64.「本当に私を愛してる?」と不安になる時には | カウンセリングサービス 仙台オフィシャルブログ

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心理カウンセラーの大塚統子です。

 

「彼は一体何を考えているのでしょうか?」

 

これは、恋愛のカウンセリングで非常に多くいただくご質問です。

 

そもそも、彼の気持ちが気になるのは、なぜでしょう?

 

それは、「彼のことが好きだからに決まってるじゃないですか」というお答えが返ってくるだろうとは思うのですが。

 

もう一歩。

 

さらにもう一歩、心の奥を探っていくと。

 

「自信がない」「愛されているか不安」といった気持ちが、自分の中にあったりしないでしょうか?

 

**

 

自信がなかったり、自己肯定感が低かったりすると、恋愛でこんなことが起きやすいです。

 

「実は、他に女性がいるのでは?」と彼を疑う、とか。

 

「もう彼に嫌われたに違いない」と、あきらめようとする、とか。

 

人によっては、彼の気持ちを確かめずに、自分から別れを切り出そうとする方とかもいらっしゃいますね。

 

まあ、それくらい「彼に嫌われた」と感じることが怖いわけなんですよね。

 

 

あるいは、「どうせ私なんて好きになってもらえない」って誤解があって。

 

初めから手の届かない人を相手に、片思い的な恋愛を続けるなんてこともありますね。

 

もしかして、お心当たりがあったりしませんか?

 

 

「彼の気持ちを知りたい」っていうのには、ざっくり2種類の気持ちがあるかと思います。

 

ひとつは、「彼のことをもっと知って、愛してあげたい」っていう場合。

 

もうひとつは、「愛されていると感じさせてほしい」という場合です。

 

「愛してあげたい」の方だと、「彼のせい」で自分が傷つくことは割と少ないのですが。

 

「愛されていると感じさせてほしい」の方だと、彼の言動に気持ちが振り回されてしまうことも多いようです。

 

「恋愛すると、彼のことしか考えられない」となりやすいのも、後者のタイプです。

 

 

ちなみに、「彼がすべて」になるのにも、気持ち的には何かしら理由があるはずです。

 

例えば、親との関係でいい子でいて、寂しさをがまんしていた人が、親にもらえなかった愛情をパートナーに求めるといったケースもあります。

 

「彼は私を愛してくれる」「私をわかってくれる」などと感じた時に、ずっと一人で抱えてきた不安やさびしさを、彼に埋めてもらいたくなったりするわけです。

 

だって、親の愛は、兄弟や手のかかる家族などと分け合わなければいけなかったでしょう。

 

けれども、パートナーという特別な存在は「私だけ」のはずなんです。

 

ようやく、愛を独占できる環境になったと思えるのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、「愛されたい」気持ちがあるのは自然で、悪いことではありません。

 

でも、もし、「愛されたい」で苦しむのだとしたら。

 

常に「今」、今この瞬間にパートナーからの愛情表現がないと、愛されていると感じられなくなっているからかもしれません。

 

 

愛を電気に例えて言うなら、自分では発電できないので、いつも彼から電力を分けてもらっているような状態です。

 

どれくらいの電力がもらえるかは彼次第で、いつも彼のことを気にかけていなければいけないでしょう。

 

それは、不安だし、しんどいし、なかなか思い通りにはならないでしょう。

 

 

そこで、今回は「愛されている」と感じやすくなるためのエクササイズをご紹介します。

 

自分にこう聞いてあげてくださいね。

 

「彼が私を思ってしてくれた行動は何?」って。

 

これ、お時間を作って、いろいろ思い出しながら、書き出してみてくださいね。

 

これまで彼があなたを思ってしてくれた行動は何でしょう?

 

で、ひとつ傾向として知っておいていただきたいのは、女性は言葉で愛を求め、男性は行動で愛を示しやすいってことです。

 

一般的に男性は「好き」「愛してる」と言葉にせずに、あなたへの気持ちを行動であらわすことが多いようです。

 

彼があなたを思ってしてくれた行動は何でしょう?

 

私に向けてくれた「彼なりの思い」に、気がつこうとしてみましょう。

 

 

例えば、LINEが苦手なのに、連絡をくれることかもしれません。

 

どうして時間が取れないか、理由を伝えていることかもしれません。

 

会えなくてごめんと、謝ってくれたことかもしれません。

 

忙しいのに、それでも会う時間を作ってくれることかもしれません。

 

どうでもいい人のために、こんな行動しないのではないでしょうか。

 

 

二人で出かけたとき、楽しかったとき、出会った頃から、今までで、彼が私のことを思ってしてくれた行動を思い出してみましょう。

 

例えば、

歩くとき、さりげなく私のペースに合わせてくれた。

 

「どうしたい?」って聞いてくれた。

 

優しく触れてくれた。

 

何かしらあったから、あなたは彼を好きなのでしょう。

 

 

「彼なりの思い」に気がつこうとしてみたら、「意外と大切にされている」し、「思ったよりも愛されている」なんて思えるのではないでしょうか。

 

「〜してくれない」ではなくて、「してくれてありがとう」と感じられると、私たちの心は満たされていきます。

 

そうすると、常に彼から愛を送電してもらわなくても、愛情の自家発電ができるようになるんじゃないかと思います。

 

「私は愛されてる」と自信がもてたら、より魅力的な私になれるのではないでしょうか。

 

 

不安や不満やさびしさに、のみこまれそうになったら。

 

「彼が私を思ってしてくれた行動は何?」と自分に聞いてみて、「彼なりの思い」に気がついてみてくださいね。

 

あなたに向けられた愛や優しさに気がつけますように。

 

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