カウンセリングサービス 仙台オフィシャルブログ

カウンセリングサービス 仙台オフィシャルブログ

全国トップクラスのカウンセリング件数を誇る「カウンセリングサービス」の仙台地区公式ブログ。
あらゆる人間関係(家族、夫婦、恋愛、職場、子育て)や性格、ビジネス、夢の実現など多種多様な問題や悩みの解決をサポートしています。

◆講座・イベント情報◆


◇仙台イベント◇

オンライン(Zoom)でのイベントを開催しております。

◇仙台面談カウンセリング◇

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、
仙台面談は回数を絞って実施しています。

オンライン会議システム(Zoom)での面談もご利用くださいませ。

※なお、本ブログのコメント欄に頂戴したご相談へのご返答は控えさせていただいております。
 ご相談は、面談カウンセリング・電話カウンセリング(初回45分間無料)をご利用ください。
 カウンセリングに関するお問い合わせは、予約センターまでお願いいたします。

カウンセリングサービス代表の平準司です。

 

みなさんからよくいただくご質問に、「甘い恋愛感情が続くのは、恋愛初期だけですよね‥‥?」というものがあります。

 

たしかに、恋愛感情はどんなにもっても3年ぐらいで、それ以降はなかのよい家族のような関係に変わってしまう、ということはとてもよくあります。

 

では、「なぜ、そうなってしまうのか?」というお話をきょうはさせていただきたいと思います。

 

これは、男女関係だけにかぎらないのですが、だれかとの初対面のとき、もしくは、その人のことをよく知らない間は、無意識に警戒しながら、その人のことをいろいろ調査しています。

 

調査といっても、その人の言動から、「この人は、こういうことをする人なのだな」とか、「この人は、ふだん、こんなことを考えているんだ」と感じとっていくいうことですね。

 

つまり、その人に関するいろいろな情報を脳にストックしているようなのです。

 

その時点では、私たちはその人に「失礼がないように」、「怒られないように」などと非常に気をつかっています。

 

なぜなら、その人が自分を愛してくれる人ではなく、自分を攻撃する人、つまり、敵であるかのように認識しているからです。

 

心理学では、これを“警戒仮説”と呼びます。

 

その人はどんな人なのか、また、なにを感じたり、考えたりしているのかということが、わかりにくい人ほど、私たちはなかなか親密感をもつことができません。

 

それは、わかりにくいことによって、不安感が高まり、そして、自分の味方だとは認識できないからだといわれています。

 

そして、この「よくわからない」という状況は、無意識的な恐れを生み出し、それによって、私たちはその人に注意を向けるようになります。

 

その注意が、やがて興味になり、さらに好意へと変わっていくこともあるのです。

 

 

たとえば、あなたの部屋に、どこでどうまぎれてきたのか、ヘビが1匹いたと思ってください。

 

あなたの意識と注意は、もう、ほとんど、そのヘビに向けられますよね。

 

恐れが強い度合いだけ、注意も興味もその対象に向くわけです。

 

ところが、もし、それがヘビのように恐いものではなかったり、じつはただのオモチャだったと判明したらどうなるでしょう?

 

当然、恐れが少なくなった度合いだけ、あなたの興味もそこから失せていき、そのものもあなたに影響を及ぼさなくなっていきます。

 

同じように、私たちはだれかのことを十分に理解し、「この人は、きっとこういう人なのだ」とわかった気分になってくると、その人への無意識的な警戒が解けてきます。

 

それと同時に、興味も薄れる傾向があるようなのです。

 

そして、そのころになると、その人はあなたにとって、もはや興味の対象どころか、味方になっていたりします。

 

そうすると、「結婚して数年たったら、男女関係というより、家族になっちゃった」というようなことが起こるようなのです。

 

そんな場合でも、そのカップルに再びロマンスが戻ってくることがあります。

 

それは、たとえば、あなたのパートナーが浮気をして、それが発覚したような場合です。

 

あなたの中にあった「この人は、こういう人なのだ」という認識が崩れますから、もう一度、新たな認識を構築すべく、あなたはパートナーに興味を示し、情報収集しようとしはじめます。

