月曜日は久々の雨、火曜日も晴れたものの薄い雲がかかり、水曜日になって晴天が戻ってきました。お散歩再開です。

仙台市内の東二番丁通り(国道4号線)です。今週末、この角からフィギュア羽生結弦選手の凱旋パレードがスタートします。



 


 秋になると、歩道が黄色い落ち葉で埋まるのですが、今は、新緑の芽吹きの季節です。

 
  
 東北大学片平キャンパスの裏手あたりから、広瀬川のほとりに降ります。
仙台の市街地は、広瀬川の河岸段丘の両岸に作られています。さっきのビル街から20分も歩くと、この景色が広がります。

 
 上流に向けて歩いていきます。霊屋(おたまや)橋を越えると、評定河原(ひょうじょうがわら)球場。
戦後直後はここでプロ野球が開催されていました。また、王貞治さんが、早稲田実業のエースで4番打者だった頃、東北高校と対戦したのがこの球場です。

 大橋に近づくと川原が広くなってきます。

 
 
  対岸を見ると、青葉山本丸の伊達政宗騎馬像が見えます。

 
 
 大橋を渡ると五色沼。この小さな池が日本のフィギュアスケート発祥の地と言われています。

 
 明治時代1890年頃に仙台在住の外国人が結氷したこの沼で滑り、1909年頃には第二高等学校の生徒が外国人教師からフィギュアスケートの指導を受けていました。1931年には第2回の全日本フィギュアスケート選手権大会がここで行われました。今では想像もつきませんが。
でも、荒川静香さん(生まれは東京ですが1歳から仙台)、羽生結弦君(生まれてから仙台)という、二人の金メダリストが仙台から生まれたことには不思議なものを感じます。