タコの再受験

タコの再受験

研究者を志望して○大理学部→遊びすぎて落ちこぼれ。卒後ホワイト~グレーな仕事を渡り歩くうち、医師になろうと思い立って無職に。2年目に国立医学科合格。半年だけ駿台に通った。
センター得点推移→
最初の模試607
1年目本番719
2年目本番833

30代大卒医学部再受験の記録

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そう言えば、ずっと書こうと思って書いてなかったことがありました。

国立大学と私立大学の学費の差は税金。私立の学費は2000~5000万で、私立にも助成金が入ってるから、学生1人あたりにかかっている費用はこれを更に超える。国立では学生を1人医者にするのに税金が数千万円~下手すりゃ1億円投入される。


みたいな言説ってありますよね。もはや都市伝説ですね。私はこれは間違った言説だと思っています。
簡潔に結論をまとめると、学生の教育にお金がかかっているのではなくて、研究費用と病院経営の赤字を埋めるためにお金がかかっているのです。私立はその補填予算を学費に転嫁しているわけです。

1台数千万円もする最新の解析装置は学生のために購入されたり使用されたりしません(体験実習とかでチョロっと触らせてもらったりはあるけど)。最先端の研究・開発のためのものです。
学生1人あたりの教員数が多いのは、医学部の教員は研究だけでなく診療を行う医師だからですね。
もちろん、解剖実習用ご献体の保管費用や実習のための人件費は少なからずかかっていて、人文科学よりは割高でしょうけど。まあ比較の問題でしかないと思いますね。


年寄り医学生に高額の投資が行われるのは非効率、非合理的というのは本質を見ていないんじゃないかな、と思っています。同じ能力・志の高さなら若い方を選ぶ、そりゃあそうかも知れませんが、人間は千差万別、1人1人全然違います。
少なくとも私は、楽してお金を稼ぎたいが為に医者になることを目指す現役生より、世のため人のために身を粉にする覚悟を持ち、人生経験を活かして患者さんに寄り添うことができるオッサン受験生(自分)の方が選ばれるべきだと思って受験しました。

現役生は若いが故に、どんな動機で入ろうが変化・成長の余地があるという考え方も好きですけれど。

来週、病院見学に行ってきます。
救急外来の当直見学がメイン。朝~次の日の昼まで。まだ解剖も生理学もやってない1年生に何が分かるか分からないけど、病院の雰囲気とか、救急外来とか当直のハードさとかは垣間見ることができるかも。

病院見学ってのは普通は4年生以降に行くもんらしい。でも聞いたら全然来ていいよって言われたもんで。しかも旅費半分出してくれるし。時間のある今こそ行くべきでしょ!

体力が持つかどうか心配。

国公立大受験生の皆さんお疲れ様です。

今回は富山大学医薬キャンパス(杉谷)の受験生向けの記事です。

試験が終わったらその足でアパートの下見とか仮押さえとかする人もいるかもしれませんね。

来年から1年生は週3日五福キャンパス、2日杉谷キャンパスっていうカリキュラムです。なので、杉谷か五福か、どっちに住もうかというのはみんなが迷うポイントだと思います。後悔なく選べるようにキャンパスライフに即した判断基準を書いてみます。

〇生活の便
杉谷は陸の孤島。スーパーが無いのが痛い。学生向けの定食屋や牛丼チェーン等もほとんど無い。杉谷に住むならいずれ車を持たないとQOLが著しく低い。

一方、五福に住めば杉谷へはバスで通学可能だし、徒歩・自転車圏内はそこそこ栄えているから不便はない。駅前にも電車でアクセス可能だから車を持たなくても生活できる。

〇通学
専門科目は出席が厳しいから休むわけにはいかない。杉谷では冬季どれだけ雪が降っても休講や時間繰り下げは行われないから、遠くに住むとリスクがある。マイカー通学にしろバス通学にしろそれは同じだが、マイカーだと駐車場が雪に埋もれて雪かきしないと停められない事態が起こるのでより危険ではある。杉谷に住めばどんなに雪が積もっても徒歩で辿り着くことが可能だからちゃんと起きれば遅刻・欠席はしないで済む。

〇2年目以降
2年生からは専門科目しかないから五福キャンパスには用は無い。1年目だけ五福に住むことを考えると、賃貸は2年契約がほとんどだから違約金が発生するし、引っ越しも大変。


〇結論
杉谷の図書館は24時間利用できること、終バスが9時ということも考えると杉谷に住む方がややポイントが高いと思われる。部活、サークルは杉谷の団体に入るのがスタンダード(五福のサークルに入るのは2年目以降不便すぎる)だから部活サークル活動もやりたい人は尚更杉谷に住む方がいい。
ただし、QOL重視であれば五福に住むのもアリ。


[オマケ]
ちなみに、実は私は最初から杉谷とも五福ともちょっと離れた場所のシェアハウスに住んでいるのだが、五福にも系列のシェアハウスがある。第三の選択肢としてシェアハウスをオススメしておこう。一番のメリットは寂しくないということだが、家具家電を買わなくてよいということと、敷金礼金が不要ということも大きなメリットだろう。この2点だけで経済的メリットは20~30万円くらいにはなると思う。五福のシェアハウスであれば身軽でいられるから2年目以降の引っ越しも負担は少ない。興味のある方は「シェアライフ富山」で検索GO!いつでも見学可能だし、見学者は系列のゲストハウスにタダで泊まれます。
https://www.sharelife-toyama.com