ごきげんよう。
筆文字作家の 山田あかねです。
1月なのに、雨が降って暖かい朝のこと。
ゴミを出して戻る途中、我が家の植え込みに瑠璃色の実を見つけました。
「あれ、こんなきれいな実つけるんだ、この草!」
と、びっくりしました。
今までは、さほど気にしていませんでした。
黒い実がつくんだな。って位で。
その朝は、ちょうど太陽の光がその実にあたって、本来の色を見ることができたのです。
普段は、別の庭木の下でいつも日陰だったから黒く見えていたんですね。
黒いと思っていたその実は、光をあびて本当の色である、瑠璃色を私に見せてくれました。
とても美しくて、私は、満たされた気持ちになりました。
「光はごちそう」
そう言ったのは、映画『光』を撮った河瀨直美監督。
瑠璃色の実を見て、その言葉を思い出しました。
「光はごちそう」の筆文字は以前もご紹介しました。→★
物でも人、親や子、友達、同僚・・・、そして自分にも、気がついていないけれど、必ずお宝を持っている。
スポットライトをあびない所に光をあてる。
まずは、自分をじっくりみつめることからはじめてみましょうか。