漢文【参考書・勉強法】 | サランの受験勉強応援ブログ

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はいどうもサランです(・ω・)ノ

 

なんで漢文からなんだよ!ってツッコミがきそうですが、去年も漢文から始めてたので揃えてみました。

去年の僕はたぶん書きやすいものから書いたのかな…?

深い意味はないです(笑)

 

漢文

漢文は句型と漢字の意味を覚えればすぐに点数になります。

なので、全体の段階も基本知識+読解というシンプルなものになります。

 

予備校の授業を受けたことがないので、漢文で文脈の方法論的な掴み方を紹介することもできませんし、学校の漢文で入試対策をほぼ終わらせたので、語順通りに読む方法もうまく解説できないのが申し訳ない…。

そもそも、市販の漢文の参考書・問題集が、句型・基本漢字の知識系と読解問題集しかなくて、あまり学校の授業・配布教材と変わらないんですよね…。

もし、いい参考書があるなら紹介していただきたい…。

そもそもなんでここまで市販の参考書・問題集が学校の授業・配布教材と変わらないんでしょうね。

結局句形暗記で点数はある程度安定する。

あとは演習・日常生活を通しての漢字への感覚が助けてくれる。

なんとなく読みでも現代文とは違い本文が短いうえに訳せれば意味までわかっちゃうためなんとかなる。

結果、漢文の参考書・問題集への需要はあまり高くない。

みたいな?(笑)


 

※追記

前からある参考書ですが、読解法・解法の方法論を教える参考書を見つけたので、それを紹介しておきます。

 

勉強段階・パーツ

①句型暗記・基本漢字

②読解演習

 

①句型暗記・基本漢字

【参考書】

『漢文必携』(桐原書店)

『漢文ヤマのヤマ』(学研)

『漢文早覚え速答法』(学研)

『三羽邦美の漢文教室』(旺文社)

【問題集】

『ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習』(河合出版)

『基礎からのジャンプアップノート漢文句法・演習ドリル』(旺文社)

 

『漢文必携』は僕が学校で配布されたハンドブックです。句型・漢字に関しては学校から配られたハンドブックの知識で十分な気がしますし、なんだかんだ一番いいような気もします。

『ヤマのヤマ』『漢文教室』は有名どころですね。

『早覚え』は句型の知識を絞って紹介しているので、とりあえず漢文を苦手科目から脱却させるのに使い、学校配布のハンドブックなどに戻っていきましょう。

 

②読解演習

【参考書】

『センター漢文8本のモノサシ』(ブックマン社)

『宮下典男の速解即答漢文15の秘訣』(あすとろ出版)
 

【問題集】

『マーク式基礎問題集』(河合出版)

『漢文道場』(Z会出版)

『入試精選問題集』(河合出版)

『得点奪取漢文』(河合出版)

『国公立標準問題集CanPass古典編』(駿台文庫)

 

『8本のモノサシ』は頻出の句型等の知識を前半で復習しつつ、後半ではセンター漢文で使える解法を学べます。解法は選択式にしか使えないものがあるので、漢文が記述問題まである人は『速解即答漢文15の秘訣』を使うといいでしょう。

『速解即答漢文15の秘訣』は、記述問題にも通用する読解法・解答法を扱っています。漢文の参考書・問題集には珍しく、漢文のジャンルによる分類ではなく、汎用性の高い方法論を学べるものになっています。

『漢文道場』は最後の章の実践編で旧帝大や難関私大の問題も扱っており、これだけでも各レベルの問題を体験できます。

『得点奪取』か『CanPass』が全体として最も難しい問題集になりそうですね。記述対策としてここまでやったらあとは過去問でいいと思います。

ちなみに『最強の漢文』は、たしか僕が受験生のころにはすでにZ会のHPでは見ない代物(要は絶版)で中身を見たことがないですが、オススメの問題集としてよく聞くので興味がある人はどうぞ、という感じです。

 

 

○勉強法・勉強ルート

この部分はステージ分けをしていこうと思います。

漢文は、句型を覚えたら、あとは読解演習です。

 

時期は目安で、

高1からの3年計画/受験年(高3・浪人)の1年計画

という感じです。

最初に国語は高2から本格的に始めると言ったので高2からです。

 

ステージ1…高2春〜夏/受験年春

まずは句型を暗記しましょう。

おそらく学校配布のハンドブックに載っている句型を一通り覚えたら、漢文が足を引っ張る状態は抜け出せていると思います。

問題を解いて、手を動かして覚えたいという人は句型の問題集も使いましょう。

読解量がほしい人は教科書とかでいいような気がします。

設問も解きたいのであれば、『マーク式基礎問題集』かなぁ。

【参考書】

①句型暗記・基本漢字

『漢文必携』(桐原書店)

『漢文ヤマのヤマ』(学研)

『漢文早覚え速答法』(学研)

『超基礎がため漢文教室』(旺文社)

【問題集】

①句型暗記・基本漢字

『ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習』(河合出版)

『基礎からのジャンプアップノート漢文句法・演習ドリル』(旺文社)

 

ステージ2…高2夏〜高3秋/受験年夏〜秋

句型を覚えたら、あとは読解演習です。

漢文に限らず各科目の難易度と入試全体の難易度(世にいう大学の偏差値)とは必ずしも一致しないんですよね。

別の大学に行った友達に「東大の漢文は解いたことあるけどゆーてぬるい」と言われたこともあります。(東大が難問を出さないだけで、なんだかんだ最難問は旧帝大という話も聞きますが)

自分の志望校の情報は、各教科の先生に聞くなり、ネットを漁るなりして、自分で集めてください…。

(漢文は東北大・早大が難しいというのは聞きます)

 

標準レベル

漢文はセンターまでという人は、ここまでやったら、あとは過去問を解いていればいいと思います。

方法論がほしい人は『8本のモノサシ』を使いましょう。

『漢文道場』を全問やる必要すらないかな。

句型を覚えたばかりの場合、演習を進めながら暗記のメンテナンスも必要になるかと思います。

ステージ1で使った参考書をよく見直しましょう。

【参考書】

②読解演習

『センター漢文8本のモノサシ』(ブックマン社)

【問題集】

②読解演習

『マーク式基礎問題集』(河合出版)

『漢文道場』(Z会出版)

 

難関・最難関レベル

国公立の記述問題中心の人はここまで。

方法論は『速解即答漢文15の秘訣』を使いましょう。

私大なら『入試精選問題集』、国公立なら『得点奪取漢文』か『CanPass』を仕上げたら過去問でもいいでしょう。

【参考書】

②読解演習

『宮下典男の速解即答漢文15の秘訣』(あすとろ出版)

【問題集】

②読解演習

『入試精選問題集』(河合出版)

『得点奪取漢文』(河合出版)

『国公立標準問題集CanPass古典編』(駿台文庫)

 

【問題集】は演習量が少ないと思ったら自分で調べて増やしてください。