タコメーターにスイープ機能追加
毎回毎回、メーターにそんなに弄る部分があるのかよ(笑)
メータースイープ機能
最近のバイクや四輪のキーオンしたときの、初期動作としてメーター針が大きく動くアクション。
ニードルスイープとも言うらしい。かっこいいなぁ
ヒント
転がっているZZRのタコメーターのガラクタをながめていると、
電圧計や電流計に似ている
メーター部に別途、電気を流して大きく針を振らせ、
ある程度の時間で切ってやるとスイープもどきになるのでは
タコメーターをスイープ化
メーターを振らせる
フルスケールにする電圧4V程度必要
手持ちのカーシガーUSBアダプタを分解したところ、
出力電圧が可変改造できることがわかり、これを利用して4V程度を得る。
一定の時間でその4Vを切ってやる
時間経過後に切れる「オフディレイ」の回路
たった1秒足らずの時間なので、タイマICなど使わず、
コンデンサとリレーでドライブのトランジスタも省いた。
リレーの動き
リレー
時間設定用のコンデンサをキーオフになったときにショートさせて溜まった電気をクリアする
これが無いと再びキーオンにしてもウンともスンとも(笑)
リレー
コンデンサーを通った電気は即、リレー2を駆動、
タコメーター内の基板とメーター部はここで切り離され、
作られたフルスケール用の4V程度の電圧が加わる
コンデンサの容量がいっぱいになると電気が流れなくなるのでリレーがオフとなる
容量の大きさの選択が時間を決定する
メーターも本来のタコメーターに戻って、エンジンスタート後も影響なし
コントロールボックス完成
突貫なので詰め込むだけのぐちゃぐちゃ
実はリレー3個で動作確認できて一旦は作業終了としたのだが、
戻ってリレー2個で大丈夫な様な気がして見直し後がこの状態(笑)
動いてるからそのままでいいじゃないかと思ったが、
やはり無駄を省いて省エネ回路ってことで、
日が暮れても帽子にヘッドライトつけて作業することに
フルスケール電圧調整用の半固定抵抗器
調整は割とクリチカル
スゴイことになってるパネル裏側
ちなみにウインカーブザー用の電子ブザーは片側しか使用していない
装着してキーオン!
フルスケール
どのくらいでリレーオフさせるか(コンデンサの容量)で、
スイープの感覚が決まる
反転
このあと0へと戻る
感想
電圧を徐々に上げていくような仕組みにせず、
このメーターの反応速度だけでも、まあいい塩梅になっている感じで、
また、最新の車やバイクの様な多分、スイープさせ方もプログラムされているだろう、
ステップモーターではないのものの、YouTubeなどで比較しても、かなりいい雰囲気。
ZZRのスピードメーターは機械式で出来ないが、
電気式のタコメーターだけでも、パネル中央で演出効果はイケてると思う
使った主な部品
リレー
Y14H-1C-12DS、941H-2C-12D
電解コンデンサー
470μF25V
DC-DCコンバーター
MC34063AのICを用いたシガーソケット用USB電圧変換アダプタ
<追記>(2月4日)
スイープの安定向上とウェイクアップ音を付加