 

こんなとき、ロマンスが再燃することがあるわけです。

 

だからといって、定期的に浮気したほうが、夫婦はロマンスを保っていけるといっているわけではありませんよ。

 

そうではなく、「うちのだんなさまは、こういう人だ」とか、「私の彼はこういう人だ」とあなたが決めつけ、その認識の中にご主人や彼を当てはめようとしはじめたときに、ロマンスは感じにくくなってくるということです。

 

だんなさまや彼の意外な一面を見たときに、惚れ直したりすることはありませんか?

 

「意外とやるじゃない!」とか、「こんなことができる人だとは、思わなかったわ!」と感じたときに、ロマンスが少し戻ってきて、惚れ直すなんてことがありますよね。

 

あなたのご主人や彼は、きっと多面的な魅力をもっています。

 

なのに、あなたが「きっとこんな人だ」と決めつけると、マンネリを作り、ロマンスを遠ざける要因になってしまうかもしれません。

 

それより、ご主人や彼のその多面的な魅力をあなたが見つけて、上手に引き出してあげることができたなら、二人のロマンスは永遠に続くことになるはずです。

カウンセリングサービス代表の平準司です。

 

結婚に関するご相談が多いのですが、先日、カウンセリングをした女性がこんなことをおっしゃっていました。

 

「結婚してよかった」っていう話をほとんど聞きません。

 

「子供ができたから結婚した」とか「年も年だから・・・」とか「親がうるさかったから・・・」とか。

 

雑誌を見てもそんな話ばかりで、本当に幸せな結婚生活なんてあるのかしらと、感じてしまいます。

 

最近、こういうご相談をよくいただくのですが、「結婚に対する怖れ」がある場合に、このように感じてしまいます。

 

「みんなの言う通りになったらどうしよう・・・」

 

「私も彼女たちと同じようになったらどうしよう・・・」と思ってしまうんです。

 

「結婚したい」と思うのも「結婚なんて・・・」と思うのも、それは自由なんです。

 

でも、その考え方(自己概念といいます)が、あなたを幸せにするのかどうか、チェックされることをおすすめします。

 

 

例えば、女性が持つ一般的な自己概念に、「美しくてスタイルのいい女性はモテる」「私は美しくもないし、スタイルもよくない」というものがあります。

 

すると必然的に、「美しくもないし、スタイルもよくない私は幸せになれない」という結論に至ってしまうわけです。

 

これは、他人が客観的に見て、きれいとか、魅力的だというのではなく、自己概念、自己評価なんです。

 

男性にも同じような自己概念があります。

 

男性だと「ハンサムで、頭がよくないとモテない」とか「たくましくて稼ぎがよくないとモテないし、結婚できない」というのが多くあります。

 

これらは結婚に対する恐れなんです。

 

「結婚なんて絶対にうまくいかないわよ」

 

「いい結婚なんてありえないわよ」

 

そういう問題のカウンセリングを何千件も行ってきましたが、本当に問題にしているのは、「結婚が悪い」とか、「結婚がうまくいかない」というのではありません。

 

女性の場合は、「男」が悪いし、このような悩みをもつ男性にとっては、「女性」が問題になってくるんです。

 

「ひどい結婚生活」の話というのは、本当は、「ひどい男(女)の話」ではありませんか?

 

「始めはいいのよね。男って。でも、時間が経つと、私のことを奴隷やお手伝いさんのように扱うのよね・・・」というのがあると、80%くらいの方が結婚に対する怖れや幻滅を感じてしまいます。

 

表面的には男性に対する不信感という感じて出てくるんです。

 

でも、潜在意識を見ていくとこの下には、「この私を一生愛する?本当に? あなたにそんなことができるの?」という疑いが出てきます。

 

だったとしたら、あなたを本当に愛してくれなかった男性って誰だったのでしょうか?

