前回の記事のつづきになります😎!
【ADHDの親をもつ子供がADHDになりやすいのは、遺伝子どうのこうのではなく、ADHD特性の親の養育の仕方によるという可能性】
これ私自身めちゃくちゃわかります。
時間の組み立てが出来ずいつもギリギリに家を出て子供を保育園までいっしょに走らせる
朝起きれずに、朝御飯はパンをくわえさせて登校させる
自分はだらしないくせに子供には怒鳴り散らす
家の中はぐちゃぐちゃで生活、それがオッケーなんだと子供に刷り込まれていく
メリハリのないダラダラとしたライフスタイル
そんな生活をしていましたから、子供に影響がないわけがないんですよね。
たくさんの研究結果としても明確になっていて、
養子になった子供の研究では…
長く施設にいた子(長い期間特定の養育者がいない子)ほど、自閉症そっくりな症状をだした😲
そしてその数年後に、
やはり長く施設にいた子ほどADHDに該当する症状が出た😲(ADHDはタイムラグがある)
要は、生まれつき(遺伝要因)ではなく環境要因(養育要因)との結び付きが強いことが示されます。
虐待やネグレクト、不安定な愛着が、
生まれつきではなくてもADHDと同じような症状を起こしているということ。
その背景にあるのが
【愛着障害】これです!
愛着障害の記事で、
愛着障害になりやすい環境を書きましたが、
愛着障害の主な症状はこちらになります
(1) 過剰な気遣いや顔色に過敏な傾向
(2) 親に甘えられず、本心が言えない
(3) 習癖化した攻撃性や怒りの感情
(4) わざと困らせる行動や本心とは異なる素直でない反応
(5) 自己破壊的行動や自分を過度に貶め、傷つける行動
(6) 対人不信感(表に出さない場合もある) (7) 低い自尊感情や否定的な自己像
(8) 過剰な自己顕示的行動
(9) 自分の感情や自分が存在することに対する現実感の乏しさ
(10) 解離症状(記憶や意識が飛ぶ症状)
数年前のわたしを考えると10項目中、7個も当てはまってしまいます👾💔
現在でも根強く自分の中に残っているのは
(2)と(8)ですね
わたしは岡田先生の本を読むまで
愛着障害自体知らなかったのですが、
読めば読むほど調べれば調べるほど
いやわたしのことーーっ!!てなりました😎
愛着障害って、
なかなか診断下されないんですよ!!
幼い頃のことは確かめようがないことも多いですし、虐待で保護された場合でもない限り、発達障害とされてしまう(症状はほぼいっしょだから)
昨今、急速に広まっているADHDについて
【ADHDは遺伝要因が強いが、環境要因が遺伝子と相互作用することによって発症の引き金を引く】という考えを述べられています。
この理論には100万いいね👍️をしたい!!!
ニコチンが肺がんを引き起こす仕組みと同じです。
もともとADHD要素を持ってはいるけど、
環境が整っていれば発動しないし、発動したとしても環境を整えれば回復する可能性が高いということ✴️!
児童のADHDも大人のADHDもこの理論で説明がつくし、奥が深いなぁと思考が止まらず吸い込まれてしまった😎照
7年くらい前かな
わたしがADHDの診断を受けたとき、
簡単な質問用紙と問診だけだったことを思い出した笑
仮に愛着障害かも…と見立てて診断を受けるとなると、幼い頃の記憶からのカウンセリングでとてつもなく長い時間がかかるし、親からの話も聞く必要が出てくる上、親への指導アプローチも必要となるはず
でも、医師は診療報酬につながらないから手に余ることになる
わたしが何度かblogでも書いている、ADHDを克服したわたしだからこそ出来る社会貢献したいという思いと、医療現場でのリアルな状況が重なり、動きたい気持ちでいっぱい。
次の記事で読書感想文最後です笑