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フットボールというスポーツはルールもまちまちで、現代のような統一的ルールがありませんでした。手を使って良い、というルールはあったものの、手に持ちながら走ってはいけない、というルールはあったようです。


ところが、伝説としてはウィリアム・ウェブ・エリスという少年がフットボールをプレーしている時にそのルールを破り手に持って走り始めた、というのがラグビーの起源とされています。


ラグビーというのはイングランドのパブリックスクールの名前で、ラグビー校で行われていた試合が起源だからラ式フットボール、つまりラグビーと呼びます。


一方でサッカーはアソシエーションフットボール、つまりア式フットボールと呼びます。ラグビーより先に協会(アソシエーション)が出来たからです。


サッカーとはアソシエーションの略+erですが、ほとんどの国ではフットボールと呼びます。



さて、ラグビーとサッカーは兄弟なのですが、色々違いがあります。それはルールの違いは勿論、それ以外でも結構違いがあります。


先ず一つは、ラグビーの試合では審判にくってかかる選手はほとんどいません。そもそも、審判はインプレーでも色々声をかけてファールを未然に防いだりしますし、難しい判断は現代ではTMO、サッカーで言うところのVARはサッカーよりはるか前から導入しています。審判は完全ではありませんが選手はそれでもレフェリングを尊重して審判にくってかかるようなことはしません。


次に観客席ですがサッカーのようにホーム側、アウェー側、で境いを作ることはしません。両チームの応援が入り乱れているわけです。サッカーでは信じられないかもしれませんが、そもそも分ける、ということは自制できない、という前提でもあるわけで、観客なのに自制できないというのも人間としてどうなのか、とも思います。動物だって見境なく他の動物を殺す、なんてことは自然界であればほとんどないわけです。昨今の熊など動物と人間の事件は人間が動物の領域を侵してしまったことによる異常自体です。異常自体だから他者を傷つけて良い、ということではありません。


人間は集団になると個人では異常となることを平気で出来るようになってしまう愚かな部分がプログラムされていますが、一方で良いこともできるようプログラムされています。サッカーの試合で観客の不祥事がなくなれば、サッカーも真のスポーツの一つになれるでしょう。自分の中では、サッカーはスポーツの中で最も人気があるスポーツではあるものの、まだ真のスポーツではない、という位置付けです。