 

世の中には映画や小説の中にも、そして実際にも幸せな結婚生活を送っているカップルがいますよね。

 

でも、私たちにとってそれ以上にリアルで現実味があるカップルは、私たちの両親の結婚生活なんです。

 

潜在意識のレベルでは女性が男性に対して不信感を持っているということは父親に対する怒りがあるということを表しています。(男性の場合は母親に対する怒りです)

 

しかし、無意識レベルで見ると逆に男性に対する無力感を表しています。

 

これは「私は男性を助けてあげれるほど成熟していない」という自己概念なんです。

 

もし仮に「どんな男性でも私は幸せにしてあげることができるわ」と思えたとしたらこの問題は起こらないんです。

 

男女関係というのはパズルと一緒で、私たちの元に届けられるのは、完成品ではありません。

 

バラバラのピースが届けられるんです。

 

このピースが自己概念というものです。

 

父親に対してネガティブな自己概念を持っている男性もいれば、男性に対して不信感を持っている女性もいます。

 

男性に対して期待が大きい女性もいます。(一般的に父親に対して幻滅した度合いが強い場合、男性に対する期待と怖れが大きくなります)

 

だから、これらのピースを上手にはめてあなた仕立ての完成品を作る必要があるんです。

 

ところが多くの方は「私(俺)がいい男(女)にしてあげる」という気持ちが少ないんです。

 

それとは逆に「彼(彼女)に私を変えてもらいたい」「でも、私は手強いわよ」と思うんです。

 

そうなってくると私たちに無力感がありますから、完成品の彼や彼女をねらいます。

 

でも、そんな男性や女性は少ないんです。

 

そして「そんな男性や女性が私を選んでくれない」ということが問題になってしまいます。

 

そしてもう一つの問題は、完成品を手に入れるとつまらなくなってしまうということです。

 

二人で築き上げてきたというものがないので時間が経つとつまらなくなります。

 

男女関係はお互いに変化がないと、だいたい3年も経つと終わってしまいます。

 

ところが付き合いはじめたころはおてんば娘のようだった彼女が、3年後には理知的でセクシーな女性に変わったり、更に3年後には包み込むような雰囲気をもった女性に変わったりすると、一人の女性と付き合っていても、まるで3人の女性と付き合ってきたような感覚がします。

 

変化があるところにはロマンスが生まれるんです。もちろんこれは男性も同じですよ。

カウンセリングサービス代表の平準司です。

 

パートナーシップにおけるいちばんの重大事は、パートナーに「あなたのすべてを委ねられるか?」ということかもしれません。

 

お金も、体も、すべてのことについてです。

 

独身時代はすべて自分でやらねばならないわけですが、その自分を愛してくれる人に委ねることができるのがパートナーシップであるとも言えるわけです。

 

親子関係においても、子ども時代のあなたは両親に自分を委ねていました。

 

そして、両親はなんでもしてくれたり、与えてくれたりしたわけですが、ある意味、これは親の趣味や意向に沿って生きていた時代ともいえます。

 

男女関係はそれとは異なり、あるジャンルはあなたの意向通りにして、あるジャンルはパートナーの意向通りにするなど、おたがいを委ねあう関係になります。

 

そして、そうすることによって、あなたには思いつかないような発想ややり方のもと、これからの人生を歩んでいくことも可能になります。

 

 

私はわが家にいるときは、ほとんどすべてのことを奥さまに任せています。

 

任せているのか、甘えているのかは微妙なところですが、つまり、私は家ではまったくなにもできないダメ亭主であるわけです。

 

しかしながら、家族旅行などのジャンルでは、うちの奥さまは私に丸投げでまったくなにもしません。

 

そして、文句を言うこともありません。

 

私はできるかぎり、彼女が喜びそうなことを考え、さらに、私の人生経験の中で楽しかったことなども思い出しながら、旅行のプランを考えるわけです。

 

どちらにしても、ここで重要なのは、「相手を十分に信頼し、委ねられる」ということであるはずです。

 

対人関係は数々あれど、そこまでできる関係性はなかなかないものですからね。

 

昔の話ですが、私どもの受講生に、実家が自営業だという男性がいました。

 

