なぜ一万円のことが発覚したか!







たまたまパパが次の日に支払いをしようと
仕事帰りにお金をおろして帰宅。
だから自分がハッキリいくら持っているかわかっていた(いつもだったら絶対わかってない)

そして寝ている間にミイはそれに手を伸ばす







翌日になって仕事先の旦那から連絡

「AIKA俺の財布から金盗った?笑」


わたし
「なんでだよ笑」


旦那
「間違いなく誰か盗ってる。一万円少ない」


わたし
「いや絶対コンビニで使ったのとか忘れてるんだと思うけど」







そんなやりとりをしました












それから旦那は何日かの間
絶対おかしいんだよなぁ!
っていうことを言ってたけど
子供たちに疑いをぶつけたりすることもなく
(あとから聞いたら絶対にマコとミイのどっちかやったな!と思ってたらしい笑)

数日が過ぎ、
ミイがすごく楽しみにしていた5年生で行くキャンプの日⛺🔥★!
ハイテンションで出掛けていき…





帰宅してからも
すごく楽しかったようで
たくさんのはなしをしてくれたミイ😊

カレーづくりの話や
すごかったキャンプファイヤー
一時間しか寝ずに友達と話してたこと
T先生もお手伝いで来てくれたんだよー!
などなど




コロナで去年マコたちは日帰りでしたが
やっぱり友達とお泊まりするって別格の経験だよなぁとわたしもすごく嬉しかった💗









それから数日して
たまたまミイの部屋をみると
まーたごみ屋敷状態で!

キャンプに持ってった大きなカバンがドーンと布団の上に置いてあり、たぶん中身もぐちゃぐちゃのままなのかなと開けてみた……












そこでびっくり……




















見たこともないポーチやタオル類、かわいい身だしなみセットとか、買ってあげた記憶のないものが次々と出てきた…


そのままミイのぐちゃぐちゃの部屋のなかを
ガサゴソ探してみると
化粧品が鬼のように出てきました
日焼け止めなんて同じ種類のものが5個も6個も出てきて。




でもミイは一切化粧をしない




何度かお金を盗ることがバレたときも
必ず化粧品を買っていて、
最初のころはスライムをキラキラにするためのアイシャドウとかだったんだけど、本当に絶対使わないだろってアイテムもどんどん増えていました。










一気に冷や汗が出てきて
鼓動がすごく早くなるのがわかる。
冷静でいられなくなる自分。








またおもしろいのが
例えば、欲しいって頼んでもお母さんが買ってくれないからって理由があったら!
すごく欲しかったのにそこに対応してあげなかったからなんだなと思うんだろうけど

わたしは何度も言っていたんですよね





「キャンプに必要なものあるでしょ?
いっしょに買いに行こうよ」
「ほんとに買うものないの?」
「ポーチとか書いてあったけどちゃんとしたやつ持ってなくない?ミイの好きなの買いに行こうよ」




でもミイは「大丈夫!ミイなんかしらあるから平気!」と言っていました





あとは家庭科の調理実習で使うエプロンも
「もう小さいんじゃない?新しいの買いにいこうよ」と言うと
「いや今年いっぱいは使える!」
と言っていたものの、
部屋から見たことのないかわいいエプロンが出てきて、これも買ったんだな……と。















その夜、
ミイにすべて素直に話してと伝えました

最初はいつものごとく嘘から始まります


「友達の預かっててミイのじゃないの」とか
「もらったやつなんだよね」とか







もういいから。わかってるから。
ママもパパもツラいから。
本当にことを話してほしい。
とこちらも全力で思いを伝えます



だいたい本音を言いだすのは
「じゃあそれいただいてるものなら、お礼を言わなきゃいけないから◯◯ちゃんのお母さんにいま連絡するけど本当なのね?」

こういう流れになると
なにも言えなくなるミイ












そして
「少し前にパパの財布から一万円がなくなったの。ミイが盗っちゃったの?」と聞くと











泣きながら頷きました
















児童相談所に通っていた頃も
実はやってたの?と聞くと

「通ってた頃は本当にやらなかった」


通わなくなってからは何回やったの?

「4回くらい。パパの財布から一万円が2回、ママの財布から千円が2回」











もう絶望ですよ笑
あーどうなっちゃうんだろうって

いまは私自身、これは治すには時間のかかるものってハッキリ自分のなかで落としこめているので、ゆっくりみていこうと思えていますが、
そのときは、病気みたいな感覚で、治療したのに治らない!ってことに焦っていましたね









「なんでやっちゃうの?」
という質問に

「わからないの…」
と涙ながらに答えられたときに


娘のつらさを感じました








「ミイ、どうしたい?」と聞くと


「また児童相談所に通いたい。治したい。」









わかった!!!!

そして次の日に
児童相談所とT先生に連絡をします









次回のはなし



前回のはなし