湊かなえ著「カケラ」を読みました
あらすじ
少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言。
美容外科医が真実の行方を追うミステリー長編!
『この作品の中には小さな「私のカケラ」があちこちに埋め込まれていて、湊先生の手によって、とても立派な「根も葉もあるウソ」に育てあげられているのです。』医師 友利新さん推薦!!
美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から「痩せたい」という相談を受ける。
カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。
少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言と、見え隠れする自己正当化の声。
有羽を追いつめたものは果たしていったい――。周囲の目と自意識によって作られる評価の恐ろしさを描くミステリー長編。
感想
少女は自殺しました
何らの遺書も残さず
ただ彼女の周りには山のような大好きだったドーナツ
整形外科医である橘久乃が亡くなった彼女の周辺人物数名になぜ自殺に至ったのかインタビューを行う
証言はそれぞれ異なるが「自分には関係無いが、自殺する兆候はあった(ドーナツの食べ過ぎでどんどん太った)」と・・・
最後に整形外科医がインタビューした理由がわかる
橘久乃は講演会で話をした
「太った人にはいかに脂肪吸引を始め整形美容が大切であるか・・・」
この講演をすることが橘久乃の目的であった
イヤミスとか
お薦め度
★★★☆☆(3点)
イヤミスという言葉を初めて知りました
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