家業のために、彼が子どものころから、おとうさんもおかあさんもつねに忙しかったということです。

 

子ども時代の彼は、自分のことはぜんぶ自分ですることにより、おとうさんとおかあさんの役に立とうとしていました。

 

で、結婚してからも、自分のことを奥さまに委ねるということは、「迷惑をかけること」と彼は認識していたのです。

 

そんな彼の口ぐせは「大丈夫、自分でできるから」だったのですが、奥さま側からすれば、彼になにを与えてあげようとしても、「いらない」と否定されてしまうようなものであるわけです。

 

そのうち、奥さまにはまるで自分自身が否定されているように感じられるようになってきて、夫婦の仲もこじれてきてしまいました。

 

じつは、彼の中にも「してもらいたい」ことはたくさんあったのです。

 

でも、いつも「迷惑じゃないかな?」と感じてしまい、「迷惑をかけるぐらいだったら、自分でやってしまえばいいや」と思っていました。

 

ですから、奥さまからすると、「彼をどう喜ばせたらいいかがわからない」とか「私じゃ不十分なんだ」と感じてしまうわけです。

 

このご夫婦はカウンセリングを利用してくださったので、カウンセラーが二人の間に入り、それぞれの思いを伝えるとともに、ご主人のリハビリを進めました。

 

ご主人に、「あなたが“迷惑をかける”と感じることのすべては迷惑ではなく、愛されるために必要なことなのだと考えをあらためてください。そして、一つでも二つでもいいから、奥さまになにかを頼んでください」とお願いしたわけです。

 

この実習により、彼のリハビリは順調に進みました。

 

みなさんはつまらない話だと思われるかもしれませんが、彼の場合、下着一つ買ってきてもらうのも悪いと思っていたのです。

 

奥さまは奥さまで、「彼には彼のこだわりの下着があるから、自分で買いにいくのかも‥‥」と思っておられたのですが、彼には別にこだわりなどなく、ただ、「妻に男性用の下着を買わせるなんて申しわけない」というだけだったのです。

 

リハビリ中も、彼の奥さんへの言葉は「いろいろと申しわけないね」というものが多く、「ありがとう」と言えるようになるまでには、さらに1年近くかかりました。

 

さて、あなたはどうでしょうか?

 

パートナーになんでも委ねられるようになり、そして、心から「ありがとう」と言えるようになれば、夫婦関係もパートナーシップもだいぶ改善できるはずですよ。

心理カウンセラーの大塚統子です。

 

「迷惑をかけてはいけない」と、「自力でなんとかしなきゃ」とがんばっていませんか?

 

それはとても素晴らしいことですが、人を頼れなくて困っていませんか?

 

人を頼れない状態では、恋愛や職場などでの人間関係がうまく回らなくなることがあるでしょう。

 

◆弱みは見せられない

 

頼る人は弱い人、と思っている方々がいます。

 

かつては、「自分の弱さを克服して強くなれ」と教育する時代もありました。

 

自分の弱さが許せない、弱さは攻撃される、弱さはバカにされるなどと、どこか弱さを悪いものと思っているのかもしれません。

 

今、大人の社会では「すべての人に弱い部分はある」と認め合う時代になってきました。

 

そして、誰かの弱さが他の人の強さとなり、そこにビジネス・チャンスが生まれたりもします。

 

例えば、家事が苦手な人がいて、家事代行業がビジネスになるとか。

 

自分で退職手続きが困難になった人がいて、退職代行業がビジネスになるとか。

 

人にはみんな弱さがあって、その弱さを他の人が得意分野で補い合っていく社会になろうとしています。

 

弱さは攻撃を向けられる対象ではなくて、愛されるべき対象なのです。

 

◆弱さを嫌っているのは

 

そもそも、自分の弱さを否定し、攻撃しているのは誰なのでしょうか。

 

ここでは、かつて弱さを許してくれなかった親や家族、仲間はずれにしてきたいじめっ子、威圧的に接してきた権威者が思い浮かぶかもしれません。

 

