lec100.伝える勇気 | カウンセリングサービス 仙台オフィシャルブログ

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カウンセリングサービス代表の平準司です。

 

私たちはいつも、なにかになろうと努力しているようです。

 

それはそれでけっして悪いことではないのですが、もし、その行動動機の土台に、「いまの自分ではダメだから」とか「こんな自分じゃ、何者にもなれないから」などといった自己否定があるのだとしたら、なかなかうまくいかないようです。

 

かつてあなたを取り巻く環境のもと、あなたは“今のあなた”になることを選択し、“今のあなた”として生きてきました。

 

その選択はひょっとして間違っていたのかもしれませんが、そのときの状況下、あなたの経験と照らしてみたかぎりで、最良の選択であったはずです。

 

その最良の選択を否定してしまうのだとしたら、あなたはどんどん自分したことに自信がもてなくなっていきます。

 

さらに、そこで自分を責めてしまうと、「なんて私はダメなんだ」という劣等感や自己攻撃が生まれてしまいます。

 

この自己攻撃している部分を解決することなく、隠そうとしてしまうと、物事はまったくうまくいかなくなってしまいます。

 

たとえば、「自分はなんて頭が悪いんだろう」という劣等感がある人は、「ほら、こんな難しい本を読んでるおれって、すごいだろう」とか、「こんな分厚い心理学の本をまた買って読んでるんだよ。おれって、頭いいと思わない?」とアピールしがちです。

 

そんなとき、こんなことをしている人をあなたは「この人、すごーい!」とは思いませんよね。

 

「なんで、こんな自慢してくるんだろう。ひょっとして、この人、自分で頭が悪いと思ってるんじゃないの?」とすぐに察してしまうでしょう。

 

私たちのだれもが欠けているものや苦手なものをもっていますが、それは、隠そうとすればするほど露出してきてしまうのです。

 

この隠すという行為は、心理的に見ると、「一生、もっていく所存でございます」と言っているようなものです。

 

隠しているだけでは、解決しませんからね。

 

そして、隠しつづけているかぎり、あなたはそれをずっと所有しつづけないといけないわけです。

 

所有しているということは、「いつかは見つかるんじゃないか?」といつもビクビク、ハラハラ生きていかなくてはなりませんから、隠すとう行為は、ものすごいストレスも伴います。

 

もし、それを隠すのではなく、解決しようと思うのであれば、あなたはいまの状況をだれかに相談する必要があるでしょう。

 

それは、自分をだれかに開示することであり、それには大きな勇気がいります。

 

その勇気をあなたがもてた瞬間、その問題は解決に向かいます。

 

「それはなんとかなるだろう」、「解決できるだろう」という思いがあってこそ、その勇気もわいてくるからです。

 

言い換えると、あなたがなにかを隠そうとしているときは、心の奥底に必ず「これは、一生、解決できない」という思い込みがあるわけです。

 

解決できないから「隠すしかしょうがない」となるのですね。

 

しかし、あなたが「これを、なんとか解決したい!」、「解決できるだろう」と思った時点で、どうも、答えはあなたに与えられるようなのです。

 

心の世界では、「できない」ということのほとんどは「したくない」と置き換えることができて、それによって、あなたの意思がどこにあるかを見ることができます。

 

あなたが解決できないと思い込んでいるということは、「これは、一生、解決したくない。とっておく」という意思をあなたがもっているということを表すわけです。

 

苦手意識を克服するなら、まず、だれかにそのことを伝えることからスタートしてみてください。