成田悠輔著「22世紀の民主主義」を読みました
あらすじ
断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。
これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。
22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。
感想
本書では選挙による政治参加を否定しています
ではどうやって政治を担う人物を選ぶか
著者は人体にその人の考え方を表すマシンを埋め込み、これによって民意を集め、これに適した政治家をAIで選ばれると言っています
ただそのAIのプログラミングを誰が行うかによって選ばれる政治家の傾向が異なってきます
つまりはそのプログラマーが日本を支配するかもかわりません
スターウオーズのダースベイダーのようなやつに任せると悪の世界になってしまいます
ただ民主的にそのプログラマーをどうやって選ぶか?
やはり全国民の選挙による投票で選ぶしかありません
こうやって循環すると今となにも変わらないことになってしまいます
発想は何でもAIのような現代人で斬新さはあるのですが・・・
お薦め度
★★★☆☆
次作を楽しみにします
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