確かに、その人たちによってイヤな思いをさせられたのでしょう。

 

そこにも、ケアが必要な気持ちがあるのかもしれません。

 

また、視点を変えると、自分の弱さを最も嫌っているのは、自分自身だったりもします。

 

自分が「弱い自分はダメだ」と思っていると、自分が思うように周囲の人も「弱い私をダメだと思うだろう」と想像します。

 

そして、人からどう見られるのかが気になって、弱い自分を隠そうとしたりもするでしょう。

 

弱い自分を隠すのには、強い自分を演じることもあるでしょう。

 

その結果、「いまさら誰かを頼れない」と思ったり、「頼ったりするものか!」と自分から助けの手を拒んだりしているかもしれません。

 

 

◆勝ちへのこだわり

 

負けた気がするのが大嫌いで、何かと競争しやすかったり、勝ち・負けで判断しやすくなっていませんか?

 

競争心が強いタイプの人は、異性とも戦いやすいので、職場や恋愛での関係構築でつまずく方も少なくありません。

 

勝ちにこだわる人は、自分が勝者になった時は気分がいいでしょう。

 

逆を言えば、自分が敗者になることを極端に怖れます。

 

そして、力を抜くことができないくなるでしょう。

 

また、自分が勝者になる時は、必ず誰かを敗者にしています。

 

心理的には、敗者に対して「情けない」と見下したり、あわれんだりした分、自分が敗者になったら「屈辱的な思いをするに違いない」と思いやすくなります。

 

そうすると、自分が負けることや自分の弱さを受け入れることが困難になり、勝ち続けなければいけなくなります。

 

弱さを悪いものと思い、競争して勝たなければと思っていると、人を頼るなんて怖すぎてできないでしょう。

 

◆お互いを認め合うコミュニケーション

 

このタイプの方には、人のいいところを認めて、伝えていくコミュニケーションがお勧めです。

 

なぜかというと、「自分はダメ」と思うと、人から「あなたはダメ」と思われるように心は感じやすいものです。

 

この心の働きは、ポジティブな面でも同じように働きます。

 

人に対して「あなたは素晴らしい」と伝えられる自分を「ダメなやつ」とは思わないでしょう。

 

人を好意的に見る自分は、人からも好意的に見られるのかもしれない、と心は感じやすくなるのです。

 

実際にどうかは保留して、心の中では、相手に向けた肯定が、自分自身にも返ってくるように感じやすいのです。

 

だから、あなたが人を受け入れる器を大きくすればするほど、弱い自分のことも受け入れてもらえると思いやすくなります。

 

いきなり褒め言葉を伝えるのが難しければ、人に対して、意識的に「すごい」「素敵」「素晴らしい」と言うようにしてみましょう。

 

スポーツで金メダルを獲得したアスリートが、銀メダルの選手を褒め称える姿を見たことがありませんか?

 

真の王者は、誰かを蹴落として勝利をつかむわけではなく、最高のライバルとプレイする中で、最高のパフォーマンスを発揮していくのでしょう。

 

だから、最高のライバルに感謝するし、最高のパフォーマンスを披露する難しさを誰よりも知っているから、ライバルの健闘を心から賞賛できるのでしょう。

 

人生の勝者になりたいのなら、共に戦うライバルの素晴らしさを讃えてみてはいかがでしょうか。

 

誰かとの勝ち負けではなく、最高のパフォーマンスを目指した時に、素直に人を頼ろうと思えるのかもしれませんね。

 

◆大塚統子の心理カウンセリング

 

※カウンセリングは完全予約制です。

<カウンセリングメニュー>

●面談カウンセリング
・東京会場での面談カウンセリング
・仙台会場での面談カウンセリング
・オンラインZoomでの面談カウンセリング
●電話カウンセリング
・電話でのカウンセリング
・オンラインZoomでの音声のみのカウンセリング
●初回無料:45分の電話カウンセリング
※初回無料は、カウンセリング予約センターへのお電話でご予約受付しています。

