新川帆立著「競争の番人」を読みました
あらすじ
弱くても戦え! 『元彼の遺言状』著者、注目の新鋭が放つ面白さ最高の「公取委」ミステリー。
ウェディング業界に巣食う談合、下請けいじめ、立入検査拒否。市場の独り占めを取り締まる公正取引委員会を舞台に、凸凹バディが悪を成敗する!
公正取引委員会の審査官、白熊楓は、聴取対象者が自殺した責任を問われ、部署異動に。東大首席・ハーバード大留学帰りのエリート審査官・小勝負勉と同じチームで働くことになった。二人は反発しあいながらも、ウェディング業界の価格カルテル調査に乗り出す。数々の妨害を越えて、市場を支配する巨悪を打ち倒せるか。ノンストップ・エンターテインメント・ミステリー!
「デビュー2年目の勝負作です。わくわくドキドキ、ちょっぴり身につまされ、不思議と力が湧いてくる。理屈抜きで面白い王道エンターテインメントを目指して書きました。エンタメの幕の内弁当、どうぞ召し上がれ!」―新川帆立
感想
お遊びミステー小説でしょう
ドジで間抜けな女性公取職員「白熊楓」30歳手前
東大トップ卒業なのになぜか人気の無い公取に採用された「小勝負勉」白熊より少し若い
2人の公取職員を中心にした小説です・・・が
カルテル事件の捜査でドタバタ騒動
あまり真剣に読めない
コミックにでも描いた方が良いんじゃないかと思う内容
ただ著者は東大卒の弁護士さん
あまりなじみのない「公正取引委員会」を中心に据えてその役所の活躍ぶりを示したかったでしょう
ただコミカルすぎてこれを読んでここに入ろうと思う学生がいるのか?
もっもシリアスな内容のほうがが良かったと思います
お薦め度
★★★☆☆
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