氷は期間も短く、出来も今ひとつだったかなぁ…(あくまで個人的感想です)。

来年こそは、「アイスモンスター」と称された樹氷が復活するよう祈念してのオマージュです。

 

 

先日、TVのバラエティで、タレントさんが「わぁ、樹氷、きれい!」と叫んでました。

残念ですが、これ↓は、木に雪がついたもの。「樹氷」ではありません。

 

 

氷点下の霧や雲が枝などに着いてできる氷が「霧氷」。その一種が「樹氷」です。

あくまで「氷」なんです。木の上に積もった雪が固まって樹氷になるわけではありません。

 

 

霧氷は3種類に分かれ、不透明な白色のものが樹氷と呼ばれます。

これ↓も樹氷の一種。私は「小枝・ホワイトチョコかけタイプ」と呼んでますが(笑)

 

 

それに対して、アイスモンスター型の樹氷はこんな感じ。

 

 

中央ロープウェイ・鳥兜駅の通路の壁に簡潔な説明図がありますので、お借りしました↓。

 

シベリアからの寒風に含まれた水分が、空気中の塵などを芯にして雪に変わり、朝日連峰の両側に雪を降らせる。そこで雪になりそこねた過冷却水滴は、山形盆地を越えて蔵王に吹きつけ、固いものにぶつかった瞬間に氷になる、という理屈です。

 

 

これ↓は、ぶつかった瞬間に凍った過冷却水滴が連なったもの。

いわゆる「エビのシッポ」ですね。(地蔵山頂の岩に着いた氷の写真です。)

 

 

写真手前、中央・ダイアモンド・パラダイスゲレンデあたり、少し灰色っぽく見えるあたりは、ブナやダケカンバなどの落葉樹が植生の主体なので、小枝ホワイトチョコかけ型樹氷です。

樹氷原コースから上部、地蔵山頂にかけての真っ白なあたりは、常緑樹のアオモリトドマツ(別名オオシラビソ)が主体で、アイスモンスター型の樹氷ができます。

 

 

シベリアからの寒風に、地蔵山の山腹のアオモリトドマツの枝や葉が着氷し、

 

 

その上に、さらに吹きつけた過冷却水滴が着氷し、

 

 

付着した氷が何層にもなり、枝や葉をすっぽりと覆いつくして、もはや、この白い塊が樹木だったなんて、想像もできなくなったような樹氷、これが蔵王の誇るアイスモンスターです。

 

 

こうなってくると、モンスターたちで妄想ごっこするのが私のひそかな?趣味。

キッシングドール(風が吹くと離れたりくっついたりするんです)と、それを見て大笑いしてるグーフィー。帰ってきたサンタクロース(モアイ像という説もありましたが)。ゴジラ襲来…

 

 

山頂へ向かうロープウェイの両側には樹氷群が広がっています。

 

 

樹氷の間を縫って、山頂からザンゲ坂を下る樹氷原コース、

 

 

晴れていれば、爽快、としか言いようのないロングコースです。

 

 

ガスで視界が悪く、雪面が凍ってツルツルになっていることも多く、そんなときは、許されるものであれば、過去の罪をなんぼでも懺悔します!という気持ちになりますが…(笑)

 

 

このアイスモンスター型樹氷、近年のできの悪さの原因として指摘されているのが、温暖化の影響に加えて、アオモリトドマツの虫害による立ち枯れです。

 

緑の大きな木がアオモリトドマツ、上部では、ほとんどの木が枯れています(写真は2016/9)。

立ち枯れた木が残っていても、枯れ木についた樹氷はひよわです。

 

 

アオモリトドマツの回復事業が今年から始まるようです。モンスターたちが、また蔵王に戻ってきてくれることを期待したいと思います。

 

 

 

(この稿おわり)