<ご予約方法>
●WEB予約>>>こちら
WEB予約のご利用方法について、詳しくは>>>こちら

 

●カウンセリング予約センターに電話で予約
「大塚のカウンセリング希望」とお伝えいただき、ご自身のご都合と大塚のスケジュールの合う日時をご予約くださいませ。
初回無料の電話カウンセリングをご希望の方は、予約センターにお電話くださいませ。

◆カウンセリング予約センター

・電話番号:06-6190-5131

・受付時間:12:00~20:30

カウンセリングサービス代表の平準司です。

 

失恋をしたとき、みなさんの多くは「なんで?」ではなく、「やっぱり‥‥」と思うことのほうが多いのではないでしょうか。

 

なぜか、「やっぱり‥‥」なのです。

 

心のどこかで、「私はふられるのにふさわしい」とずっと思っていたようなのです。

 

理由は人それぞれで、「パートナーと私じゃつりあいがとれない」などと思っている人もいますし、「この私に幸せなんか似合わない‥」と、まるで人生哲学において「失恋という罰が私にはふさわしい」と思っているようなケースもあります。

 

どうも、失恋したときには、「私には幸せになることよりも、罰せられるほうがふさわしい」と思ってしまう心の力学が働きがちであるようです。

 

 

そして、「自分は愛されるにふさわしくない」、「罰せられるにふさわしい」という思いがあるときに、新しい出会いがあり、おつきあいが始まったらどうなるでしょう?

 

彼がどんな人であるかには関わらず、彼のことを疑ってしまうと思いませんか?

 

こんなときは、「私を愛するために、私の人生に登場した人」ではなく、「最後の最後、私にアッカンベをして逃げる人」というように感じてしまうわけです。

 

つまり、彼がどれだけあなたに愛を送ってくれたとしても、あなたは彼のことを疑いつづけます。

 

そのために、彼を試しに試すというようなことをしてしまい、彼は疲れ果て、あなたのもとを去っていくわけです。

 

そして、あなたは一人つぶやくわけです。

 

「ああ、やっぱり‥‥」

 

失恋にはいろいろなパターンがありますが、このように、あなたの独りよがりから来る失恋というのは、じつはものすごく多いものです。

 

恋愛の初期段階の失恋は、ほとんどこのパターンだと言ってもいいほどです。

 

「ほんとうに、こんな私でいいの?」とか「こんなオレでほんとにいいのか?」というようなことを、あなたはパートナーに聞いたことはないでしょうか?

 

これこそが、「自分は愛されるにふさわしくはない」という思いから、相手の愛を疑い、受け取れないときの典型的なパターンなのです。

 

このときの深層心理には、「あなたは、とんでもなくひどい、ほんとうの私のことをまだ知らないのよ」というネガティブな自己概念があります。

 

その中には当たっている部分もあるのかもしれませんが、でも、それ以上にあなたは「すばらしい魅力をもっていて、愛される価値がある人」だということをあなた自身が知らないのです。

 

あなたは自分の中にある「愛されない」という思い込みで自分自身を見て、一方、パートナーはあなたの中にある「愛されるにふさわしい部分」を見ています。

 

それぞれの見ているものが一致しないわけです。

 

そして、ケンカが始まるわけです。

 

あなたが手放すべきものは、この「自分は愛されるにふさわしくない」という思いなのです。

 

そして、もし、パートナーにふられたときに「え、なんで?」と思うことができたら、失恋の傷はほぼないといえそうです。

 

「こんなにあなたを愛している私、こんなにおトクな私をふるなんて、信じられない。バカじゃないの、もったいないわねぇ。見る目がないわ」。

 

そんなふうに心から思えたなら、傷ついたり、落ち込んだり、「もう、恋なんかしない」と大事なものをドブに捨てる決断をすることもなくなるでしょう。

 

そして、さっさと次のパートナーへと向かっていけるはずなのです。

 

「愛されるにふさわしい」。

 

あなたのまわりの人は、きっと、あなたのことをそう扱ってきたはずです。

 

そういう目で、もう一度、人生をふり返ってみてもらえませんか?